2020年3月にプロテストを受けてプロボクサーとなった松本圭佑選手。
東京五輪出場候補に選ばれていたほどの実力の持ち主であり、今後プロボクサー一本に集中することで更なる活躍が期待されています。
その松本圭佑選手、成績や筋肉が凄いと噂です。
それにしても、松本圭佑選手が東京オリンピックを断念しましたが、理由はどの様なものなのでしょうか。
また松本圭佑選手の階級や学歴はどのようなものなのでしょうか。
今回は、東京オリンピック出場を期待されていたボクサーである松本圭佑選手の成績や筋肉、オリンピック出場断念の理由、階級や学歴などについてまとめました。
松本圭佑とは：新進気鋭のプロボクサー
松本圭佑選手のプロフィール
名 前：松本圭佑（まつもと けいすけ）
出 身：神奈川県出身
誕生日：1999年7月17日
年 齢：20歳
身 長：175cm
体 重：53.52～55.34kg（スーパーバンタム級）
職 業：ボクサー
所 属：大橋ボクシングジム
松本圭佑選手は、プロボクサーです。
スーパーバンタム級のボクサーであり、中学から高校在学中に輝かしい記録を残しており、2020年の3月のプロテスト合格の後にプロボクサーとなっています。
松本圭佑の経歴：小学～高校
松本圭佑選手は、1999年に神奈川県横浜市で誕生しています。
小学3年生の時にボクシングを開始しており、当初はダイエット目的でしたが、やっていく中でボクシングが面白くなったことによって熱中した模様です。
父親は世界挑戦の経験がある「松本好二」さん、祖父もまた東日本ウエルター級新人王を獲った松本弘さん。
家庭的にもボクシングに対して才能があったことが窺えます。
名門「大橋ジム」での練習によってみるみる実力がつき、ジュニアボクシング大会で5連覇を達成し、まさに敵なしと言える記録を残しています。
高校ではライバルとされている堤駿斗さんと対戦を繰り広げており、インターハイ3年間準優勝の記録を残しています。
松本圭佑の経歴：大学以降
松本圭佑選手はボクシングが強い東京農業大学に進学しており、ボクシング部員として様々な大会に出場しています。
2020年の東京五輪の出場候補の一人と言われていましたが、全日本選手権で予選敗退したことによりその道は断念しています。
その後東京農業大学を中退し、2020年の3月4日に行われたプロテストに合格しています。
現在はプロボクサーであり、2020年の5月28日にプロデビューすることが予定されています。
松本圭佑の成績
松本圭佑選手のこれまでのボクシングの成績は、以下の通りです。
成績
2011～2015年：全国U-15ジュニアボクシング大会「優勝」
2016～2018年：インターハイボクシング競技大会「2位」
2016～2017年：全国高校選抜「優勝」
小学校時代は無敵であったと言えるでしょう。
高校時代は天才の異名を持つ堤駿斗さんに敗れたことで、インターハイでは2位となっています。
しかしその実力は伯仲しているとも噂されており、松本圭佑選手が強いボクサーであることに疑う余地はないと言えるでしょう。
松本圭佑が東京オリンピックを断念した理由
輝かしい活躍をしている松本圭佑選手は、今年開催予定だった東京五輪の出場候補として注目を集めていました。
松本圭佑選手も東京五輪で活躍することを目標としており、かなり激しいトレーニングを重ねていた模様です。
しかし、東京五輪の出場を考査する大会と言われる「全日本選手権」で予選敗退をしてしまい、候補から外れてしまっています。
親子三代のボクシング界”ミライモンスター”松本圭佑がプロ転向。「井上尚弥さんの言葉に押された」「父のロマンを」
東京五輪のホープとして期待されていたが、昨年、五輪代表候補を決める全日本選手権予選の関東ブロック大会で、日大の小川寛樹に敗れて夢を絶たれた。オーバーワークによる体調不良で、2ラウンドから体が動かくなり、試合後、控室で過呼吸が止まらず、嘔吐に加え、呂律が回らなくなり救急車で病院に搬送された。脱水症状を起こしており、1.5リットルもの点滴治療を受けた。
引用元：ヤフーニュース（https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00010002-wordleafs-fight&p=1）
体調不良によって本来の実力を出しきれないまま、破れてしまった、ということでしょうか。
残念ながら、東京五輪に出場できる見込みは閉ざされてしまい、オリンピックという大舞台での試合は断念せざるを得なかったと言えるでしょう。
松本圭佑が東京オリンピックを断念したことによって開かれた道
しかし、この経験は松本圭佑選手にとって人生の分岐点とも言える状況に繋がります。
当時、松本圭佑選手は東京農業大学の学生でしたが、この敗戦の後に大学を中退し、プロボクサーとして生きることを決意しています。
その背景には、同じジムの先輩である井上尚弥選手のアドバイスによるものであるとされています。
親子三代のボクシング界”ミライモンスター”松本圭佑がプロ転向。「井上尚弥さんの言葉に押された」「父のロマンを」
意識が戻ったとき、はじめて東京五輪への道が絶たれた現実を知った。「全日本もいけないのか、むなしい」と思ったが、「それほど落ちこむことなく、小さい頃から一番狙っていたのはプロの世界なんだ」と気持ちを切り替えた。
だが、まだ東農大2年生。卒業してからプロになるのか、今すぐ中退してプロになるのか、悩みに悩んだ。
ジムの更衣室でWBA世界バンタム級スーパー、IBF世界同級王者、井上尚弥に「悩んでいるんです」と相談した。
