古森重隆氏は「富士フィルム」の会長職を務める方です。
富士フィルムは世界的に流行しているコロナウィルスに効果があると言われている「アビガン」の製造会社として熱い注目を浴びていますね。
そしてトップである古森重隆会長の動向にも注目が集まっています。
そこで、古森重隆会長の経歴が気になります。
また出身高校や大学なども知りたいですね。
総理大臣である安倍晋三氏との関係も話題となっていますどんな感じなんでしょう?
今回は、古森重隆の経歴が凄い!出身高校や大学はどこ?安倍晋三との関係!をテーマにまとめました。
古森重隆は富士フイルムホールディングスの会長
古森重隆氏は富士フイルムホールディングスの代表取締役会長です。
富士フイルムホールディングスは「富士フィルム」と「富士ゼロックス」を子会社としており、代表取締役会長を兼任しています。
古森重隆の出身高校や大学などの学歴や経歴
古森重隆氏は1939年に長崎県で誕生しています。
県でも有数の進学校である「長崎県立長崎西高等学校」を卒業後に東京大学経済学部へ進学し、卒業後は富士写真フイルムに入社しています。
仕事は営業が中心であり、ヨーロッパ社長などを経験した後、2000年に同会社の社長に就任しています。
その後に富士ゼロックスと富士フィルムを連結子会社とした富士フイルムホールディングス株式会社を立ち上げており、古森重隆氏は会長職に就任しています。
古森重隆は体育会系
古森重隆氏は東京大学出身で大企業のトップに上り詰めた人物であり、エリート中のエリートと言える方です。
しかし、本人は学生時代にアメリカンフットボール部に所属しており、バリバリの体育会系の気質の持ち主であると言われています。
古森重隆会長は、かつて部下から仕事についての悩みを相談された時に、以下のように答えたことを明かしています。
富士フイルムHDは、急激なデジタル化の波を受け、以前は利益の6割を占めた写真フィルム事業を一気に縮小。医療や印刷など成長分野へ舵を切った。「第二の創業」を図る豪腕社長の部下指導法はどのようなものか。
上司がいくら指導をしても部下の力が伸びないのは、本人の自覚のなさに起因することが多い。「自分はこのままではいけない」「何かを変えなければならない」という自覚があって初めて上司の指導が生きる。部下の成長は本人の自覚7割、指導3割といったところだろう。
では、どうすれば、部下の自覚を喚起できるのか。基本はサラリーマンとはどのような存在であるか、もう一度認識させることだ。会社組織には「会社のため」という会社が主語になる世界と、「自分のため」という個人が主語になる世界がある。この折り合いがつかないとこんな疑問がわき上がってくる。「自分は何のために仕事をしているのか」「仕事と人生は両立するのだろうか」……。
私も以前、部下から「会社の仕事だけが自分の人生なのでしょうか」と相談されたことがある。私は答えた。「半年でいい。会社のために死ぬ気で働いてみろ。仕事と人生をどう両立するかわかるぞ」。その後会うと、「わかった気がします」と晴れ晴れとした表情が印象的だった。
引用元:PRESIDENT Online(https://president.jp/articles/-/1390)
戦争中を生き抜いた世代であり、やはりそのバイタリティは群を抜いて素晴らしいものがあると言えるでしょう。
古森重隆の素晴らしい戦略眼
古森重隆氏は体育会系の方ですが、しかしそれと同時に「富士フィルム」という大会社の会長という指揮官としても優秀な方であると言われています。
2000年代に発生したデジタル化の波に上手く対応できたことが、古森重隆氏の戦略眼の鋭さを象徴しています。
2000年時点では富士フィルムの営業利益は、約7割が写真用フィルムが占めており、まさに主力商品と言えます。
ところがデジタルカメラなどの出現により、フィルムの利益は徐々に減退し、わずか5年で赤字転落するという事態に陥っています。
古森重隆氏はその苦境に対し、富士フィルムの生き残りと新生のために社内の構造改革に乗り出しています。
古森重隆氏の改革は成功し、現在の富士フィルムは次の事業領域を持つグループへと進化しています。
◯ヘルスケア
◯記録メディア
◯光学・電子映像
◯ドキュメント
古森重隆が会長を務める「富士フィルム」の医療やヘルスケア
富士フィルムは医療やヘルスケア関連事業を展開しています。
レントゲンは大きいカメラと呼べる機械であり、富士フィルムにとって既存の技術並びに今後の成長技術の使用を期待できる分野なのです。
またヘルスケアですが、美容において使用される「コラーゲン」は、実は写真フィルムのメイン成分であり、写真フィルムの知識はそのまま美容分野において活かすことが可能なのです。
こうして富士フィルムは持ち合わせていた技術を新しい分野で活かせるように模索し、それぞれの事業を立ち上げて新生することに成功したのでした。
古森重隆が会長を務める「富士フィルム」とライバル企業の違い
では他のライバル企業は、どの様になったのでしょうか。
当時の富士フィルムのライバルとして有名だったのは、アメリカ企業の「イーストマンコダック(通称:コダック)」です。
コダックもまた世界中に広がるデジタル化の波は承知していましたが、社内改革を行うことなく、世相に対応できずに2012年には倒産を迎えています。
コダックの倒産は、巨大企業が持つ世界的な技術が新興的な技術に打ち負けてしまう事例を指す「イノベーションのジレンマ」の典型的な例として知られています。
現在の視点では富士フィルムの変遷は自然なものに見えますが、その当時に社内改革を断行することは覚悟が問われる話であり、古森重隆氏の素晴らしい決断力があったからこそと言えます。
古森重隆と安倍晋三の関係は?
古森重隆氏と安倍晋三首相は以前から親交がありました。
一体どんな感じ何でしょう?
トップは、葛西敬之・JR東海名誉会長で、会合日数は41日にも及びます。葛西名誉会長は、4位の古森重隆・富士フイルムホールディングス会長らとともに、たびたび東京・南麻布の料亭に通って安倍首相との親交を深めています。
引用元:DIAMOND ONLINE
https://diamond.jp/articles/-/140797?page=4
何だか凄い面々ですね。
会長になる前の古森重隆氏の動画を発見!!
社長時代もなんか凄い^ ^
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古森重隆の今後の活躍に注目
古森重隆氏のパワフルなバイタリティと時代を見据えた眼は素晴らしいものがあり、それは現在も続いていると言われています。
今後も古森重隆会長に注目です。
今回は、富士フィルムの長である古森重隆会長の出身高校や大学などの経歴、安倍晋三首相との関係なについてまとめました。