古舘寛治さんは数年前からじわじわと人気が出てきて、テレビドラマでもよく見かけるようになりましたね。
ややおでこが広いかも知れませんが、その独特の風貌は存在感を感じさせる、名脇役として活躍中です。
そんな古舘寛治さんですが元ダンサーだったって本当なんでしょうか。
本当ならどれくらいの実力だったのか気になりますよね。
またピアノが弾けるとも聞きます。
いつ習ったのでしょう。
そこで今回は古舘寛治はおでこが広い!ピアノやダンサーの実力!岸和田との関係!をテーマに調査しまとめました。
古舘寛治のプロフィール
生年月日:1968年3月23日(52歳)
出生地:大阪府堺市
身 長:174 cm
血液型:AB型
ジャンル:俳優
活動内容:テレビドラマ、映画、舞台
配偶者:ありじわ
事務所:空
古舘 寛治(ふるたち かんじ)さんは俳優です。
大阪府堺市出身で所属事務所は「空(くう)」。
小学4年生までは岸和田市に住んでいました。
ニューヨークで演技を学び劇団「青年団」に入団。
沖田修一、山内ケンジ監督作品の常連俳優で個性的な役柄を演じています。
2012年から山内ケンジ監督が演出しているパチンコ・コンコルドのCM(静岡県ローカル)に、コンコルゲン(コンコルド人間の略)として出演(2016年は歌唱のみ)しており、静岡県内では一定の知名度を持っています。
古舘寛治の主な出演作品
古舘寛治さんの主な出演作品は次の通りです。
・植物男子ベランダー(2014年4月2日 - 9月24日、NHK BSプレミアム) - 田中惣太郎 役
・逃げるは恥だが役に立つ(2016年10月11日 - 12月20日、TBS) - 山さん 役
・宮本から君へ(2018年4月7日 - 6月30日、テレビ東京) - 岡崎部長 役
・大河ドラマ いだてん~東京オリムピック噺~(2019年1月6日 - 12月15日、NHK) - 可児徳 役
・キツツキと雨(2012年2月11日公開、沖田修一監督) - 鳥居 役
・闇金ウシジマくん(20128月25日公開、山口雅俊監督) - 黒岩刑事 役
・TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2016年6月25日公開、宮藤官九郎監督・脚本) - 松浦 役
・勝手にふるえてろ(2017年12月23日公開、大九明子監督) - 釣りおじさん 役
古舘寛治の中高生時代
古舘寛治さんは中高生時代、ハリウッド映画が好きでよく見ていたそうです。
当時はまだ将来の仕事についてはイメージが湧かなかったそうです。
周りの大人といえば、理系の会社員だった父親と学校の先生くらいだったそう。
自分はこうなりたいというものがなかった中で、やはり面白いのは映画だと思うようになります。
そして高校の三者面談で先生に「俳優になりたい」と言ったところ、何を馬鹿なことを言うのかと相手にされなかったそうです。
古舘寛治さんは大人の言うことを聞くタイプではなかったので、高校を卒業後たまたま雑誌で見つけた劇団員募集の広告を頼りに上京しました。
上京してダンサーに
首尾よくオーディションに合格した古舘寛治さんは、アルバイトをしながら2年半ほど在籍することになります。
その劇団はダンスの振付師の方が作った小さな劇団だったそうですが、朝から晩までダンスの稽古をしたり、歌や演技のクラスもあったそうです。
そしてその劇団に在籍中に『ザ・ベストテン』と『紅白歌合戦』にそれぞれ1度だけ出たそうです。
『紅白歌合戦』では小柳ルミ子さんのバックダンサーとして50人くらいいるダンサーの1人として踊ったそうです。
1987年のことで小柳ルミ子さんの歌唱曲は『ヒーロー~Holding Out for a Hero』でした。
古舘寛治のニューヨーク時代
古舘寛治さんはこのまま日本で俳優になってもつまらないと考えるようになります。
そこで23歳の時に一念発起してニューヨークに渡ります。
最初はビザが取りやすかったという理由で、ダンスの学校に半年ほど通いましたが、その後転校し「演劇学校HBスタジオ」に入ります。
同校は俳優を養成する学校としては有名で、アメリカで最も尊敬されている演技教師、ウタ・ハーゲンさんらに師事しました。
古舘寛治さんは授業が面白かったという理由で5年間在籍しています。
バイト先でハリウッド俳優から大目玉を食らう古舘寛治
ニューヨーク時代もアルバイトをしながら学校に通ったわけですが、そのアルバイト先というのが変わっていました。
なんとロバート・デ・ニーロさんが経営する寿司バー「ノブ」のオープニングスタッフだったというんです。
店には当然のようにハリウッドセレブが訪れます。
古舘寛治さんはここで様々なスターを目撃したそうです。
アル・パチーノさんを見た時には興奮し、ロビン・ウィリアムズさんのテーブルは、爆笑に包まれていたんだそう。
古舘寛治さんはダメダメウェイターだったそうで、映画『レザボア・ドッグス』などで有名な演技派ハリウッド俳優のハーヴェイ・カイテルさんが来店した際には、注文を聞くタイミングを間違えてしまい「俺は今喋ってるだろうが!」と怒られたそうです。
古舘寛治さんは後に「あの時は肛門がキュッとなった」と語っています。
帰国後は俳優として活躍
古舘寛治さんは29歳の時に帰国します。
帰国後はフリーで活動していましたが、33歳の時に平田オリザさんが主宰する劇団「青年団」に入団します。
2012~13年ころからは映画やテレビドラマの仕事が増え始め、2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では可児 徳役を演じ、注目を集めました。
古舘寛治とピアノとは?
宮藤官九郎さんが長瀬智也と神木隆之介を主演に迎え、2016年6月25日に公開された映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。
修学旅行のバス事故で事故死して地獄にやってきた高校生大助が、ロックバンドを率いる赤鬼らと奇想天外な騒動に巻き込まれるという異色コメディーです。
古舘寛治さんが演じる松浦は生前の大助とバンドを組みキーボードを担当していました。
バス事故からは生還しますが、30年後に不倫の罪を犯し地獄に落とされるという役どころです。
この映画では古舘寛治さんのピアノの速弾きが話題となりました。
これについて古舘寛治さんは、映画の舞台挨拶で「鬼だと思う人」を問われ、「鍵盤を触ったことが無い男に、ピアノの超速弾きをやらせた監督」と応えています。
どうやら相当大変だったようですね。
映画祭出品作でも名脇役が光るの古舘寛治さん^ ^
今後の出演作も楽しみですね♪
主役が光っているのはこの名脇役ありきな俳優をもっとチェックしてみませんか?
こちらからご覧いただけます♪
古舘寛治は名脇役
以上、俳優の古舘寛治さんについて見てきました。
ニューヨークでダンスと演技を学んでいたんですね。知りませんでした。
リアリティのある演技は演劇学校で学ばれたからだったようです。
テレビドラマの出演も増え、ますます認知度が上がってきた古舘寛治さん。これからも名脇役として活躍してくれることでしょう。さて。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。