2021年に行われた第97回箱根駅伝。
駒澤大学は往路3位、復路2位で、見事に総合優勝を果たしました。
大八木弘明さんは、その陸上競技部を率いている監督です。
大八木さんがコーチに就任して以降の駒澤大学は飛躍的に向上しています。
名監督大八木弘明さんですが、ランナーとして活躍していた現役時代の身長や体重のどれくらいだったのでしょうか。
また、若い頃は川崎市で勤務していた様です。
そこで今回は、大八木弘明のプロフや年収!若い頃は川崎市で勤務!現役時代の身長や体重!をテーマにしてまとめました。
大八木弘明のプロフィール
大八木弘明さんは、陸上競技の元選手でマラソンと中長距離選手の指導者です。
駒澤大学陸上競技部監督で、関東学連駅伝対策委員会のメンバーを務めています。
大八木弘明さんが会津高田一中(当時)2年の時に、校内マラソンで優勝したのがきっかけで陸上に夢中になります。
しかも、中学校入学時は、体重が100kg近くあったんだとか。
大八木弘明の高校時代
しかし、福島県駅伝常勝の陸上部で練習を積み重ね、中学3年時にはジュニアオリンピックの前身であるジュニア選手権3000mにて全国5位の実績を残します(9分09秒6)。
高校は福島県立会津工業高等学校に進学しますが、走りすぎによる故障(疲労骨折)と貧血に苦しめられる3年間を過ごします。
大学進学は家庭の事情により一度諦め、高校卒業後は就職されています。
大八木弘明の現役時代の身長や体重
高校を卒業した大八木弘明さん。
小森印刷(現:小森コーポレーション)に就職し、早朝や昼休みを利用してランナーになるべく練習を続けます。
小森印刷で4年間勤務後に、駒澤大学経済学部2部(夜間部)に入学。
昼間は川崎市役所で働き、勉強と練習に勤しみます。
大学生と区役所職員の二重生活を送りながら、関東インカレ(2部)をはじめ、様々な大会で好成績を残しました。
箱根駅伝に3回出場し、好成績をおさめています。
・第61回大会(1985年) 2区(22.7km)1時間11分43秒(区間5位)
・第62回大会(1986年) 2区(22.7km)1時間10分00秒(区間賞)
大学卒業後、成績が評価され株式会社ヤクルトに入社し、コーチ兼選手として実業団選手となります。
残念ながら、現役時代の身長や体重などのデータは残されていません。
大八木弘明は川崎市で勤務
1995年、ヤクルトで実業団人生を送っていた大八木弘明さんのもとに、駒澤大学陸上競技部からコーチ就任の打診がありました。
大八木弘明さんは迷った後に、駒澤大学陸上競技部へと移ります。
1995年近辺の駒澤大学は、箱根駅伝の順位が12~13位と成績が低迷していましたが、その後常勝チームへと変わります。
大八木弘明さんは指導力を高く評価され、2002年4月に助監督、2004年4月には監督へと就任しています。
駒澤大学での主な指導成績
駒澤大学での主な指導成績は次の通りです。
・第75回(1999年) : 総合2位(往路優勝)
・第76回(2000年) : 総合優勝(往路・復路完全制覇)
・第78回~第81回(2002年~2005年) : 総合優勝(4連覇)
・第84回(2008年) : 総合優勝(往路2位、復路優勝)
・第86回(2010年) : 総合2位(往路8位、復路優勝)
・第89回(2013年) : 総合3位(往路9位、復路優勝)
・第97回(2021年) : 総合優勝(往路3位、復路2位)
・第33回/第34回(2001年/2002年) : 優勝(2連覇)
・第36回(2004年) : 優勝
・第38回~第40回(2006年~2008年) : 優勝(3連覇)
・第43回~第46回(2011年~2014年) : 優勝(4連覇)
・第52回(2020年) : 優勝
・第25回(2013年) : 優勝
大八木弘明の指導方法
大八木弘明さんがコーチに就任した際、食生活の改善と選手の意識改革から始めます。
選手の学生寮に妻を呼び、選手たちのために朝・昼・晩の三食の食事をで栄養を改善しています。
また、グラウンド外での走り込みの練習では、軽トラックに乗った大八木さんが選手の後方からついて行き、スピーカー片手に大声で怒鳴ります。
第84回箱根駅伝で大八木弘明さんに「男だろ!!」と鼓舞された藤田敦史さんは、今ではコーチとして駒沢大学で指導しています。
大八木弘明の年収について
大学の陸上競技部監督は、実業団から出向してくる方もいるので、給与支払者が実業団なのか大学なのかなどで金額も異なってきます。
大八木弘明さんは企業からの出向ではなく、陸上競技部監督専任です。
例えば高校野球の某強豪校のケースでは、野球部監督は専任ですが、その立場は理事待遇とされています。
給与も準じているようです。
ですから大八木弘明さんの年収を推定するのは困難ですが、成果を見ればそれなりの対価は支払われているでしょう。
大学教授の平均年収は1070.5万円なので、これと同額かそれ以上ではないかと推察します。
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大八木弘明のこれからも注目
以上、大八木弘明さんについて見てきました。
選手としても結果を残していますが、指導者になってからのV字回復が凄いですね。
1995年4月にコーチに就任するわけですが、その2年後の1997年には箱根駅伝で復路優勝、出雲駅伝では優勝を果たしています。
大八木弘明さんは陸上競技指導者になるべくして生まれてきた方なのかも知れません。
これからも注目していきましょう。
今回は、大八木弘明のプロフや年収!若い頃は川崎市で勤務!現役時代の身長や体重!をテーマにしてまとめました。