中島誠之助の若い頃から現在まで鑑定ミスは?事務所や店はどこ?

人気鑑定バラエティ番組「開運!なんでも鑑定団」に出演する、人気美術鑑定家の中島誠之助さん。

26年にも及ぶその長寿番組を支えた大黒柱の一人であり、今後もその活躍に期待が高まっています。

しかし専門家とはいえ、美術鑑定は難しい仕事であり、専門家でさえも鑑定ミスをするケースは多く存在すると言われています。

中島誠之助さんの、若い頃から現在までの鑑定ミスは、どのようなものがあるのでしょうか。

また中島誠之助さんの事務所やお店などは、どこなのでしょうか。

今回は、中島誠之助の若い頃から現在まで鑑定ミスは?事務所や店はどこ?をテーマまとめました。

 

中島誠之助は美術鑑定家

中島誠之助さんは、骨董商であり美術鑑定家です。

長寿人気番組であるテレビ東京系のバラエティ番組「開運!なんでも鑑定団」でお馴染みの方ですね。

中島誠之助さんのプロフは以下のとおりとなります。

中島誠之助さんのプロフィール


名 前:中島誠之助(なかじませいのすけ)

出 身:東京都出身

誕生日:1938年3月5日

年 齢:81歳

職 業:骨董商・美術鑑定家

肩 書:骨董屋「からくさ」の店主
伊万里文化大使

中島誠之助の経歴

中島誠之助さんは1938年に東京都港区青山で誕生しています。

1歳の頃に両親が病気によって帰らぬ人となっており、東京と神奈川の親戚の家を渡り歩いており、3歳の時に赤坂で骨董商を営んでいた伯父に引き取られています。

伯父の元で骨董商としての修業を積み、1960年から古美術鑑定の業務を行っています。

その8年後である1968年に独立し、1976年に南青山に骨董屋「からくさ」を開店。

店主として活動を開始しています。

本業に従事しつつ、近年ではエッセイストや講演会などでも活躍しています。

メインの古美術商以外で以下の活動でよく見ますね。

「開運!なんでも鑑定団」のレギュラー出演

古伊万里磁器の普及

 

中島誠之助の知名度を上げた「開運!なんでも鑑定団」

中島誠之助さんの知名度が広く知られるようになったのは、何といっても「開運!なんでも鑑定団」がその理由に挙げられるでしょう。

様々なものを鑑定し、専門家による値段判定が行われることで有名な番組ですね。

この番組は1994年から放送されており、今年で26年目を迎える人気長寿番組です。

中島誠之助さんはこの番組開始からレギュラー出演しています。

長い間に渡ってこの番組の人気を支え続けた中島誠之助さんは、まさしく番組の顔と言っていいでしょう。

中島誠之助のイメージ:美術鑑定家の象徴

中島誠之助さんは和服に身を包み、背筋を伸ばした形で、柔らかな口調で鑑定を下しています。

番組で見せるこの独特な姿勢はその長年の人気もあり、いつしか私達日本人の「美術鑑定士」の象徴にもなっていると言われています。

近年では落語で「中島」を模した名前の鑑定士のキャラが現れ始めていると言われており、その浸透度が窺えます。

また、アニメ「ルパン三世」に中島誠之助さんの外見にそっくりの鑑定士が登場しており、なんとそのキャラの声優を中島誠之助さん本人が演じています。

 

中島誠之助の若い頃から現在までの鑑定ミス

中島誠之助さんは美術に対する造詣の深さが窺える方であり、また実際に美術鑑定士として名高い方です。

とは言え、美術鑑定は専門家でさえも欺かれるケースは少なくなく、時には鑑定ミスをしたのではと言われるケースも存在します。

美術界は本物と偽物が幅広く行き交う業界であり、生き馬の目を抜くような魑魅魍魎の世界であると評する方もいます。

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その中で鑑定眼を養うには失敗を繰り返す以外に方法はない、とさえ言われており、中島誠之助さんもまた若い頃から現在に至るまで数えきれない失敗をしている模様です。

