遠藤秀紀さんは「解剖男」を執筆した研究者で、日々動物の遺体を研究しています。
遺体を見たり、解剖するのは怖いと思う方も多いところ、それをライフワークにしている遠藤秀紀さんのwikiプロフィールや経歴が気になっている方も多くいます。
また遠藤秀紀さんは東大卒である事が知られていますが、高校は公表していません。
しかし、出身高校は暁星高校であるという情報もあり、真偽についてリサーチしてみました。
現在の研究室でどんな研究をしているかも気になりますね。
そこで今回は、遠藤秀紀のwikiプロフや経歴!高校は暁星卒業?東大の研究室で何してる?をテーマにご紹介します。
遠藤秀紀のプロフィール
遠藤秀紀さんは1965年生まれ、多くの動物を解剖してきた事で知られる研究者です。
出身高校については、確かな情報がありません。
しかし、カトリック系私立の暁星高等学校に通っていた方が、遠藤秀紀さんを同校出身と述べているサイトが複数ありました。
動くものが好きだった遠藤秀紀
遠藤秀紀さんはやはり、小さい頃から解剖などに興味を持っていました。
小学生の頃に金魚の体が動く仕組みを確かめたくて解剖してみたというエピソードもあります。
動くものや仕組み全般に興味がある事は小さい頃から変わらず、鉄道マニアの一面も持っています。
遠藤秀紀の経歴
遠藤秀紀さんは東京大学に進学し、1992年に大学卒業後は、国立科学博物館動物研究部で研究員を務めていました。
1996年に博士号を取得しており、教員としては2005年に京大に赴任しています。
その後、2008年に現在の東京大学総合研究博物館教授という立場になり、現在に至ります。
日本哺乳類学会の理事長を務めていた期間もありました。
現在も同学会で常任理事に就いています。
遠藤秀紀は東大の研究室で何してる?
遠藤秀紀さんの専門分野は「比較解剖学」なのですが、遠藤秀紀さんは自らの研究について「遺体科学」という言葉を用いてきました。
解剖といえば生前の生き物がなぜ死んだのか調べたり、各器官の形状や役割などについて研究したりというイメージがあります。
しかし、遠藤秀紀さんは遺体の情報から動物の進化の歴史について研究をしています。
遠藤秀紀の研究
遠藤秀紀さんは動物の遺体がなければ、研究を進められません。
そのため、動物園から飼育している生き物が死んだという報告を受ければ、引き取り、すぐ解剖に取りかかります。
大型の動物が死んだという報告を受ければ、トラックやクレーンの手配も必要となり、解剖自体も相当な重労働です。
しかし、遠藤秀紀さんは引き取り解剖する動物を無制限で無目的にしており、動物の遺体を集めて調べるという事を繰り返してきました。
遠藤秀紀はパンダで大発見
遠藤秀紀さんの研究成果で特に知られるのが、パンダの「7本目の指」です。
パンダは笹をつかめるよう、指が「6本ある」というのがそれまでの定説となっていました。
しかし、遠藤秀紀さんはパンダの解剖を通し、実際に笹を掴むためには6本では難しいと感じます。
詳しく調べたところ7本目の指を発見し、5本の指+2つの突起で笹を上手に支え食べていた事が分かりました。
遠藤秀紀の出演番組
遠藤秀紀さんはいくつかのテレビ番組に出演しています。
特に有名な出演番組は「クレイジージャーニー」で、2017年にゲストとして登場し、その仕事内容が詳しく紹介されました。
一方、「教科書にのせたい!」では、趣味の鉄道関係で出演しています。
遠藤秀紀の著書
遠藤秀紀さんは多くの著書も出版してきました。
・『人体 失敗の進化史』(2013)
共著も多く、「爆笑問題のニッポンの教養」シリーズで2007年に『人間は失敗作である:比較解剖学』という本も出しています。
人間を「失敗作」と述べた遠藤秀紀
遠藤秀紀さんの著書のタイトルからもわかる通り、遠藤秀紀さんは人間を進化生物として「失敗作」と表現する事もあります。
二足歩行は血液が心臓から足のほうにどんどん流れ、むくみや冷え性など人間特有の症状を引き起こしていると聞けば確かに納得がいきます。
二足歩行するため内臓を支える骨盤も人間は「異常」など、いかに人間が珍しい進化を遂げてきたかについて、遠藤秀紀さんは分かり易い説明をしています。
遠藤秀紀さんが最大の馬と最小の馬を比較♪
同じ馬でもこんなに違います^ ^
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遠藤秀紀の研究室に注目
遠藤秀紀さんは365日、動物の遺体と向き合う仕事を現在も続けています。
そこから動物の進化の歴史を紐解くという、ユニークな研究を続けててきました。
その知的好奇心や探求心で、今後どんな新発見をもたらすのか楽しみですね。
今回は、遠藤秀紀のwikiプロフや経歴!高校は暁星卒業?東大の研究室で何してる?をテーマにご紹介しました。