NHKスペシャルで不登校の解消に取り組む姿を紹介された平川理恵さん。
現在は広島県教育長に就任しています。
民間出身で教育へ取り組み、成果を上げている方ですが、一体どんな経歴の持ち主なんでしょう。
そこで今回は平川理恵さん(広島県教育長)のwikiプロフや経歴!出身大学はどこ?家族や娘について!をテーマに、出身大学やご家族のこと、これまでのキャリアについてなど詳しく調べました。
平川理恵のプロフィールと経歴
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— 教育開発研究所 (@KyouikuKaihatu) April 5, 2018
1968年 生誕(51歳)
1991年 同志社大学卒業 リクルートに入社
1997年 南カリフォルニア大学にMBA留学
1999年 退社して留学支援会社を設立
2003年 長女出産
2009年 事業売却
2010年 横浜市の民間人校長公募により横浜市立市が尾中学校の校長に就任
2015年 横浜市立中川西中学校の校長に就任
2018年 4月より広島県教育長に就任
平川理恵はバリバリのキャリアウーマンだった
リクルート時代の平川理恵さんは「日本一の営業マン」と称されるほどのキャリアウーマンだったそうです。
営業目標の到達率が250%、売上4億円を達成したこともあったそうです。
しかもいわゆる押し売りをしたことは一度もなく、お客にとって必要かどうかという視点から信頼を得て、仕事を獲得していったんだとか。
すごいですね。
そしてお客さんに「これからは国際化の時代」と言いながら、自分は国際人でないことを悟り、1997年に南カリフォルニア大学にMBA留学をしています。
半ばお客のために留学をしたようなものですね。
広島県教育長の前は会社を設立!社長になる
自身が留学を経験したことから1999年にリクルートを退社して「留学図書館」という留学支援会社を設立します。
つまり社長業に就いたことになります。
この会社は設立から10年後の2009年に売却されることになりますが、その経緯については次項で触れることにしましょう。
平川理恵の家族は?子供はいる?
平川理恵さんは2003年、34歳の時に女の子を出産します。
妊娠、出産で社長が不在だったこともあり「留学図書館」は経営不振に陥ってしまいました。
そこで平川理恵さんは子育てをしながら会社を立て直すことになります。
困難な状況下で助けとなったのは、大阪の実家を売却して平川理恵さんの元に来てくれた両親の存在でした。
ただ気になるのは出産から子育てに至るまで夫の姿が見えないという点です。
どうやら平川理恵さんはシングルマザーだったようですね。
会社を立て直すために「留学図書館」は裕福なシニア向けの留学に舵を切ります。
会社の経営は安定しますが、当初の「日本に元気と勇気と活力を」という目標から大きく外れることになったため、平川理恵さんはやる気を失い事業を売却することにしました。
民間出身で初の女性校長になった平川理恵
平川理恵さんは「日本に元気と勇気と活力を」について改めて考えた時に「教育」というキーワードを思いつきます。
そして教育の現場で実践しようと思いたち、横浜市の民間人校長公募に応募します。
広島県教委が入る県庁東館のトイレに、平川理恵県教育長が手書きした壁新聞「今日、行く長(教育長)新聞」が登場し、話題となっています。
トイレに教育長手書き「今日、行く長」新聞 県庁で話題:朝日新聞デジタル https://t.co/cMUcA0hMUQ
— 朝日新聞エムスタ@子育てニュース (@asahi_msta) May 29, 2018
応募総数数百人の中から選ばれて2010年4月に横浜市立市が尾中学校の校長に就任します。
そしてここからが凄いんです。
着任した当時、市が尾中学校は600人の生徒のうち不登校児が16~17人いました。
しかし、転任する時にはゼロにしています。
また、次に着任した中川西中学校でも30人いた不登校児を、2018年6月の時点でゼロにしています。
平川理恵さんによると、不登校児は「今の教育が嫌だ」と言っているのだと考えるそうです。
ですからそういう子供に対しては良い先生を置いて、その子にあったカリキュラムを用意すれば学校に来るようになると言います。
つまり校内でフリースクールを実践したわけです。
県知事からのオファーで広島県教育長に
平川理恵さんは「日本一の教育県の実現」を掲げる広島県の湯﨑英彦知事から直々にオファーを受け広島県教育長に就きました。
教育長に就任してからまず行ったことは、県内23の全市町にあるすべての公立学校を回ることでした。
広島県には市町立学校を合わせると小中学校が714校、高校が94校、特別支援学校が18校あり児童・生徒数は27万人を数えます。
大変な数ですが4月に就任してから夏休みに入るまでに全て足を運んだそうです。
この行動力はリクルート時代から変わらないようですね。
平川理恵のSNSは?