モンスターは「プロへ行くなら早い方がいいよ」と答えをくれた。
中退してのプロ転向へ心が傾きかけていたとき、テレビでWBSS決勝の井上尚弥VSノニト・ドネア戦を見た。
「こんなに凄い人が同じジムで身近にいるんだ。こんなに恵まれた環境はない」
それが決め手になった。引用元：ヤフーニュース（https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00010002-wordleafs-fight&p=1）
大学を辞めるという選択はかなり重たいものであり、今後その重さに負けない活躍に期待が掛かります。
松本圭佑の筋肉
松本圭佑選手はプロボクサーであり、素晴らしい筋肉を持ち合わせた身体つきをしています。
ボクサーに必要な瞬発力に溢れた身体であると言われており、そこからとても強いパンチを出すとされています。
細く引き締まった肉体であり、まさに「細マッチョ」と言えるでしょう。
松本圭佑選手は端正な顔立ちの持ち主であり、全体的にかなりカッコイイ男子であることが窺えます。
松本圭佑の筋肉の維持の秘密
プロボクサーは自分の階級に合わせた体重を維持する必要があり、松本圭佑選手は大よそ55kgを目安に整えていると思われます。
日本人の20歳の平均身長並びに体重は以下の通りです。
平均身長…170.9cm
平均体重…64.6kg
（平成24年調べ）総務省統計局(https://www.stat.go.jp/data/nihon/back15/zuhyou/n152100200.xls)
松本圭佑選手は平均身長より高く、そして平均体重より軽いことが解ります。
この身体つきを維持するのはかなり大変なことであり、その苦労を間近で見ている松本圭佑選手の母親は以下のように語っています。
小さなお弁当。せめて美味しく食べて欲しい。
お弁当、小さいですか？ これは普段用です。日頃から体重を増やさないようにしないといけないので、同世代の男子と比べたら少ないですよね。減量期間はさらに過酷です。試合1週間前になると、ご飯はこの4分の1くらい。1日約1000キロカロリーに抑えるのでおかずも少なくなります。ハードな練習をしているのに、女子のお弁当の半分くらいの量しかない。ときどき可哀想になって少し多めに入れてしまうんですが、本人が気づいてしっかり残してきます。
引用元：サーモス （https://www.thermos.jp/brand/recipeoftheathlete/index_vol02_1_p1.html）
やはりプロフェッショナルの世界というものは、厳しいものがありますね。
松本圭佑が所属する階級「スーパーバンタム級」
松本圭佑選手のボクシングでの階級は「スーパーバンタム級」です。
ボクシングでは体重別に17の階級があり、その中で6番目に軽い階級です。
また日本人ボクサーが比較的多い階級であると言われています。
有名な選手
◯長谷川穂積…元WBC世界スーパーバンタム級王者
◯亀田和毅……元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者
◯岩佐亮佑……現IBF世界スーパーバンタム級暫定王者
◯西岡利晃……元WBC世界スーパーバンタム級王者
松本圭佑が将来的に所属すると噂されている階級「フェザー級」
ただ、将来的には父親の松本好二さんの階級であったフェザー級にいくこともあるのでは、とされています。
フェザー級はスーパーバンタム級より一つ上の階級で体重は55.34～57.15kgとされています。
この階級も日本人ボクサーが多い階級と言われています。
有名選手
◯長谷川穂積…元WBC世界フェザー級王者
◯越本隆志……元WBC世界フェザー級王者
◯粟生隆寛……元WBC世界フェザー級王者
松本圭佑の高校や大学などの学歴
プロボクサーとして活躍することが期待されている松本圭佑選手ですが、その学歴はどのようなものなのでしょうか。
ここでは、松本圭佑選手が進学した高校・大学についてそれぞれ紹介します。
松本圭佑が進学した高校：横浜市立みなと総合高校
松本圭佑選手は、横浜市立みなと総合高校に進学しています。
神奈川県横浜市中区にある高校であり、偏差値は「55」であるとされています。
参考：みんなの高校情報(https://www.minkou.jp/hischool/school/deviation/4917/)
ボクシングのインターハイに多く出場している強豪校であり、週末には大学の練習に参加することもあると言われています。
松本圭佑が進学した大学：東京農業大学
松本圭佑選手は、東京農業大学に進学しています。
東京農業大学はボクシングの強豪校であり、高校生時代の実績が認められたことで以下の学部にスポーツ推薦で入学してします。
在籍していた学部
◯東京農業大学国際食糧情報学部バイオビジネス学科
そして、プロへの道を選ぶとともに、大学2年生の時に中退しています。
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松本圭佑の今後の活躍に注目
東京農業大学を中退しプロボクサーの道を選んだ、というのは並大抵の覚悟ではできないことでしょう。
その覚悟によって開かれた道で、どのような活躍をすることになるのでしょうか。
今後の松本圭佑選手のますますの活躍に期待したい所ですね。
今回は、東京オリンピック出場を期待されていたボクサーである松本圭佑選手の成績や筋肉、オリンピック出場断念の理由、階級や学歴などについてまとめました。