中野正貴のプロフや評価!写真事務所はどこ?結婚して嫁や子供はいる?

中野正貴さんは東京を長年撮影してきた写真家で、近年になってどんどんその評価が上がってきている方です。

写真事務所がどこにあるのか、写真家としてどのような経歴をたどってきたのか、出身学校はどこかといったプロフィールに興味を持たれる方も多くいらっしゃいます。

中野正貴さんのような高い芸術センスをお持ちの方が、仕事をしている時以外はどのような生活をなさっているのかも気になるところですね。

私生活では結婚していて、お嫁さんや子供がいるのかなどを調べました。

もちろん、結婚したお嫁さんや子供に関する情報だけでなく、プロフィールや写真事務所の所在地、関係者からの評価などについてもまとめています。

今回は、中野正貴のプロフや評価!写真事務所はどこ?結婚して嫁や子供はいる?をテーマにご紹介します。

 

中野正貴のプロフィール

中野正貴(なかの まさたか)

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誕生日:1955年8月2日
出身地:福岡県生まれ東京育ち
学 歴:武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科卒業
所 属:中野正貴写真事務所・gallery ART UNLIMITED
職 業:写真家

中野正貴さんの撮影した東京の写真は、懐かしさを感じさせつつ、どこか現実離れしたSFの世界のような印象も受ける独自の色合いを持っています。

長年の活動で、多数の作品を世に送り出してきました。

中野正貴さんの写真は東京という街の在り方についても一石を投じる、社会的な意味も含んでいます。

中野正貴は1980年からフリーに

中野正貴さんは武蔵野美術大学を卒業後、秋元茂さんという写真家の方の元で学んでいらっしゃいます。

フリーの写真家として活動するようになるのは1980年ごろからですが、中野正貴さんが広く知られるようになるのは2000年ごろからです。

写真家は芽が出るまでに長く時間がかかることも珍しくない職業で、中野正貴さんも40歳を過ぎてから評価が上がってきた一人と言えます。

中野正貴は結婚して嫁や子供はいる?写真事務所はどこ?

中野正貴さんは現在、代々木町で自らの写真事務所の代表になっています。

それ以外の個人情報はほとんどが非公開で、結婚していらっしゃるかなどの情報も確かなソースがありませんでした。

SNSも写真事務所のFacebookアカウントのみで、個人で世間に広く公開しているアカウントはありません。

 

中野正貴の評価

中野正貴さんは、東京をモチーフにした写真集を多数出版しています。

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最初に高い評価を受けたのは、2000年の「TOKYO NOBODY」でした。

その後、ビルの窓から見える東京を写真に収めた「東京窓景」(2004)、水上から東京を捉えた「TOKYO FLOAT」(2008)などの作品を残しています。

2019年には「TOKYO」というこれまでの集大成と呼べる写真集が、蔦屋書店オリジナル作品集として刊行されました。

代表作「TOKYO NOBODY」は日本写真協会賞新人賞を受賞、「東京窓景」は木村伊兵衛写真賞を受賞しています。

無人の東京を映し続ける中野正貴

中野正貴さんが撮影するのは、「無人」の東京で、道路にも車が走っていません。

この風景を撮影するために、お正月など人手の少ない時期に集中して撮影がなされており、「TOKYO NOBODY」は完成まで10年以上という長い歳月がかかっています。

人はいないのに、高層ビルなどの建築物がそこにあるという風景はとても不思議な感覚を覚えますね。

中野正貴のカメラは8×10の大判

中野正貴さんが「TOKYO NOBODY」撮影に用いているのは8×10の大判カメラで、かなり迫力ある写真が撮影されています。

外苑前の上下4車線の道路に車が一台も走っていないという1992年の写真は、非常にインパクトがありますね。

東京をテーマにした芸術作品は数多くありますが、中野正貴さんの作品はその中でもとりわけ強烈な個性を放っています。

 

中野正貴の写真は映画などに多くの影響

中野正貴さんの写真はどこか映画のようにも見え、実際映画関係者から特に高い評価を受けています。

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2005年には、源孝志監督、豊川悦司さん主演の映画作品『大停電の夜に』とコラボした「TOKYO BLACKOUT」という作品も出しました。

誰もいない東京の風景を芸術にまで昇華させた功績は、映像クリエイターなどの感性にも大きな影響を与えてきたことがわかります。

中野正貴は『バベル』関係者からも高い評価

中野正貴さんの写真は、2006年にカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し話題を博した『バベル』関係者にも高く評価されました。

この作品は日本も舞台の一部になっており、役所広司さん・菊地凛子さんも出演していました。

協力者のエンドロールには、中野正貴さんの名前もしっかりクレジットされています。

三崎亜記も中野正貴の写真から着想

映画化もされた『となり町戦争』などの作品で知られる、小説家の三崎亜記さんも中野正貴さんの作品に影響を受けた一人です。

2006年の『失われた町』は、まるで中野正貴さんの写真のように町から人が消えた世界を描いています。

「街から人が消える」という写真は、どこかで文学とつながる物語的な要素を含んでいるのではという印象も強く受けますね。

移り行く街並みをカメラに収める中野正貴さん。

懐かしい景色が見えてきます^ ^

見ていると蘇ってくる思い出も♪

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移り変わる東京を写し続けた中野正貴

中野正貴さんは長年、移り変わる東京の風景をさまざまな角度から撮影してきました。

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奇しくも2020年には新型コロナウイルスの影響により、「無人の東京」が現実になったことも中野正貴さんの写真が改めて注目されたきっかけです。

中野正貴さんの写真は、平成の東京・日本という国を面白い尺度から写した貴重な資料という見方もできますね。

今回は、中野正貴のプロフや評価!写真事務所はどこ?結婚して嫁や子供はいる?をテーマにご紹介しました。

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