現在では、複数の選手が9秒台を記録し世界レベルに追いつこうとしている日本の陸上短距離ですが、かつては世界と大きな差がついていました。
そんな中世界と戦い続けてきた短距離界のレジェンドの1人が末續慎吾さんで、彼らの躍進がなければ現在の日本陸上短距離界の好成績がなかった可能性もあります。
若いアスリートに記録面でこそ及びませんが、現在も末續慎吾さんは現役の陸上選手です。
世界陸上やオリンピックで活躍し、今も走り続ける末續慎吾さんのスタートや走り方の特徴について簡単にまとめました。
また、末續慎吾さんは選手以外の活動もスタートさせていて、平塚で陸上教室をオープンしたことも話題になっています。
イケメンなため、結婚してお嫁さんがいるのか気になっている方も多いです。
そこで、末續慎吾さんのプロフィールや走り方、実績についてや、平塚の陸上教室や結婚してお嫁さんをもらっているのかについて調べました。
末續慎吾のプロフィール
・オリンピック銀メダル(2008年北京五輪・4×100mリレー)
・世界陸上銅メダル(2003年パリ大会・200m)
また、2003年の日本選手権で記録した200m走の20秒03というタイムは、2020年現在も破られていない日本記録です。
末續慎吾の走り方
末續慎吾さんの走り方は、日本武術から考えられた「ナンバ走り」や「トカゲ走り」などと表現されることがあります。
柔らかさを感じる独特の上半身の動かし方が天性のバネを最大限に活かし、驚異的なスピードを生み出しています。
厳密には末續慎吾さんの走り方が「ナンバ」ではないと考える専門家が多いですが、メディアでは特徴的な末續慎吾選手のフォームを「ナンバ」と表現することが多くありました。
末續慎吾がメダルを獲ったスパイクはミズノ
末續慎吾さんは、東海大学を卒業後ミズノに入社しており、メダルを獲得してきた当時のスパイクも当然ミズノ製です。
現在マラソンで厚底シューズが注目されているように、記録が出ると必然的にスパイクにも注目が集まります。
当時、末續慎吾さんの記録を支えたスパイクは、軽量化を極限まで追求し、甲の部分に穴を空けた「スケルトン」であることが話題となりました。
ただ、現在の末續慎吾さんは、ミズノを退社しASICSのアドバイザリースタッフも務めているので、直近の試合で履いているシューズはミズノから変わっている可能性もありますね。
末續慎吾の現在
末續慎吾さんは、現在も現役の選手として活動しており、2019年には40歳目前にして100m10秒台という快挙を成し遂げています。
一方で、メディア出演や講演活動を行い、星槎大学で特任准教授に就任するなど、これまでの経験を活かした活動もスタートさせました。
しかし、仕事のベースは今も「走ること」で、競技への情熱は今でも失われていないことがよくわかります。
末續慎吾は2015年からプロ選手に
末續慎吾さんは、2015年からプロの選手として活動しています。
2008年北京五輪後には、無期限の活動休止を発表していた時期もありましたが、末續慎吾選手は今でも自らをアスリートとして位置付けています。
3年ほどのブランクを経てもなお、2016年に200mで日本選手権出場できるレベルまで記録を伸ばすことができた点は、驚嘆に値しますね。
末續慎吾はEAGLERUNという事務所を設立
末續慎吾さんは、現在EAGLERUNという事務所を設立し、陸上競技の指導や普及などを行っています。
ホームページを見ると、「走る事」における「自由」を表現したこの世界に継承していきたい、精神・世界観というコンセプトを掲げていることがわかります。
これまでの長い競技人生で培ってきた、末續慎吾さんの走りの哲学を伝えていくための、かなり壮大なプロジェクトであることが想像できますね。
末續慎吾は平塚で陸上教室スタート
末續慎吾さんの新しい事務所、EAGLERUNの活動の一環として開設した陸上教室は平塚市にあります。
会員制の陸上教室で、年齢や性別に関係なく入会できるのが特徴です。
専属コーチとして、多くの子どもたちの指導に携わってきた経験を持つ元陸上選手、荒川優さんが所属しています。
末續慎吾は現在総合格闘技などで鍛錬
末續慎吾さん自身は、現在自らのトレーニングに、総合格闘技やサーフィンなどを取り入れていると、インタビューで話していました。
走るトレーニングはあまり多くなく、加齢で衰えた筋肉を補うための、フリーウェイトなどにも取り組んでいます。
これから、40代を迎える末續慎吾さんが、選手としてどこまで驚異的な記録を出し続けるのかにも期待しましょう。
末續慎吾に結婚報道はなし
SNSやメディア出演で見かける末續慎吾さんの姿は、男性から見ても女性から見てもたくましいイケメンです。
そんな末續慎吾さんなので、かなりモテることも考えられますが、今のところ結婚報道は出ていません。
2000年代前半に唯一噂になったのは、マラソン選手・渋井陽子さんとの熱愛でしたが、2020年現在は2人の噂を耳にすることもなくなりました。
アンチ・ドーピングについて語る、末續慎吾さん。
言葉に重みがありますね!
短距離走のミズノのエースといえば、カール・ルイス選手でした!
そんな、カール・ルイス選手のユニフォームです^^
F1ドライバーのアイルトン・セナ選手もミズノユーザーでしたね!
ベテランアスリートの方々の言葉は、重みが違いますね!
指導を続けながら現役続行の末續慎吾
子供も含めて、あらゆる方に走りの哲学を伝える末續慎吾さんの生き方を調べていくと、生涯現役アスリートとして生きていく可能性が強く感じられます。
2020年現在も、日本選手権などの大会を目指してトレーニングを続けているので、40代での日本選手権出場や100m10秒台も期待したいですね。
もちろん、末續慎吾さんの教え子が、世界で活躍する瞬間も非常に楽しみです。