ここでは中島誠之助さんの鑑定ミスについて、若い頃に行ってしまったものや現在に行ってしまったのでは、とされるケースについて紹介します。

中島誠之助の若い頃1万円を100万円と鑑定

中島誠之助さんは若い頃にしてしまった鑑定ミスのエピソードとして、「1万円の器を100万円で買ってしまった」という事例をたびたび紹介しています。

値段の張る薩摩切子かと思いきや実は1万7千円のフランスの香水瓶であった、という内容のエピソードです。

実はこの話で中島誠之助さんを上手く騙した相手は、古美術の鑑定と研究に関して一流と言われた秦秀雄さんです。

秦秀雄さんはこうした駆け引きについても専門家であり、若い頃の中島誠之助さんは手の平に載せられた形で敗北しています。

若いといえども古美術鑑定士の看板を上げている中島誠之助さんは、後日お土産を持って屈辱をこらえて「勉強になりました」と挨拶をしに行ったそうです。

若い古美術鑑定士には骨身に染みる勉強です。

中島誠之助の現在の鑑定ミス?

中島誠之助さんは、2016年12月20日の「開運!なんでも鑑定団」で、依頼者からの骨董品に対し「曜変天目茶碗」であるとして「2500万円」の値段をつけています。

鑑定結果通りならまさしく国宝級のお宝ですが、この鑑定結果に対し全国から視聴者のみならず専門家からも疑問の声が上がり、強い批判が殺到しています。

【衝撃事件の核心】「中国の土産物屋で数千円レベル」なんでも鑑定団〝国宝級茶碗〟騒動余波 ネットも過熱「娯楽番組では済まされないぞ」

番組の鑑定結果に複数の専門家から疑義が示されていることを受けて、「単なる娯楽番組では済まされないぞ」といった批判の声も渦巻いた。果たして茶碗は「本物」なのか「まがいもの」なのか。

引用元:産経ニュース(https://www.sankei.com/west/news/170216/wst1702160005-n1.html)

中島誠之助の行った曜変天目鑑定の真偽

現在に至るまでその真偽については明かされていない状態ですが、専門的知識が要求される真偽以外にも、国宝級のお宝であり、他の3つの曜変天目茶碗の価値が10億円を突破しているのに、2500万円の鑑定結果はおかしいとの声も出てきており、そうした面でも疑惑は深まっていると言えるでしょう。

この騒動に対し、中島誠之助さん並びにテレビ東京は以下のようなコメントを残しています。

2500万円茶碗の鑑定人・中島誠之助「自分の意見はいままで通り」

テレビ東京は「鑑定結果は番組独自によるもの。この件についてお答えすることはございません」とコメントしている。中島氏は奥さんを通じて「自分の意見は今まで通りです」とのことだった。

引用元:J-CASTテレビウォッチ(https://www.j-cast.com/tv/2018/01/19319100.html?p=all)

現在ではこの騒動も落ち着きを見せており、今後も真贋について確定的な判定が下されることはないと思われます。

 

中島誠之助のお店はからくさ

中島誠之助さんは、南青山に骨董屋「からくさ」を構えていました。

この場所は南青山五丁目の交差点の通りにあり、その辺り一帯は「南青山骨董通り」との通称を持っています。

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「からくさ」以外にも骨董品屋が立ち並ぶ地域であり、そうした状況やまた中島誠之助さんがよく口にしたことで「南青山骨董通り」との愛称がついたとされています。

ただ、2000年に「からくさ」は店舗営業を終了しており、店頭での販売は行っていない模様です。

これについては「開運!なんでも鑑定団」で知名度が上がったことにより、訪れる客の数が多くなりすぎたことが原因であると言われています。

中島誠之助の事務所

中島誠之助さんはテレビ出演したり、講演会などにも出演しています。

タレント活動をしていると言える状況ですが、一般的な芸能事務所には所属していない模様です。

「からくさ」は店舗営業こそ終了していますが、法人として終了した訳ではなく、恐らくは法人である「からくさ」を通してタレント活動を行っているのではと思われます。

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中島誠之助の今後の活躍に注目

今年で82歳を迎える中島誠之助さんですが、現在でも美術に関する愛情は変わらず、今後も「開運!なんでも鑑定団」などを通じて美術の普及貢献に努めていくことでしょう。

中島誠之助さんの今後のますますの活躍に注目したいところですね。

中島誠之助の若い頃から現在まで鑑定ミスは?事務所や店はどこ?をテーマにまとめました。

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