森井大輝選手は、アルペンスキー競技でパラリンピックに出場し続けています。
北京で6大会連続のパラリンピック出場という実績はすごいことであり、プロフィールや経歴が気になるところです。
アルペンスキーは高速で急斜面を滑り降りる競技なので、障がいがありながらどのように競技をするのか、どうして競技をするようになったのかなども興味深いですね。
所属チームでの用具開発といったエピソードも、非常に興味をそそられます。
そこで今回は、森井大輝(パラリンピックアルペンスキー)のプロフや経歴！所属チームはどこ？をテーマにご紹介します。
森井大輝のプロフィール
森井大輝選手は東京都出身のチェアスキーヤーです。
長年に渡り第一線で活躍を続けており、すでにチェアスキー界ではレジェンドと呼ばれる選手です。
これまでの経歴などを紹介します。
森井大輝がチェアスキーを始めたきっかけ
森井大輝選手は4歳からスキーを始めており、障がいは先天性のものではありません。
高校生の時にバイク事故で脊髄損傷という災難に見舞われました。
競技を始めてからすぐ世界的な選手になれたのは、もともとスキーをしていた経験が大きいでしょう。
チェアスキーを始めた森井大輝
森井大輝選手のすごいところは、障がいを抱えることになってからすぐチェアスキーに前向きな姿勢を見せたことです。
病室で長野五輪が放送されており、森井大輝選手はチェアスキーをテレビで観戦していました。
そして４年後、2002年のソルトレークシティー五輪でパラリンピック初出場しています。
森井大輝の経歴と所属チームはどこ？
森井大輝選手は、トヨタ自動車の社員です。
それ以前は富士通に勤務していた経歴がありました。
チェアスキーと自動車は、ある意味共通している部分があります。
軽くて丈夫であることが求められる、乗員の快適性、操作性も考えなければならないといった点ですね。
トヨタ自動車が森井大輝選手を迎え、ともにチェアスキーで世界一を目指しているのも納得がいきます。
森井大輝の挑むチェアスキー
森井大輝選手が挑んでいるチェアスキーは、板の上に座席が固定された特別なスキーで滑降する競技です。
通常のアルペンスキー同様、回転やスーパー大回転といった種目が設けられています。
スピードの迫力にも圧倒されますが、下肢の自由がきかない中でスキーを回転させるトップ選手たちのスキルに驚かされます。
もちろん、用具によっても成績が大きく左右されます。
森井大輝の五輪経験
森井大輝選手のパラリンピック初出場は2002年のソルトレークシティー五輪、そこから毎大会五輪出場を続けてきました。
2006年トリノ五輪から2018年平昌五輪まで、5大会連続でメダルを獲得しています。
北京五輪は、森井大輝選手にとって6度目の五輪となります。
すでに日本はもちろん世界の第一人者でもあり、メダルへの期待も高いです。
森井大輝はワールドカップや世界選手権でも活躍
森井大輝選手はワールドカップ、世界選手権でも長く活躍してきました。
ワールドカップでは、2011・2016・2017年と3度の総合優勝を果たしています。
世界選手権でも4度の優勝経験がある森井大輝選手は、間違いなく世界トップ選手の一人です。
金メダルへの思いが強い森井大輝
森井大輝選手がこれまで五輪で獲得してきたのは、銀メダルが4つと銅メダルが1つとなっています。
残念ながら、金メダルはまだ獲得していません。
そのため、森井大輝選手は金メダルに対して人一倍強い思いを持って五輪に臨んでいます。
コロナワクチンなどの影響もあり北京前は体調面に不安があるといったことも述べていましたが、前哨戦となる国内大会ではしっかり結果を出していました。
五輪でも力強い滑りに期待がかかります。
森井大輝のユニークなチャレンジ
森井大輝選手は、トヨタ自動車で働く中で社員として、チェアスキー選手として、様々な取り組みをしてきました。
レーシングドライバーの車に同乗し、コーナーリングや体重移動などスキーと共通するスキルを学び取ることもあります。
トヨタ社内のチームでは、森井大輝選手本人がテスト滑走などを担当します。
自動車づくりにもつながる技術開発に携わり、森井大輝選手は自らの用具進化にも努めてきました。
森井大輝選手のチェアスキー開発♪
どんな改良が加わっていくのか目が離せません^ ^
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ものづくりの技術とスキルで悲願の金を目指す森井大輝
森井大輝選手は、長年培ってきたスキーの技術とトヨタ自動車のものづくりの技術という2つの武器で6度目の五輪に挑みます。
過去5大会で4度の銀メダル、今度こそ金メダルという思いがあるだけに応援したいですね。
北京五輪で最高の結果を出してくれることを願いましょう。
今回は、森井大輝(パラリンピックアルペンスキー)のプロフや経歴！所属チームはどこ？をテーマにご紹介しました。
