高野誠鮮さんは市役所でUFOや農業で町おこしを成功させた方です。
テレビドラマにもなったことがあるので、ご存じの方も多いことでしょう。
バラエティに富んだ町おこしの方法や、日本初となる宇宙科学博物館の創設など、公務員時代の話題が尽きません。
また、ローマ法王に献上されたブランド米なども注目です。
そこで今回は高野誠鮮さんについて、高野誠鮮が市役所で携わった農業について!町おこしの方法が凄い!をテーマに詳しくご紹介しましょう。
高野誠鮮のプロフィール
誕生日:1955年11月2日
出身地:石川県羽咋市太田町
職 業:日蓮宗僧侶(本證山妙法寺・第41世住職)、氷見市地方創生アドバイザー、立正大学客員教授
著名な実績:スーパー公務員、コスモアイル羽咋、ローマ法王に米を食べさせた男、ナポレオンの村など
高野誠鮮さんは、科学ジャーナリストで日蓮宗僧侶です。
立正大学客員教授で1994年から2006年3月31日まで金沢大学理学部大学院などの講師も務めました。
2016年度から新潟経営大学特別客員教授になっています。
東京大学朝日講座講師、京都大学公共経営論講師など非常勤講師も務めました。
人事院国家公務員研修センターや東北自治研修所等で講師も務めています。
羽咋市役所勤務時代に限界集落を蘇らせ『スーパー公務員』と言われました。
元・羽咋市教育委員会文化財室(歴史民俗資料館)室長(館長)です。
高野誠鮮の経歴
高野誠鮮さん、現在は僧侶や講習などをされていますが、公務員としてお仕事をされていた期間もありました。
しかも、公務員の前は人気深夜番組の放送作家としても活躍されています。
1973年 石川県立羽咋高等学校卒業。上京し、日本テレビの11PMなどの放送作家となる。その後、立正大学仏教学部を卒業。
1984年 羽咋市役所勤務(UFOでまちづくりを開始)
1996年 宇宙博物館「コスモアイル羽咋」が開館。
2005年 1.5次産業振興室創設(農山漁村活性化計画に着手)神子原の取り組みが毎日地方自治大賞特別賞を受賞。ローマ法王に神子原米を献上。
2007年 自立・自活する山村集落づくり「山彦計画」が「立ち上がる農山漁村(農林水産省)」に選定(官邸有識者会議に先駆的事例として出席)
2008年 総務省「地域力創造アドバイザー」として京丹後市での活動を開始。
2009年 「全国地産地消推進協議会長賞」特別賞受賞(神子の里)
2012年 自然栽培米『神子米』がパリの「三ツ星」店へ進出。
2013年 人事異動で教育委員会文化財室(歴史民俗資料館)室長(館長)となる。
2014年 立正大学客員教授となる。
2015年 著作がドラマ化される(TBSテレビ日曜劇場『ナポレオンの村』7月より放映)
2016年 羽咋市を定年退職。
2016年 新潟経営大学特別客員教授に就任。氷見市地方創生アドバイサーに就任。東京大学朝日講座講師となる。
2017年 京都大学公共経営論講師となる。引用元wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%87%8E%E8%AA%A0%E9%AE%AE
高野誠鮮が市役所でした町おこしの方法が凄い
高野誠鮮さんは1984年、28歳の時に羽咋市役所の臨時職員となります。
そして税務課を経て社会教育課で「町おこし」を担当することになります。
高野誠鮮さんは古文書などをあたり「麦わら帽のような形の飛行物体」という記述を見つけました。
元々、テレビでUFOの特集などに携わってきたことから「UFOで町おこし」を考え、うどん屋に頼んで「UFOうどん」をメニューに加えてもらうと、マスコミを集めてお披露目をするようになります。
その集大成として羽咋市に日本初の宇宙科学博物館を創設しました。
高野誠鮮が創設した宇宙科学博物館
・コスモアイル羽咋(コスモアイルはくい)
コスモアイル羽咋は、石川県羽咋市にある宇宙科学博物館です。
1996年7月に「UFOで町おこし」をテーマに開館しました。
宇宙展示室とコスモシアター(プラネタリウム)という観光施設のほかに、羽咋市立図書館と公共ホールが併設されています。
大ホールは900人収容でベーゼンドルファーのコンサートピアノを備えています。
NASA特別協力施設で、UFOプロデューサーの矢追純一さんが名誉館長を務めており、矢追さんの監修で「UFO検定」を実施しました。
マーキュリー型レッドストーンロケット(MR7)
アポロ司令船 CM
アポロ月面着陸船 LM
NASAルナ/マーズローバー
ルナローバー月面車
ボイジャー惑星探査船
バイキング火星着陸船
ボストーク帰還用宇宙カプセル
ルナ24号月面着陸船
モルニア1号通信衛星
市役所で携わった農業について
高野誠鮮さんはコスモアイル羽咋を成功させると、2002年に農林水産課に異動となります。
そして「過疎高齢化した集落の活性化」を掲げた新市長が当選すると、市長のもとに「一・五次産業振興室」が開設され、市内でもっとも過疎化が進んでいた神子原地区の活性化と、農作物のブランド化が命題となりました。
神子原地区は3集落からなっていましたが、いわゆる「限界集落」で住民の半数以上が65歳以上でした。
そこで高野誠鮮さんは若者のU・Iターンをすすめ、農家の所得を増やし棚田で取れるお米のブランド化を推進していきます。
高野誠鮮が計画したブランド米はローマ法王も食べた
お米をブランド化するに当たり高野誠鮮さんは3人の影響力のある人物に食べてもらおうと計画します。
一人目は天皇陛下です。
当時の宮内庁にアプローチをしますが、体よく断られてしまいます。
二人目はアメリカ合衆国の大統領です。
アメリカのことは漢字で米国と書くことからの発想でしたが、ホワイトハウス宛に送ったお米は受け取りを拒否されてしまいます。
そして三人目がローマ法王でした。
ローマ法王は11億人のクリスチャンの頂点に立つ人物です。
法王がお米を食べてくれれば、その影響力は絶大と考えて手紙を出します。
すると在日本バチカン市国大使館から電話がかかってきました。
手紙への抗議かと思いきや大使が会ってくれるというのです。
そしてお米を法王様に献上すると約束してくれました。
こうして神子原米は2005年にローマ法王に献上されましたが、その効果は絶大なものでした
英語、イタリア語、韓国語など世界中で報道されたため、問い合わせが殺到することになります。
なんと700~800俵のお米を電話だけで1ヵ月でさばいてしまいました。
そしてその人気は衰えず2012年にはパリの「三ツ星」店に進出することになります。
宇宙とお米と仏教と、高野誠鮮さんってどんな方なんでしょうか^ ^
頭の中には未発表のアイデアが詰まってそうですね♪
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高野誠鮮は実行力のあるアイデアマン
以上、高野誠鮮さんについて見てきました。
宇宙科学博物館を成功させただけでも凄いんですが、ブランド米を創出してローマ法王に献上するとは驚きです。
アイデアマンで同時に実行力が備わった方なんですね。
そこで今回は高野誠鮮さんについて、高野誠鮮が市役所で携わった農業について!町おこしの方法が凄い!をテーマに詳しくご紹介しました。