平川理恵さんはSNSを利用しているのでしょうか。
まずTwitterには本人と思われるアカウントがありました。
ですが鍵がかけられており、内容を見ることは出来ません。
次にInstagramですがこちらではアカウントを確認できませんでした。
どうやら利用していないようです。
他に利用しているのはフェイスブックです。
アカウントはこちらです。
https://www.facebook.com/rie.hirakawa.94/timeline?lst=100003882006877%3A573698972%3A1580451364
仕事に関する投稿がほとんどのようです。
平川理恵のネット上での評判
平川理恵さんについてネット上ではどのように評価されているのでしょうか。
Twitterを見てみましょう。
必要な参加資格は「不登校」のみ、子ども編集会議を広島で開催へ
広島県で初めて『不登校新聞』の「出張子ども編集会議」を1月29日に開催します。 昨年末、広島県教育長・平川理恵さんより「広島でいっしょに何かできないか」と声を...https://t.co/vGNOb2GUuj#不登校 #不登校新聞 #広島
— 不登校新聞 (@futokoshinbun) January 16, 2020
平川理恵教育長については、メッセンジャーにてその動向を追わせていただいていますが、こういう方が教育長として改革していく特攻隊長的存在に深く敬意を払います。#平川理恵 #教育長 #教育改革https://t.co/dp1Yk27RRQ
— 『田舎』物々交換暮らし🌾アキヤマ・ヨシノリ (@inaka_akilife) January 3, 2020
広島県の教育改革は民間出身の平川理恵教育長によるトップダウンと思われがちかもしれませんが、しっかりと批判的意見を受け付ける対話と、きめ細やかなコミュニケーションをベースに進んでいる…というのが前回取材したときの印象でした。(宮崎)#広島県 #学校改革 https://t.co/2rHEq2II3H
— 中日新聞教育報道部 (@chunichi_edu) December 27, 2019
2023年から推薦と一般を統合 広島県教委が高校入試で方針
広島県教育長・平川理恵氏/教育新聞https://t.co/RHYvvhkFBJ @kyoiku_shimbunさんから pic.twitter.com/tSF5gHEsSP— すき焼き (@SDBH8912) December 23, 2019
広島県の教育長になった平川理恵さん、高校入試改革を決定。内申書は簡素化し、自己PR書を自分で作成。面接を実施するそうです。
注目してます!https://t.co/mszWU5HKvU— 平岡妙子 (@hirari316) December 21, 2019
各方面から高い評価を得ていることが伺われます。
日本には学んでみたい教育者がまだまだ沢山います!
ぜひ、合わせてチェックして下さい♪
各方面から注目を浴びる平川理恵
以上、民間から中学の校長になリ、さらに教育長にまで就任した平川理恵さんについて見てきました。
平川理恵さんの手法は各方面から注目を浴びているようです。
全国には10万人を超える不登校児がいると言われています。
平川理恵さんの教育方法が全国に広まるといいですね。
【新】対談 膨張する公教育 平川理恵氏×荒井優氏
“先生はすごい。職人みたいなもの”
“私学が本気を出せば公立が敵うはずがない”リクルート出身、公私立で民間人校長を務める両氏。「膨張する公教育」と題し、Teacher’s Lab.の宮田純也氏と共に、論を交わす。全5回。https://t.co/aatda5nXjP
— 教育新聞 (@kyoiku_shimbun) January 6, 2018
不登校児も本当は学校に行きたいはずなんですから。