筒井良太さんは線香花火の製造に尽力し続ける花火職人です。
花火職人というと派手な打ち上げ花火を作っている方のイメージがありますが、筒井良太さんの線香花火は職人技で一本ずつ丁寧に作られています。
筒井良太さんがどうして現在のように線香花火を作るようになったのか、出身地などのプロフィールや経歴に興味が湧きますね。
また、現在勤めている花火製造所の場所はどこなのかや、製造している花火についても気になります。
そこで今回は、筒井良太のwikiプロフや経歴!出身地や花火製造所の場所はどこ?をテーマに調べました。
筒井良太のプロフィール
筒井良太さんは福岡県出身の線香花火職人です。
家族に関する詳しいプロフィール情報はありませんが、結婚しており息子さんがいます。
釣りを趣味にしており、剣道の有段者でもあります。
筒井良太の祖父と父親
筒井良太さんの家庭は祖父と父親も花火師という家庭でした。
祖父の筒井時正さんはねずみ花火を考案しており、父の筒井正穂さんも数多くの花火を製造してきた方なので、花火職人として名工の血を受け継いでいます。
小さい頃から筒井良太さんの身近な場所には火薬があり、実家にいた幼少期から火薬で遊んだり実験したりして花火作りに馴染んでいました。
筒井良太は出身地はどこ?
筒井良太さんの学歴に関しては、校名などの情報がありません。
しかし、高校卒業後すぐ家業を継ぐのではなく、一度出身地の福岡県を離れ、県外の自動車製造会社に勤めています。
3年後に地元に戻り、花火職人の道へ進みました。
線香花火の伝統を守る筒井良太
線香花火は、現在ほとんどが安価な海外(中国)製です。
現在国内で線香花火を作っているところが、全国を見ても3つしかないということには驚かされますね。
しかし筒井良太さんは国内の線香花火製造の技術や文化を守ろうと奮闘しています。
筒井良太は叔父の会社で修行
筒井良太さんは実家に戻ってから、さらに別の会社で修行を積み、線香花火の技術を学んできました。
国内で最後に残った線香花火メーカーであり、筒井良太さんの叔父が経営していた隈本花工という会社です。
この会社は廃業となってしまいましたが、筒井良太さんがその技術や火薬配合機などを継承しました。
筒井良太の花火製造所の場所はどこ?
筒井良太さんの花火製造所は、福岡県みやま市にある筒井時正玩具花火製造所というところです。
創業は祖父の代の昭和4年(1929年)なので、すでに90年以上の歴史がある事になりますね。
筒井良太さんは3代目、現在はお弟子さんたちとともに花火の製造や研究に取り組んでいます。
筒井良太のユニークな取り組み
花火と聞くと、伝統をと事にするイメージもありますが、筒井良太さんは伝統的な製法も守りつつ新しい取り組みを次々としています。
一つは花火の技術や魅力などを伝えるための体験ワークショップです。
花火の芯に適したわらを手に入れるため、お米作りから始めるという大胆な事とにもチャレンジしています。
筒井良太の高級線香花火
筒井良太さんの花火製造所では、様々な商品を販売しています。
最高級品の「線香花火 筒井時正」は40本一万円という価格です。
チタニウムなどの金属を配合し、華やかな火花を実現した「金属花火」など、筒井良太さんは新商品の開発にも余念がありません。
どの花火も熟練した職人が作っているため、ばらつきの少ない美しい火花が見られるのが大きな特色です。
贈答品にもなっている筒井良太の花火
筒井良太さんは販路拡大にも力を尽くしてきました。
線香花火といえばセット花火の中に入っているものというイメージもありますが、筒井良太さんは問屋を通さずセレクトショップなどにも花火を直接卸しています。
もちろん、現在はオンラインショップでも筒井良太さんの花火は購入可能です。
高級線香花火を紅白の水引のように着色した「祝い線香花火」など、筒井良太さんの製造する花火が贈答品としても用いられるようになっています。
線香花火の見ほれる美しさ♪
ずっと見ていたい^ ^
大切な方への線香花火ならコレ♪
熟練の技が光る逸品を作る職人をもっとチェックしてみませんか?
こちらからご覧いただけます♪
筒井良太の新しい線香花火作りに注目
筒井良太さんは輸入品に押され、なくなりかけた線香花火の技術を受け継ぎその灯を消さないために尽力してきました。
技術の継承をするだけでなく、さらに新しい花火やよりよい花火を作るための努力も継続しています。
コロナ禍で人が集まる大規模な花火大会は中止され、友人同士で手持ち花火を持って遊ぶのもためらわれる状況になってしまいました。
花火業界にとって間違いなく苦境ですが、筒井良太さんは今も子どもたちの夏の楽しみを守ろうと奮闘中です。
今回は、筒井良太のwikiプロフや経歴!出身地や花火製造所の場所はどこ?をテーマに調べました。