東京五輪のマラソンの日本代表候補として名前が挙がっている井上大仁選手。
大きな大会でのその目覚ましい活躍や、その走り方のフォームの美しさなどで話題となっています。
井上大仁選手のフォームやマラソンでの実績はどのようなものなのでしょうか。
井上大仁選手の評価や年棒(収入)はどんなものなのでしょうか。
井上大仁選手の出身大学や現在の所属先はどちらなのでしょうか。
今回は、東京五輪のマラソン日本代表候補である井上大仁選手のフォームや実績、評価や年棒(収入)、出身大学や現在の所属先についてまとめました。
井上大仁は日本代表候補のマラソンランナー
井上大仁選手は、日本代表候補のマラソンランナーです。
早速プロフィールをご紹介します。
井上大仁の実績チェック
井上大仁選手は山梨学院大学出身であり、当時は駅伝の主力選手として活躍しています。
2年生から4年生にかけて駅伝に出場、2012年度の2区の区間賞受賞など長距離走のエース選手として注目されていました。
卒業後はMHPSに入社し、実業団に所属し実業団駅伝に毎年出場しています。
また個人としては2016年の「第71回びわ湖毎日マラソン」を皮切りに、国内外を問わず出場・活躍。
2017年2月東京マラソン…8位
2018年8月東京マラソン…5位
2018年のジャカルタアジア競技大会…優勝
【アジア大会】井上大仁が優勝 日本勢32年ぶり金メダル 男子マラソン
ジャカルタ・アジア大会は25日、陸上が始まり、男子マラソンで井上大仁(MHPS)が、2時間18分22秒で優勝した。日本歴代4位の2時間6分54秒の記録を持つ井上は、エルハッサン・エラバッシ(バーレーン)との最後のトラック勝負をラスト100メートルで制し、1986年ソウル大会の中山竹通以来の32年ぶりの日本勢優勝を果たした。今大会の日本選手団の金メダルはこれで30個目。
引用元:産経ニュース(https://www.sankei.com/sports/news/180825/spo1808250016-n1.html)
現在では、東京五輪の出場に大きな影響力を与える東京マラソンに向けて、特訓している模様です。
評価はケニア人にも対抗できる
井上大仁選手の評価はどのようなものなのでしょうか。
まだ27歳であることを考えれば、驚異的な実力の持ち主と言っていいでしょう。
また井上選手が所属するMHPSの監督である黒木純監督は、2017年の世界陸上前に、井上選手はケニアに対抗できる人材であると語っています。
「ケニア人と勝負できる」。監督も太鼓判、井上大仁が世界陸上マラソンに挑む。
「世界陸上なら、2時間8分、9分台でいけるような準備ができれば、ケニアの選手とも十分に勝負できます。井上には、東京マラソンの前にも『世界と戦うには1km3分ペースではダメ。失敗してもいいから突っ込んでいこう』と話して、その通りのレースをしてくれました。10kmまで突っ込んでから耐えることができたことで、いいイメージが作れたんじゃないかと思います」
10km以降はペースを落としたものの、38km地点で設楽悠太(Honda)をかわし、日本人トップでゴールした。井上本人は、レース後に「設楽さんを離してから足が動かなくなってしまった」と反省したが、日本男子マラソン界の新星誕生に世間は大いに沸いた。しかし、黒木監督はそんな井上を「東京五輪でメダルを狙える」と入社当初から高く評価していた。
引用元:ライブドアニュース(https://news.livedoor.com/article/detail/13433614/)
ケニアと言えば金メダルを連発している強豪国であり、その実力の高さと厚さはかなりのものです。
今後、黒木監督の言う通り東京五輪で金メダルを獲得することができるのか、注目が集まります。
現在の所属先はMHPS
井上大仁選手はMHPS(三菱日立パワーシステムズ)に所属し、その実業団に入っています。
MHPSは様々な大会で入賞を果たす強豪チームであり、全国にその名を轟かせています。
また2014年の仁川アジア大会で銀メダルを獲得した松村康平選手もMHPSの一人であり、その選手層の厚さを窺えます。
アジア制した井上大仁「一番強いのは自分」大迫傑に対抗心
「長崎から世界へ」が部のキャッチフレーズ。三菱重工長崎駅伝部として創部し、1988年からマラソン部に改称した。練習は1カ月当たり800〜千キロほどの走り込みが基本。坂が多い長崎市内をじっくりと走り、長い戦いに耐えられる体と心を鍛える。
引用元:西日本スポーツ(https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/543022/)
出身大学は山梨学院大学
井上大仁選手は、山梨学院大学出身です。
駅伝の常連大学であり、2019年では出場を逃していますが、それ以前では33年連続で出場を果たしている強豪大学です。
また箱根駅伝では、1992年・1994年・1995年に優勝を果たしています。
残念ながら近年では低迷気味であるとされており、今後の改善などに期待がされている状態となっています。
美しいフォームに注目
井上大仁選手のマラソンの強さの秘密の一つに、走り方のフォームが美しいこと挙げられます。
MHPS 井上大仁選手 区間新記録
芸術的に美しいフォーム#ニューイヤー駅伝 pic.twitter.com/jSzmq9shTR— Eine★ (@Eine06) January 1, 2020
上半身をほとんど揺らすことなく、身体のエネルギーを前に進むことのみに集中させたフォームとしてその強さと美しさが話題となっています。
東京マラソンにこんなに興味持ったのは初めて。駅伝のファン歴も浅いからね。笑
明日は特に設楽啓太くんに注目したい!村山くんも気になる。勿論大迫くんも。てか井上大仁くんは走らないのか〜。ニューイヤー見て、凄い綺麗なフォームでグイグイ行く姿に痺れた!
