惣領冬実さんは『チェーザレ 破壊の創造者』や『マリー・アントワネット』などの作品で知られる漫画家です。
人気作を次々と出される漫画家さんなので、詳しいプロフィールや経歴を知りたいですよね。
また結婚歴や現在の家族構成も気になるところです。
そこで今回は惣領冬実さんについて、惣領冬実のプロフや経歴！結婚歴や現在の家族構成もチェック！をテーマにまとめました。
惣領冬実のプロフィール
惣領冬実さんは女性漫画家です。
大分県別府市の出身。
血液型はB型です。
惣領冬実の経歴
惣領冬実さんは観世流能楽師の家に生まれました。
幼少期より馬などの絵を描くのが好きでしたが、漫画に関心は特にありませんでした。
しかし、周りの大人たちから馬の絵を描いてみせてと言われることが多く、ご本人もノリノリで絵を描く事を楽しんでいた模様です。
その後、高校は美術科と音楽科のみの公立、大分県立芸術緑丘高等学校に進学してます。
大分県立芸術緑丘高等学校と並んで東京都立総合芸術高等学校日本国内では2校しかない公立の美術科と音楽科のみの高校です。
卒業後は美大に向けて浪人生活を送りましたが、強制的に絵を描く事は苦手な様で、フリーターになり、母親の勧めで服飾専門学校に入学します。
そして、服飾専門学校に在籍中、装苑賞の資金調達のために偶然目にした小学館主催の新人賞に応募します。
そこで佳作を受賞し『別冊少女コミック』1982年4月号に掲載された『陽だまりの訪問者』で漫画家デビューを果たしました。
実は新人賞の賞金100万円を狙った応募でしたが、受賞したのは佳作だったので賞金は1/10の10万円でした。
ピンクなきみにブルーなぼく
ボーイフレンド
MARS
など
傑出した描写力と長編を描き切る力量が人気の漫画家の惣領冬実さん。
デビュー作は少女漫画でしたが、少女漫画における恋愛中心の描写よりも、もっと色々な角度からの人間を描きたいという思いから、青年誌である『モーニング（講談社）』へ移籍します。
モーニングでは、遺伝子や精神世界を描いた近未来SF『ES -Eternal Sabbath-』や、イタリアの偉人を描いた『チェーザレ 破壊の創造者』を発表。
それらの作品の多くは日本国外でも出版される人気です。
惣領冬実の人気作とYoutube
惣領冬実さんの作品で、ルネサンスのイタリアを舞台に、その評価が大きくわかれるチェーザレ・ボルジアの実像に迫った長編歴史漫画作品、『チェーザレ ～破壊の創造者～』は、これまでに12巻が刊行されています。
そして同作品の公式チャンネル『CesareAcademia』がYou Tubeに開設されています。
2013年3月21日に登録されており、これまでに5万8000回あまり視聴されています。
『チェーザレ ～破壊の創造者～』の片鱗に触れてみたい方にはおすすめです。
■『チェーザレ～破壊の創造者～』 "Cesare" MANGA-MOVIE vol.１
惣領冬実とヴェルサイユ宮殿
経歴でご紹介した通り惣領冬実さんは、2016年に『マリー・アントワネット』をヴェルサイユ宮殿の監修下で上梓しています。
同作の裏側について少しご紹介しましょう。
『マリー・アントワネット』の企画がスタートしたのは2014年の暮の頃です。
ヴェルサイユ宮殿サイドが同宮殿を舞台とした漫画の描き手を探していました。
フランスの出版社であるグレナ社が、講談社の『モーニング』編集部の北本かおりさんに相談を持ちかけます。
北本かおりさんが指名したのは『チェーザレ ～破壊の創造者～』で実績を上げていた惣領冬実さんでした。
そして2015年7月からヴェルサイユ宮殿で打ち合わせが開始されます。
3週間の滞在期間中、惣領冬実さんにはヴェルサイユ宮殿へのフリーパスのほか、非公開の部屋への入室許可や、誰もいない休館日に自由に写真撮影が許されるなど、まさにいたれりつくせりの好待遇でした。
そして『マリー・アントワネット』は『モーニング』で2016年38号から41号まで全4話の構成で掲載されました。
惣領冬実の結婚歴
いろいろ調べてみたのですが、惣領冬実さんには結婚歴はないようです。
これまで漫画の創作に忙しかったのでしょう。
惣領冬実の家族について
大分県時代の惣領冬実さんのご家族は、両親と6歳年上の兄の4人家族でした。
父親が観世流能楽師だったので、3歳の頃に子役として舞台に上げられそうになりますが、兄とは違い全くやる気がなかったため、父親が諦めたというエピソードがあります。
惣領冬実の現在の家族構成
惣領冬実さんの現在の家族構成は、ご本人と猫の二人暮らしをしているようです。
マイペースで仕事を続けているので、日々静かな時間が流れているのでしょう。
惣領冬実さんがチェザーレを描く理由♪
中世ヨーロッパを圧倒的な筆力で描かれています^ ^
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惣領冬実のこれからも注目
以上、漫画家の惣領冬実さんについて見てきました。
『マリー・アントワネット』は、処刑シーンがないなどファンの中では論議を呼んだ作品ですが、惣領冬実さんはマリーの平穏な生活を描きたかったのではないかと言われています。
いずれにせよ、これからも執筆活動を続けて欲しいものです。
今回は惣領冬実さんについて、惣領冬実のプロフや経歴！結婚歴や現在の家族構成もチェック！をテーマにまとめました。
