坂口綱紀さんは毛筆フォントの文字を書いている方です。
名前の読み方が少し変わっている事や、歳を重ねてから注目を浴びるようになったので、生年月日などのプロフィールや家族に関する情報が気になります。
坂口綱紀さんの名前の読み方は一体どの様にお読みするのでしょうか。
また、坂口綱紀さんのフォントが注目されたきっかけは、「銀魂」や「鬼滅の刃」など、注目作品で使われた事です。
これまでに坂口綱紀さんのフォントを使ってきた作品は多数あるので、どんな作品や媒体で使われてきたかも紹介します。
今回は、坂口綱紀の読み方や生年月日!銀魂等の作品フォントが凄い!家族について!をテーマにまとめてみました。
坂口綱紀のプロフィール
坂口綱紀さんは綱紀栄泉(つなのりえいせん)という名前で活動する書家です。
坂口綱紀さんを取り上げた新聞記事などから、本名の読み方は「つなのり」ではなく「こうき」である事が分かります。
1935年生まれなので2021年現在85~86歳と考えられますが、現役で文字を書き続けています。
現在も仕事の拠点は鹿児島市です。
坂口綱紀の生い立ち
坂口綱紀さんはお寺の長男として誕生。
出身校は公表されていませんが、中学を卒業後に上京されています。
看板職人になるため修行し、地元の鹿児島で1974年から看板業を営み始めました。
昭和40年代は看板の文字は手書きでした。
坂口綱紀さんは苦手だったという字をひたすら練習しています。
もともと絵を描いていたためセンスがあったことは間違いありません。
しかし、仕事のために苦労して身につけた文字から書家になったというのは珍しい経歴と言えます。
坂口綱紀がフォントを作った理由
坂口綱紀さんが看板業から書家になった大きなきっかけが、資材屋の方が坂口綱紀さんの文字を高く評価し、フォント化して残すよう勧めたことでした。
2006年にフォント制作会社を設立した際、坂口綱紀さんは70歳を過ぎていました。
息子さんたちが坂口綱紀さんの文字を残したいという思いを強く持ったことも、会社設立の大きなきっかけです。
坂口綱紀の銀魂等の作品フォントが凄い!
坂口綱紀さんのフォントが使われた例を簡単にまとめました。
・アニメ・映画(アニメ『鬼滅の刃』・実写映画『銀魂』)
・両国国技館で掲載される大相撲優勝額
・とんこつラーメン 一蘭の看板
・セブンイレブンのおにぎりの文字
市販されている食品のパッケージでも、坂口綱紀さんのフォントが使われている物は多く見られます。
看板などでもよく採用されているので、気づかない内に私たちはあちらこちらで坂口綱紀さんのフォントを目にしています。
坂口綱紀の文字は「絵」
坂口綱紀さんは現在も一日5時間ほど、50文字前後の文字を書いています。
坂口綱紀さんにとって文字は「絵」で、フォントになってもその表情がよく表れています。
毛筆のにじみやかすりまでよく出たフォントは、直筆と間違えてしまうほどの出来栄えです。
コーエーで採用された坂口綱紀のフォント
坂口綱紀さんのフォントが注目されたきっかけの一つが、ゲーム制作会社の「コーエー」(現在はコーエーテクモゲームス)でフォントが採用された事でした。
コーエーは「信長の野望」「三国志」など、歴史ゲームを得意としていたメーカーで、かっこいい漢字フォントが映えるゲームばかりです。
ここから坂口綱紀さんのフォント「昭和書体」は広く知られる様になり、テレビ番組などでも使われる様になります。
坂口綱紀のフォントを販売する会社
坂口綱紀さんのフォントは、平成25年から現在の「株式会社昭和書体」として活動している「株式会社昭和書体」という会社が販売しています。
もともと坂口綱紀さんが社長をしていた頃は看板製作がメインでした。
しかし、現在はフォントに事業を一本化している様です。
坂口綱紀の家族
坂口綱紀さんのフォントを販売する「株式会社昭和書体」は、親子三代で運営されています。
坂口綱紀さんの孫の坂口太樹さんが代表取締役です。
長男の坂口茂樹さんが取締役会長を務めています。
坂口綱紀の後継者
坂口綱紀さんの文字は誰にでも書けるものではありません。
そのため、息子さんやお孫さんがそのまま世襲で後を継げばよいというわけではないのが大変なところです。
そのため、現在「昭和書体」には別の書家の方も所属し、新しいフォントを制作中です。
現在60を超える毛筆書体がある「昭和書体」ですが、今後も素敵なタッチのフォントを生み出すべく、今も坂口綱紀さんらは文字を書き続けています。
坂口綱紀さんこと綱紀栄泉さんの揮毫がカッコいい♪
作品の雰囲気にしっくり合います^ ^
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坂口綱紀のフォント作品に注目
坂口綱紀さんの文字は今後もフォントとして、多くの場所で用いられ続けることは間違いありません。
そして、1つのフォントに対し、7600字ほどにもなるという漢字を書き続ける途方もない作業を現在も続けているのですから、本当にその精神力には驚かされます。
現在もその文字が私たちの目にする広告、書籍、テレビ番組、Webサイトなど、あらゆるところで活躍しています。
今回は、坂口綱紀の読み方や生年月日!銀魂等の作品フォントが凄い!家族について!をテーマにまとめてみました。