下重暁子さんは元NHKアナウンサーで、現在は作家として活躍している女性です。
70歳を過ぎてからの著書が注目されるなど、その発言に注目が集まっています。
インテリアへのこだわりも知られており、自宅や別荘について興味を持つ方も多くいます。
また、著書の評価や年収、マルクス社会主義との関係について知りたいと思う方も少なくありません。
そこで今回は、下重暁子の年収や評価!自宅や別荘はどこ?マルクスとの関係!をテーマにまとめてみました。
下重暁子のプロフィール
誕生日:1936年5月29日
出身地:栃木県宇都宮市
学 歴:大阪府立大手前高校→早稲田大学教育学部国語国文学科
職 業:作家
下重暁子さんは2021年現在85歳の作家です。
結婚後、戸籍上の名前は「下重」ではなく結婚相手である旦那さんのの苗字に変わっていますが、旧姓のまま活動しており、選択的夫婦別姓にも賛成の立場を取っています。
幼い頃に戦争を経験している世代の方で、疎開していた事もありました。
下重暁子の生い立ちや学歴
下重暁子さんは栃木県出身、戦争の時は奈良に疎開しており、病気療養の日々を過ごしています。
陸軍の軍人だった父親は戦後公職追放の憂き目に遭い、過干渉だった母親とも衝突があった下重暁子さんは、戦後様々な土地を転々としました。
高校は大阪の進学校で、制服を仕立て屋さんに頼んでカスタマイズしていました。
現在もおしゃれな方ですが、既にこの頃から服装にこだわりがあった様です。
大学は早稲田大学に進学しています。
下重暁子は元NHKアナウンサー
下重暁子さんは早稲田大学卒業後、NHKでアナウンサーをしていました。
同じく、NHKアナウンサーをしていた事で知られた野際陽子さんの1年後輩にあたります。
NHKを退職後も、フリーキャスターとして活躍していました。
下重暁子の評価
NHKアナウンサーやフリーキャスターとして活躍していた下重暁子さんですが、近年は作家としての活動が広く知られています。
エッセイなど幅広い分野を執筆し、著書から伺い知れる価値観に共感する方も多くいます。
ご自身も年齢や家族にとらわれず自立して生きる生き方をしており、48歳になってからクラシックバレエを始めるなど、常に新しい挑戦をする姿勢にも高い評価が寄せられていますね。
下重暁子の著書
下重暁子さんの著書は多数あります。
近年話題になった著書は、ライフスタイルに関するものや「死」に関するテーマの本が多く見られます。
・『暮らし自分流』(2018)
・『年齢は捨てなさい』(2019)
・『死は最後で最大のときめき』(2021)
80代になってもコンスタントに著書を出している点も凄い方です。
下重暁子は『家族という病』で話題に
下重暁子さんの本で特に話題になった本が、2015年の『家族という病』です。
下重暁子さん自身は結婚しても独立した生き方を選んでおり、自らの家族との不和の経験もある為、親が子どもに過度の期待をかける事などをよしとしません。
一方、家族の価値を大切に思う方からの反発も多く招いた本でもあります。
評論家の金美齢さんからは『家族というクスリ』という反論本が出版されるほどでした。
2016年には『家族という病2』も出版されています。
下重暁子の自宅や別荘はどこ?
下重暁子さんは、インテリアへのこだわりを持つ方です。
古い家具を大切にしており、広尾の自宅や事務所、軽井沢の別荘の様子がメディアで紹介された事もありました。
ファッションやインテリアにかけているお金を見ると、著書での年収も相当なものであると想像できます。
JKA会長を務めていた下重暁子
下重暁子さんは民間団体で役職に就いています。
財団法人JKA(競輪・オートレースの団体)会長を務めていた事もあり、女子競輪復活に貢献しました。
日本旅行作家協会の現職会長でもあります。
下重暁子とマルクスとの関係!
下重暁子さんはweb上に掲載された書評で、斎藤幸平さんの『人新世の「資本論』』という本を読み、夢中になっている事を綴っています。
そして、触発された様子の下重暁子さんは、原点になるのはマルクスの『資本論』の読み返しを試みる事にした様です。
その一方、マルクスの『資本論』は全9冊、数千ページの大作ですので「読めるかなぁ?」とも書いています。
ただ読むだけでなく、難解な内容を理解しながら読み進めていくには時間と労力を要します。
しかし、下重暁子さんの『資本論』評は、ぜひ聞いてみたいですね。
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長く文壇で活躍してきた下重暁子
下重暁子さんは1967年から50年以上文筆活動を続けてきた作家です。
その価値観やライフスタイルに注目が集まる事も多く、同年代の方だけでなく若い方からも支持を得てきました。
現在80代半ばという年齢ですが、近年も元気な様子が伺えますので、今後より一層の活躍期待しましょう。
今回は、下重暁子の年収や評価!自宅や別荘はどこ?マルクスとの関係!をテーマにまとめてみました。