田中治久さんはゲーム音楽史の分野について研究してきた第一人者です。
面白い研究をしている方なので、出身大学や高校といったプロフィールや年収、家族について気になります。
どうしてゲーム音楽に興味を持ったのか、どんな経歴をたどってきたのかにも興味を覚えます。
そこで今回は、田中治久のwikiプロフや年収!出身大学や高校はどこ?家族について!をテーマに調べました。
田中治久のプロフィールや家族について
Hallyさん @hallyvorc 言いくるめて #ゲースキ に巻き込んだ!もういいイベントになるの確定だよ! pic.twitter.com/F91xsTX6yE
— 細井そうし🎧ゲーム音楽家 8/21 エレナガ歌謡ショー (@hosplug_hosoi) April 12, 2021
誕生日:不明
出身地:不明
職業:ゲーム音楽史研究家・作編曲家・チップアーティスト
田中治久さんは「hally」という名前でも知られるゲーム音楽史研究家です。
公式ホームページに自らの活動や仕事の経歴などについての記載はありますが、残念ながら家族や生年月日などプロフィールに関する紹介は全くありませんでした。
ただ幼少期(80年代初頭)からゲーム音楽に親しんできたという一文を見る限り、70年代後半生まれの40代であると考えられます。
田中治久が魅力を伝えるチップチューンとは
田中治久さんが自らもアーティストとして作曲と編曲をする「チップチューン」は、いわゆる昔の「ピコピコ」感のあるゲームBGMの様な音楽です。
昔のゲーム音楽は、ゲーム機に内蔵された音源チップから音を出していました。
昔はゲーム機のスペック的に、こうした軽い音楽しか奏でる事ができなかった事情があります。
しかし現在では、他にはないチップチューンの個性が独自の魅力として捉えられる事もあります。
田中治久はチップアーティスト
田中治久さんは自身もチップアーティストとして、ライブなどの活動を行っています。
ゲーム音楽への楽曲提供も多数行ってきました。
様々な活動から収入を得ている方なので、年収の予想は立てにくいですね。
SNSのプロフィールなどを見ると特定の企業に所属しているという記載がないので、作曲や講演活動などだけで生活できるほどの収入を得ていると考えられます。
田中治久の出身大学や高校はどこ?
講義を終えて帰宅。90分という短い時間枠ながら、ファミコン音源初体験の皆さんに音楽の骨組みを形作ってもらうところまでは持っていけた。続く課題提出が楽しみです。 pic.twitter.com/4ZmiWq10hT
— hally (VORC) (@hallyvorc) July 9, 2021
田中治久さんは学歴などについても詳しい情報がありません。
ゲーム音楽史の研究と言う独自な研究がいつから、どこで開始されたのか、研究自体の経緯も気になりますが、残念ながら分かりませんでした。
しかし、90年代から音楽の分野で活発に活動していた事は分かっています。
日本初のネットレーベル「カミシモレコーズ」主宰を経て、現在のようにライターとしても活躍するようになったのは2001年からです。
その後ゲーム音楽を収集しながら多くの著書や評論を手掛け、ゲーム音楽専門配信サイト「EGG MUSIC」のプロデュースを行っています。
田中治久の著書
田中治久さんの代表的な著書がいくつかあります。
・『ゲーム音楽ディスクガイド─Diggin' In The Discs』(2019)
『ゲーム音楽ディスクガイド』は、2020年に大好評につき第二弾も発売されました。
日本のゲーム音楽40年の歴史の中で生まれてきたレコード・アルバムをレビューした本です。
「ゲームそのものに思い入れがある」前提ではなく、音楽的な観点から優れた音楽を評価しているというところでしょう。
東京大学で講師もした田中治久
田中治久さんは2021年、東大で講師をしています。
「耳を啓く、音を創る~感性と知性の協働のためのサウンドデザイン入門」という科目の6回目の講義、「チップチューンによるゲームサウンド制作の実践」担当です。
ファミコンの音楽がどのように作られているのかについて講義していました。
田中治久のゲーム音楽史のとらえ方
ちなみに1回目は「メカニクス/シグナル/ワールド~ビデオゲーム・オーディオの諸相」と題して、ゲームサウンドの認知論をやってきました。『ゲーム学の新時代』に寄せた論考のアップデート版。聴き手主体のゲームサウンド研究はまだまだ世界的にも希少なので、いずれちゃんとまとめたい。 pic.twitter.com/8rmDYf8GtN
— hally (VORC) (@hallyvorc) July 8, 2021
田中治久さんのゲーム音楽の研究は、「チップチューン」の時代と現在で変化しています。
「チップチューン」の時代は、ファミコンやゲームボーイといったハードやメーカーによって音楽を分類する事ができました。
しかし最近のゲームは容量などの制約がなく、ゲーム内で自由に音楽を楽しむ事ができます。
現在のゲーム音楽については、ロックやプログレなどの音楽性という見地から分類し、評論をしています。
「ゲーム音楽」を一つのジャンルとする田中治久
田中治久さんのゲーム音楽史評論は、ゲームファンだけに向けたものではありません。
現在日本では、映画のサントラを楽しむ様にゲームのサントラが販売されており、ゲーム音楽単体を聞くという方も多くいます。
そんなゲーム音楽文化が成熟してきた日本ですが、「ゲーム音楽」を音楽の一ジャンルとして捉え、詳しく研究してきた方は田中治久さんが初めてではないでしょうか。
田中治久の考えるゲーム音楽の今後
田中治久さんはゲーム音楽の魅力について、今後も「チップチューン」を体験していない若い世代にも伝えたいと考えています。
また、最近はゲームユーザーが遊ぶゲームの主流は配信型のスマホゲームになりつつあります。
こうしたゲームは、配信が終わってしまうとゲームで使われていた音楽も聴く事が困難になってしまいます。
著書で過去のゲーム音楽の「名盤」を紹介してきた田中治久さんは、ゲーム音楽の「アーカイブ」についても議論の余地があると考えています。
田中治久さんのゲーム音楽トーク♪
ゲーム音楽はマイナー曲も名曲多いですね^ ^
チップチューンが気になったらコレ♪
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田中治久が研究するゲーム音楽史に注目
『インディ・ゲーム名作選』見本誌いただきました。執筆陣の皆様がそれぞれに深い知見をお持ちなため、おかげさまでかなりずっしり詰まった一冊に仕上がったんじゃないかなと思います。来週には書店に並びますので、なにとぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/l8hjoCv31D
— hally (VORC) (@hallyvorc) April 5, 2021
田中治久さんはゲーム音楽史研究の第一人者であり、ゲーム黎明期からあらゆるゲーム音楽を聴いてきた方です。
若い世代にも「チップチューン」が持つ魅力を発信してきました。
一方、音楽とゲームの主従関係が逆転した「音ゲー」「リズムゲー」の登場など、ゲーム音楽を取り巻く環境も近年は大きく変わっています。
今後も田中治久さんがゲーム音楽の研究を通じ、音楽界やゲーム業界にどんな影響を与えていくのか楽しみですね。
今回は、田中治久のwikiプロフや年収!出身大学や高校はどこ?家族について!をテーマに調べました。