来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックのパラ水泳で、日本代表を務める富田宇宙さん。
近年パラ水泳選手としての存在感が急激に増し、東京オリンピック・パラリンピックでの活躍が期待されています。
富田宇宙さんの熊本での出身高校や身長・年齢などのwikiやプロフィールはどのようなものなのでしょうか。
また彼女や元カノなどはいるのでしょうか。
今回は、東京オリンピック・パラリンピックで日本代表を務める富田宇宙さんの出身高校や身長や年齢などのプロフィール、彼女や元カノなどについてまとめました。
富田宇宙の読み方は?身長などプロフィール
富田宇宙さんはパラ水泳の選手です。
wikipedia風にプロフィール紹介すると以下の通りになります。
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名前…富田宇宙(とみたうちゅう)
生年月日…1989年2月28日生まれ
年齢…30歳
出身…熊本県出身
身長…168cm
体重…65キロ
出身高校・大学…済々黌高校・日本大学
在籍している大学…日体大大学院
在籍している会社…EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社
富田さんは熊本県にある「済々黌高校」の出身です。
また富田さんの名前である「宇宙」はそのまま「うちゅう」と読みます。
かつては名前の通り、宇宙飛行士になる夢があったと語っています。
富田宇宙が選手を務めるパラ水泳とは
パラ水泳は、障害のあるアスリートの為の水泳競技です。
パラリンピックでは1960年から開始されています。
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— Uchu Tomita (@Uchutter) 2019年12月9日
障害の種類や度合いに応じて分類され、同じレベルと見なされた選手同士で競う形となります。
視覚の障がいには3つのカテゴリーがあり、障害の度合いが高い順にS11・S12・S13の3種類であり、S11のレベルは全盲のスイマーが該当します。
富田さんは2017年に障害が進行したとして、13から11のレベルになっています。
富田宇宙の障害
富田さんには視覚障がいがあり、「網膜色素変性症」という病気を患っています。
網膜に異常が起こる病気であり、夜盲・視野狭窄・視力低下が現れるとされています。
徐々にその病態が進行することも特徴であり、人によっては個人差があると言われています。
富田さんは高校時代にその病気が発症し、現在は全盲の状態です。
富田宇宙のパラ水泳の記録
富田さんの記録はS13の時も素晴らしいものがありますが、S11に変更になったことでさらに世界に届く成果を見せています。
- 2018年…パンパシパラ100メートル自由形、400メートル自由形で金メダル獲得
- 2019年…パラ競泳世界選手権2019、男子400m自由形で銀メダル獲得
現在は東京オリンピック・パラリンピックでの活躍が期待されており、それに向けて練習を重ねているとされています。
富田宇宙のダンスの実績と元カノの存在
パラ水泳選手として活躍が期待されている富田さんですが、実はダンスの世界でも有名な方であり、大会で何度も優勝を飾っている方なのです。
大学時代は水泳ではなく競技ダンスに打ち込んでいた模様であり、視力の低下に合わせて視覚障がい者向けの「ブラインドダンス」の競技に移したようです。
元々競技ダンスでも全国に通用する腕前である富田さんは、ブラインドダンスでもその実力を遺憾なく発揮し、2016・2017年の全国大会で優勝しています。
またその実力を見込まれ、2018年に日本テレビが夏頃に放送している「24時間テレビ」でファッションモデルの佐藤栞里さんとペアを組んで出場しています。
その結果は見事1位!見事3連覇を成し遂げ、実力のほどを見せています。
ブラインドダンスの富田宇宙選手が、パラ水泳世界選手権で銀メダル! https://t.co/x7qHlULZ8N
— Uchu Tomita (@Uchutter) 2019年9月28日
しかし、実はそれ以前の大会で優勝した時の富田さんのパートナーは実は元カノであり、別れてしまったことにより佐藤さんとパートナーを組むことができたことを富田さんから語られています。
現在は恋の噂などは報道されていない様子ですが、東京オリンピック・パラリンピックに向けて忙しい時期であり、彼女はいないのではと推測されます。
富田宇宙のパラ水泳への経緯
富田さんは3歳の頃から水泳を始めており、高校までクラブ活動として継続しています。
と言っても水泳が好きで続けていたのではなく、夢であった宇宙飛行士になる為には体力をつけなければならないとした理由で継続していた模様です。
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高校時代に、徐々に目が悪くなる難病である「網膜色素変性症」を発症し、宇宙飛行士になる夢を捨てると同時に水泳からも遠ざかったとしています。
第24回 富田宇宙(競泳)「自分へのミッション」
異変を感じたのは、高校2年。黒板の文字が見えにくくなった。眼鏡を作るため検眼すると、単純な近視ではないことがわかる。大学病院での精密検査の結果は、網膜色素変性症だった。
病気が判明し、高校卒業時に水泳をやめた。
「水泳だけではありません。熱心に取り組んでいたものは何もかも放り出しました」
宇宙飛行士の夢が、病気で断たれた。「毎日、死にたいと、そればかりを考えていました」
引用元:NHK(https://sports.nhk.or.jp/paralympic/article/style/304709/)
小さい頃から目指していた夢を断念しなければならないという事態に富田さんはかなり落ち込んだ模様です。
大学を卒業し社会人になってからたまたま出場したパラ水泳で成果を出し、それによって少しずつ水泳へのめり込んでいった模様です。
富田宇宙のパラ水泳への熱意
パラ水泳によって世界の檜舞台に躍り出ることになった富田さんですが、それでも現在においてなお、自分の人生について考えることがあるようです。
視覚障害によって、人生の道を大幅に変更しなくてはならなくなったことはやはりショッキングな出来事で、水泳によって立ち直ったというような美談ではない模様です。
第24回 富田宇宙(競泳)「自分へのミッション」
視力を失った時に、将来に絶望して死にたいと思っていた。パラ水泳の選手として東京パラリンピックでの金メダルを目指している現在、自分の障害、人生とどう向き合っているのか。
「……うーん。一つの、役割、使命なのかな。純粋に水泳が楽しいとか、水泳のおかげで立ち直れたという感覚は、正直あまりありません」
現在も、自分をどう受け入れ、どう生きるべきかを模索中、ということなのだろうか。それでも、と言葉をつないだ。
「関わってくれるタッパーの方々やコーチはもちろん、水泳部の仲間などたくさんの支援者があって水泳を続けられています。そういう人たちに対しての恩返しは、東京で結果を出すこと。今は、そこに向かって自分にできることに邁進するのみ、です」。引用元:NHK(https://sports.nhk.or.jp/paralympic/article/style/304709/)
来年の東京オリンピック・パラリンピック、そして今後の彼の活動に注目が集まります。
富田宇宙の今後の活躍に注目
苦悩しつつも、その時にできる限りの躍動を続けている選手であるという印象を持つ方である富田宇宙さん。
今後も富田さんの活躍は私達に感動を呼び起こすことでしょう。
仲間がいると練習に気合が入る💪
急成長の若手(?)注目株🏊♂️
同級生でパラ歴も同じ、タイムも丁度同じ😄
泳ぎのアドバイスもくれる最高の練習パートナーです✨#久保大樹 #パラ競泳 #日体大 #パラリンピック #roadtotokyo2020 #oen2020 pic.twitter.com/aVZmj3IqN1— Uchu Tomita (@Uchutter) 2019年12月7日
富田さんのますますの活躍に期待したい所です。
今回は、東京オリンピック・パラリンピックで日本代表を務める富田宇宙さんの出身高校や身長や年齢などのプロフィール、彼女や元カノなどについてまとめました。