皆の健闘を祈る。 #東京マラソン— さゆり (@sayurisayuri88) March 2, 2019
井上大仁の強さの秘密に負けん気あり
またその強さの秘密の一つとして、井上大仁選手の強気で負けん気があると言われています。
MHPSは伝統のあるマラソン実業団であり、そうした意識を持って走っていることを明かしています。
アジア制した井上大仁「一番強いのは自分」大迫傑に対抗心
男子に3選手を送り出す三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、出場全選手の所属名で唯一の「マラソン部」。昨夏のジャカルタ・アジア大会で日本人32年ぶりの優勝を果たしたエースの井上大仁は部の伝統と誇りを背負って走る。「大迫選手が日本記録を持っているけど、一番強いのは自分。そこは引けない」
引用元:西日本スポーツ(https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/543022/)
人は背負うものが大きいほど大きく成長すると言われていますが、井上大仁選手はどのような活躍をするのか、注目が集まります。
井上大仁の年棒(収入)もチェック
様々な国際大会で素晴らしい記録を打ち立てており、東京五輪の代表候補として注目を集めている井上大仁選手。
現在の収入はどれくらいなのでしょうか、トップスアリートの年収って気になります。
井上大仁選手は実業団に所属しているマラソンランナーであり、主な収入は以下の2つと言えます。
所属先からの給料
大会での賞金(報奨金)
では、それぞれについて考察していきしょう。
年棒(収入)を給料から考える
井上大仁選手はMHPSに所属している実業団選手です。
残念ながらMHPSの選手の給料は明かされていない状況であり、一般的な額から算出するしかない状況です。
実業団陸上選手の平均給料並びに、平均年収は以下の通りです。
平均給料…25万円
平均年収…310万〜405万円
参考:給料BANK(https://kyuryobank.com/sports/workteam_athletes.html)
平均ということで上下する金額ですが、オリンピック代表候補であることを考えれば上位に属していると考えられます。
井上大仁の年棒(収入):大会での賞金や報奨金
またマラソンランナーは様々な大会に出場しており、その成績によって賞金や報奨金を受け取ります。
井上大仁選手が出場した大会で大き目なものと言えば、以下の2大会が挙げられます。
2018年2月東京マラソン…5位
2018年8月ジャカルタアジア競技大会…優勝
東京マラソンでは1位から10位までに賞金が出ており、5位では75万円となっています。
井上大仁選手は2018年の東京マラソンでの健闘ぶりを称え、日本実業団陸上競技連合から奨励賞として1000万円を贈られています。
井上、1000万円で悔し「隣の人は桁が違う」/マラソン
表彰式では、日本勢2位の2時間6分54秒で5位となった井上大仁(ひろと、25)=MHPS=にも奨励賞の1000万円が贈られた。前夜は「横になると試合のことを思い出して眠れなかった」そうで、設楽悠に負けた悔しさは強い。激励賞も「隣の人(設楽悠)は桁が違う。『次は』と欲が出る」と、記録更新を誓っていた。
引用元:サンスポ(https://www.sanspo.com/sports/news/20180227/ath18022705020001-n1.html)
なお、ジャカルタアジア競技大会での報奨金等については詳細が明かされていない為不明です。
奨励賞による受賞金1000万円は置いておくとしても、大会の賞金・報奨金は給料に比べて決して低くない金額の収入であると考えて間違いと思われます。
以上の推測から井上大仁選手の年収は500万〜1000万円の間であると言えるでしょう。
今後の東京マラソンや東京五輪での活躍によっては、さらに伸びるものであるとも言えます。
井上大仁はuverworldでテンション調整
一流のアスリートは様々なリラックス方法を持っているとされていますが、井上大仁選手はどのような方法を持っているのでしょうか。
一つの方法として音楽を聴くというものがありますが、井上大仁選手はロックバンド「uverworld」の音楽を聴いてテンションを高めている模様です。
井上、“UVERパワー”で日本記録更新だ!勝負曲聴いて「優勝争いに絡む」
試合前にはマラソン練習中に聴いていた曲をベースに自分で「セットリスト」を作ってテンションを上げるといい、東京マラソンに向けたリストもほぼ完成。「練習はしっかり積めているので調子は悪くない」と自信を見せる。
中学校の卒業文集にも「好きな歌」として挙げるほどの熱烈ファン。「(UVERは)日本記録を出したのでファンとしても付いていきたい」と音楽の力を味方に大記録に挑戦する。
引用元:ヤフーニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00000121-spnannex-spo)
中学生時代から聴いているとなるとかなり年季の入ったファンであり、井上大仁選手のマラソンと切り離せないものがあると言えるでしょう。
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井上大仁の今後の活躍に注目
井上大仁選手は東京五輪の代表選考会の一つと目される東京マラソンに向けて特訓を重ねている模様です。
そこでどのような活躍をするのかに注目が集まっています。
今後もますます活躍するであろう井上大仁選手選手に注目です。
今回は、東京五輪のマラソン日本代表候補である井上大仁選手のフォームや実績、評価や年棒(収入)、出身大学や現在の所属先についてまとめました。