2020年はコロナ禍のため中止になってしまった春の甲子園(選抜)ですが、2021年は無事開催予定です。
注目を集めている高校の1つが九州大会で勝ち進んだ長崎県立大崎高校で、監督の清水央彦さんの指導力が高く評価されています。
指導力に定評のある清水央彦さんが長崎県立大崎高校野球部監督になるまでのプロフィールや出身大学などの経歴が気になります。
実は、清水央彦さんは大学を卒業後長く野球部の指導者を続けていますが、その監督人生は決して順風満帆ではありません。
そこで今回は、清水央彦(長崎県立大崎高校野球部監督)のwikiプロフや経歴!出身大学はどこ?をテーマにまとめてみました。
清水央彦(長崎県立大崎高校野球部監督)のプロフィール
誕生日:1971年2月23日
出身地:長崎県
学 歴:長崎県立佐世保商業高校→日本大学卒業
所 属:長崎県立大崎高校野球部
職 業:高校野球監督
清水央彦さんは長崎県立大崎高校野球部監督として、2021年春の甲子園大会の同校野球部を率いています。
長崎県内での実績は十分で、その指導力で高校野球関係者からも注目を集める存在です。
大崎高校が甲子園で快進撃を続ければ、さらに清水央彦さんの名前が全国に知られるようになる可能性も高いですね。
清水央彦の出身大学はどこ?
清水央彦さんは学生時代自らも高校球児でしたが、甲子園出場経験はありません。
出身の長崎県は様々な強豪校が甲子園に出場しており、公立の学校が勝ち進むのは困難です。
その様な状況で、公立校を率いて甲子園出場を勝ち取った清水央彦さんの快挙が目立ちます。
清水央彦さんは高校卒業後日本大学に進学し、指導者として故郷の長崎県に戻られました。
清水央彦の指導者としての経歴
清水央彦さんがこれまでに指導してきた高校を見てみましょう。
・清峰高校
・佐世保実業高校
特に清峰と佐世保実業と言えば、高校野球ファンならすぐに強豪校と認識できる有名な学校です。
特に清峰高校は2009年春の甲子園で優勝しています。
しかしこの部員たちを育てた清水央彦さんは行き過ぎた指導で監督を辞任しており、甲子園のベンチに姿がありませんでした。
2021年春の甲子園、清水央彦さんは監督として初めて甲子園の優勝を経験することができるでしょうか。
清水央彦の二度の不祥事
清水央彦さんは優れた指導者として知られていますが、残念ながら過去には暴力事件で2度の過ちを経験しています。
一度目は2008年清峰高校、その後就任した佐世保実業高校でも暴力事件の当事者となりました。
特に佐世保実業高校では年長の部員に対し、辞める部員を「殴ってでも引き留めろ」という指示を出した上この事件を隠蔽しています。
教育の一環でもある高校野球でこの不祥事は非常に重く受け止められ、高野連から清水央彦さんは無期限の謹慎処分を受けました。
清水央彦の教え子は今村猛ら
清水央彦さんが教えてきた部員の中には、プロになった教え子もいます。
特に清峰高校時代に教えた2人の教え子が有名です。
オリックスに在籍していた古川秀一投手は大学を経てプロ入り、清峰のエースだった今村猛投手は高卒ドラフト1位で広島カープに指名され今も現役を務めています。
清水央彦は長崎県立大崎高校野球部へ
2度の不祥事があった清水央彦さんですが、2016年にようやく謹慎が解除されました。
しかしさすがに不祥事のあった監督がいきなり強豪校に招聘されるのは難しかったのか、2018年に清水央彦さんが率いることになったのは野球では無名の公立校である大崎高校野球部です。
この時、まさか大崎高校がすぐに甲子園に出場するとはほとんどの方が想像していませんでした。
長崎県立大崎高校野球部は部員5人だった
清水央彦さんは監督になる前、外部コーチとして大崎高校に招かれています。
当時の部員は5人、そもそもチームを組むことすらできない状態でした。
しかしその後清水央彦さんが指導していることで大崎高校へ進学を決めた生徒が多く、佐世保市から寮生活をしている部員も多くいます。
過去の不祥事はありましたが、清水央彦さんが県内の野球関係者から評価されていることが分かります。
長崎県立大崎高校野球部は2020年秋に飛躍
清水央彦さんが監督を務めることになったとはいえ、大崎高校は最初の頃なかなか思うように勝つことができずにいました。
しかし2019年秋には長崎県大会優勝、2020年秋には県大会後に出場した九州大会でも優勝と徐々にステップアップしています。
この大会では準決勝で今宮健太さんらの母校である大分県の明豊高校を撃破、決勝でも福岡県で春夏合わせて甲子園出場6度の福岡大大濠高校を下しました。
清水央彦の指導メソッド
清水央彦さんの指導のキーワードは「変身」、厳しい練習で生徒に実力をつけさせ「変身」させることで部を強化してきました。
技術的な面では、投手のフォーム確立指導で定評があります。
腕や脚など、パーツごとの動きを1つ1つ確認し基礎を固めることで確かな実力を養ってきました。
現在大崎高校でエース、九州大会では抜群の安定感で準決勝と決勝を完投した坂本安司投手も、その制球力などが高く評価されています。
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清水央彦は部員5人からの「奇跡」で注目を集める
清水央彦さんは不祥事後に再起をかけて「野球の町おこし」のため西海市教委職員となり、現在は部員たった5人だった大崎高校を甲子園出場まで導きました。
名監督として指導力の高さは折り紙付きながら、まだ甲子園で全国の頂点に立った経験はありません。
九州大会を制した勢いで、大崎高校が2021年センバツの台風の目となれるかに注目です。
今回は、清水央彦(長崎県立大崎高校野球部監督)のwikiプロフや経歴!出身大学はどこ?をテーマにまとめてみました。