ベストセラー書籍である「女性の品格」を著したことで有名な坂東眞理子さん。
現在は昭和女子大学理事長・総長に就任。
そして、東京都の教育委員会が設置した一般財団法人の理事長も務めている事で話題となっています。
坂東さんの経歴がどのようなものか気になります。
また、就任した財団やその評判についても知りたいですね。
坂東さんの夫や娘さんといった家族はどんな方達なのでしょう。
今回は、「女性の品格」を著したことで有名となった坂東眞理子さんのが凄い事や、就任した財団の評判と家族(夫、娘)についてまとめました。
坂東眞理子は昭和女子大学の理事長・総長
坂東眞理子さんは、評論家であり教育者です。
総理府に務めていた元官僚であり、現在では昭和女子大学理事長並びに総長を務めています。
1946年8月17日生まれの73歳であり、富山県出身です。
2019年に東京都の教育委員会が設置した「一般財団法人 東京学校支援機構」の初代理事長に就任したことが話題となっており、今後の活動に注目が集まっています。
坂東眞理子は女性政策に多く携わった元官僚
坂東さんは東京大学文学部を卒業した後、1969年に総理府に入っています。
男女共同参画室の前身である総理府婦人問題担当室に参加
総理府男女共同参画室長・局長に就任
など女性政策に関わる案件に多く携わっています。
2003年に退官し、その後は昭和女子大学教授に就任し、数々のステップを経て同大学大学長に就任しています。
2016年に学長を任期満了によって退任し、総長並びに理事長として昭和女子大学の運営に携わっています。
坂東眞理子のベストセラー書籍「女性の品格」
坂東さんの知名度が一般に知れ渡ることになったのは、自身の著作である「女性の品格」でしょう。
女性の社会進出が急激に進行する中で、その時代に生きる女性の職場や家庭での価値観について語った本です。
新しい時代を生きる女性像を説いた本であり、女性のみならず男性にとっても自身の在り方を考えさせられる刺激的な内容の一冊と言えます。
2006年に出版しており、現在まで続くベストセラーとなっています。
また昨年2019年には「70歳のたしなみ」という、70代を生きる人間の前向きな心構えについて説いた本が発表されており、こちらもベストセラーとなっています。
坂東眞理子が一般財団法人東京学校支援機構の理事長に就任
坂東さんは東京都の教育委員会が設立した「一般財団法人 東京学校支援機構」の初代理事長を務めています。
昨年2019年に小池百合子都知事から発表されており、同年7月1日に設立されています。
【小池知事定例会見録】地方との財源格差是正「工夫がない」
都の教育委員会が設立を進めております新たな財団について、名称など具体的な事項が決まりました。そのお知らせでございます。この財団ですが、学校をよりきめ細かくサポートする、それから、教員の働き方改革も大変注目されておりまして、これを推進するということが目的で、全国で初めて都教育委員会が設立するものでございます
引用元:産経ニュース(https://www.sankei.com/politics/news/190524/plt1905240040-n1.html)
正式名称「一般財団法人東京学校支援機構」とともに、「TEPRO(ティープロ)」との略称も合わせて発表されており、今後はその略称で呼称されることになります。
また坂東さんを指名した理由として、教育と経営に業績があり、国の中央審議会の委員として活躍していることを挙げています。
坂東眞理子が勤める一般財団法人東京学校支援機構の支援内容
都知事によって発表されたTEPROですが、その支援内容は以下の3点であるとされています。
多様な外部人材を安定的に確保する機能
教員サポート機能
学校の事務センター機能
参考:東京都教育委員会ホームページ(https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2019/release20190524_05.html)
教師の質を高めたり、学校の全体的な運営をよりスムーズに進行させるとした目的があるといえます。
坂東眞理子が勤める一般財団法人東京学校支援機構の評判
昨年7月から運営が開始されているTEPROですが、その評判はどのようなものなのでしょうか。
実は現段階では業務の実施準備の段階であり、実質的な運用は令和2年度、つまり4月からを予定しています。
と言う訳で、現状ではまだ評価を下すには早い段階であると言えるでしょう。
TEPROは今後どのように活動するのか、注目が集まります。
坂東眞理子の家族
男女共同参画室の経歴や著作「女性の品格」を出した坂東さんですが、坂東さんの家族はどのような方達なのでしょうか。
坂東さんは結婚しており、夫と2人の娘さんと母親の3世代で暮らしている模様です。
ここでは夫と2人の娘さんについて紹介します。
坂東眞理子の夫は東大出身のエンジニア
坂東さんは24歳の時に結婚しています。
坂東さんはお相手の方について、以下のように語っています。
坂東眞理子さん直伝 脱「いい子」で新型リーダーに
夫は、民間企業で理科系の人だったから、夜は遅く朝は早くてほとんど家にいなかったんです。同じ高校の同級生で大学も同じ、私は文学部で彼はエンジニア。彼が修士を終わって入社後すぐに結婚したんです。
引用元:WOMAN SMART(https://style.nikkei.com/article/DGXMZO14193780X10C17A3000000/)
坂東さんの夫はエンジニアであり、同じ大学ということで東大出身であることが判ります。
そうなるとやはりエリートと呼べる方であることが窺えますし、坂東さんの経歴に負けない肩書や経歴を持つであろうことも推測されます。
坂東眞理子の娘は2人ともワーキングマザー
坂東さんには娘さんが2人おり、長女は坂東さんが26歳の時の子供で、次女は38歳の時の子供とされています。
当時は1980~1990年代であり、現在のような働くママに対する保護はまだ整備されていない状態です。
子育てはかなり難航した模様です。
そうした中で、娘さんたちから恨み言に近いことを言われて落ち込んだこともあったそうです。
ただ振り返って見た時、つらい環境の中でも仕事を行う意義について以下のように考えていることを明かしています。
坂東眞理子 親の一生懸命さは子どもに必ず伝わる
20~30代のうちは子育てもあるし、職場でも自分を確立できていなくて大変だろうけれど、低空飛行でもいいから続けることに意味があると思います。そのときにあんまり頑張り過ぎないでね。
(中略)
子育てをしながら、仕事も続けるというのは、ジタバタとみっともない姿をさらすこともあって本当にかっこ悪い、そうやって頑張っても小さいうちは子どもに分かってもらえないこともあるしで、どうしようもない。だけれど、それに耐えることが必ず将来、財産になりますよ。100パーセント完璧ではなくても一生懸命にやってきた親を、子ども達もいつか必ず理解し、認めてくれるはずです。引用元:日経DUAL(https://dual.nikkei.com/article/029/66/?P=5)
現在2人の娘さん達はいずれもワーキングマザーをしていると語っていますが、それは母親である坂東さんの背中を育ってきたことによるものと言えるでしょう。
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坂東眞理子の今後の活躍に注目
坂東さんは女性そして年齢などといった、社会的なハードルについて考え、その中で活動する意義を唱え続けています。
それは各個人が輝き続ける方法でもあり、坂東さんはその方法について模索しこれからも実践していくことでしょう。
今後の坂東さんの更なる活躍が楽しみです。
今回は、「女性の品格」を著したことで有名となった坂東眞理子の経歴や、就任した財団やその評判、夫や娘さんなどの家族についてまとめました。