かつて高校バレーボールで活躍し、その目を見張る活躍と可愛らしさから「春高ヒロイン」とも称された二見梓さん。
現在ではビーチバレーの世界に身を置いており、今年の東京五輪での出場を目指して活動しています。
二見さんのプロフや経歴はどのようなものなのでしょうか。
また高校はどちらなのでしょうか。
二見さんがバレーボールの世界から引退した理由はどの様な理由なのでしょうか。
今回は、元バレーボール日本代表にして二見梓(東レ)さんのプロフや経歴!高校はどこ?バレーボール引退理由は?をテーマにまとめました。
二見梓(ビーチバレー選手)のプロフをチェック!
二見梓さんは、ビーチバレーの選手です。
1992年5月15日生まれの27歳、神奈川県出身です。
ビーチバレーではミドルブロッカーです。
身体的特徴は以下の通りです。
利き手…右
身長…181cm
体重…68キロ
現在は大手化学企業である東レに勤務するかたわら、ビーチバレーの選手としての活動を続けています。
2020年の東京五輪の出場を目指します。
二見梓のビーチバレーの経歴や実績
二見さんは2016年7月からビーチバレーの世界に入っており、その高身長を活かしたブロックと機動力が強みの選手とされています。
二見さんは国内外のビーチバレーの大会に出場し、様々な活躍を見せています。
FIVBワールドツアー鉄州大会…9位
アジア競技大会…5位
2018年日本ランキング13位
東京五輪では開催国である日本は優先枠1チームを作れる権利があり、二見さんはそれを狙うことが五輪出場の最短距離であると言われています。
二見梓が活躍しているビーチバレーの魅力
ビーチバレーは砂浜にネットを張ったコートを舞台として、2人1組で対戦するスポーツです。
元々はビーチでのレジャーとして行われていましたが、その面白さが普及すると共にスポーツとして生まれ変わり、1996年アトランタオリンピックから正式種目に選ばれています。
バレーボールから派生したスポーツとも言え、ルールにおいてかなり似通っている部分はありますが少人数制です。
そして、バレーボールより少人数制なので、更なる集中力が要求される・更なるチームワークが要求されると言われています。
また観戦する面白さとして、以下の点が挙げられます。
砂浜が舞台ということで、砂が巻き起こるなど派手なプレイが見られる
屋外、それも夏の海岸ということで、高揚した気持ちで見ることができる
二見梓のバレーボール選手としての経歴
現在、二見さんはビーチバレーの選手として東京五輪出場を目指し活動しています。
しかし、元はバレーボール選手で日本代表として選ばれたことのある実力者です。
ここで、二見さんの高校時代や東レ所属時代のバレーボールの実績について紹介します。
二見梓のバレーボール選手としての経歴:大和南高校
二見さんは神奈川県にある「大和南高校」に進学しています。
大和南高校はバレーボールの強豪校であり、たびたび全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(通称:春高バレー)などの全国大会で優勝を果たしています。
二見さんはその強豪チームの中でも大活躍をしていました。
春高バレーで1年生の時にベストルーキー賞受賞
またその可愛らしい美貌も相まって「春高ヒロイン」と評される
3年生の時にキャプテンに就任し、チームをけん引する
ユース日本代表に選出
ただ、残念ながら自身が望んでいた「日本一」と言える全国大会での優勝は果たせずじまいとなっています。
二見梓のバレーボール選手としての経歴:東レ・アローズ
2011年、二見さんは高校卒業後に東レに入社し、名門バレーボール実業団である「東レ・アローズ」に入団します。
滋賀県に本拠地を置くチームであり、全国大会などでたびたび優勝を果たしている強豪チームです。
ここで二見さんは2年目にレギュラーとして選出され、その年のリーグ戦では優勝を果たしています。
また国際大会などにも日本代表として選ばれており、その実力が余すところなく発揮された、と言えるでしょう。
2015年にバレーボールを引退するまで、東レの中心メンバーとして活躍しています。
二見梓のバレーボールの引退理由
二見さんは誰もが認める素晴らしいバレーボール選手として名を馳せていましたが、2015年に突然の引退をしています。
二見さんはバレーボールを続ける中で苦悩が芽生えていった模様であり、それについて以下のように語っています。
ビーチバレー二見梓が進む真っすぐな道
神奈川の海から目指す、東京五輪の表彰台入団直後の2011/12シーズン終盤からチャンスをつかみ、レギュラーとしてコートに立ち、夢だった日本一は現実になった。一度勝てばもう一度勝ちたい、とさらに目標が高くなるのも自然な流れではあったが、1年、また1年と時間が過ぎるたび、別の思いを抱くようにもなったと言う。
「せっかく全日本に選んでもらっても、直前に捻挫をしてしまって、『ついてないな』とか『向いていないのかな』とマイナスに考えてしまうことのほうが増えたんです。そうなると自然にバレーボールが楽しいとは思えなくなって、このまま中途半端な気持ちでバレーボールをやるぐらいなら新しいことがしたい、と思うようになりました」
引用元:東京オリンピック・パラリンピックガイド(https://2020.yahoo.co.jp/column/detail/201712220007-spnavi?page=2)
また上記の理由以外に、いわゆる「普通の女性の生き方がしたい」とした願望が芽生えてきたことも語っており、それが主原因とみられています。
その後はバレーボールからはキッパリと縁を切り、普通のOLとして穏やかな気持ちの中で生活していた模様です。
二見梓がビーチバレーで復帰した理由
そうした生活の中で、ビーチバレーというスポーツの戦場に舞い戻った理由はどのようなものなのでしょうか。
それは2020年の東京五輪の開催が原因であり、それについて二見さんは以下のように語っています。
二見梓、春高バレーからビーチのヒロインへ!突然の引退、復帰への思いを語る
そんな二見選手のバレーボール人生が再び動き始めたのは、東京オリンピックの開催が決まったとき。「決まったけど、うれしくない。東京オリンピックがきたときに、私はここで普通にOLで働いていて、素直に日本選手団を応援できないなって」と感じ、二見選手は再び戦いの地に戻ることを決意します。ただし、その舞台は…砂に足を取られ、さらに選手交代も無いビーチバレーボールでした。
引用元:フジテレビ(https://www.fujitv.co.jp/muscat/20180864.html)
その中で選んだ戦場は、かつて自分が活躍していたバレーボールの世界ではなく、ビーチバレーの世界でした。
二見さんはかねてから趣味としてビーチバレーを行っていたようであり、そちらの方では終始楽しくプレイできていたことが、ビーチバレーの世界を選んだ理由とされています。
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二見梓の今後の活躍に注目
二見さんは惜しまれつつバレーボールの世界を引退しましたが、現在行っているビーチバレーの方が自身の気質にあっている模様であり、心から楽しんで行っている様子が確認できます。
二見さんは東京五輪に出場を果たすことが出来るのか、そして活躍することができるのか、今後も注目していきたいですね。
今回は、元バレーボール日本代表にしてビーチバレーの選手である二見梓さんのプロフや経歴、出身高校、バレーボールを引退した理由などについてまとめました。