腰痛に対する治療方法や運動などを研究している医学者の松平浩先生。
方法は従来の治療方法とは違う全く新しいものであり、テレビなどのメディアで話題となっています。
その松平浩先生、wikiプロフや出身地は、主宰する腰痛教室で行われている「マインドフルネス」を用いた方法が気になります。
あまり聞きなれない「マインドフルネス」とは一体どんなものなのでしょうか。
今回は、腰痛治療の専門家として有名な松平浩先生のwikiプロフや出身地、腰痛教室で用いているマインドフルネスとな何か、などについてまとめました。
松平浩のwikiプロフや出身地をチェック
松平浩先生は、医学者です。
個人的なプロフィールについてはほとんど明かされておらず、出身地や正確な誕生日・年齢などは不明です。
腰痛に関する研究者として、現代的で革新的な様々な腰痛治療を編み出していることで話題となっています。
松平浩の経歴
先述したとおり、松平浩先生の出生地や誕生日などは不明です。
しかし、1992年に順天堂大学医学部を卒業していることから、ストレートに進学されている場合、誕生年は1968年であることが推測されます。
専門は外科であり、大学卒業後に東京大学整形外科に入局。
その後は数か所の病院で研修を積んでいます。
それ以降は医者と医学者の両方の道を歩んでおり、特に腰痛治療に関する実績と評価は高く、画期的な腰痛治療の専門家の一人であると言われています。
現在は東京大学医学部附属病院で特任教授を務め、テレビなどに出演し腰痛に対するメソッドを伝授しています。
松平浩の学歴や職歴
松平浩先生は、医学に関わる様々な学歴や職歴の持ち主です。
それらは以下の通りです。
松平 浩 先生 【保健体育】
1992年 順天堂大学医学部を卒業後、東京大学医学部整形外科教室に入局し、三井記念病院、佼成病院、浅間総合病院、武蔵野赤十字病院で研修。
1998年、東京大学医学部部付属病院整形外科の腰椎・腰痛グループチーフに就任。同大学にて博士号を取得。
2008年、英国サウサンプトン大学疫学リサーチセンターにシニアリサーチフェローとして留学後、2009年に関東労災病院勤労者筋・骨格系疾病研究センターセンター長に就任。労働者健康福祉機構本部研究ディレクターを兼務。
2014年より東京大学附属病院22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座長（特任准教授）、
2016年4月より同講座 特任教授に就任。福島県立医科大学医学部 疼痛医学講座 特任教授（兼務）。引用元：世界一受けたい授業（http://www.ntv.co.jp/sekaju/profile/matudairahirosi.html）
松平浩の腰痛に対する取り組み
松平浩先生の腰痛治療の内容はどのようなものなのでしょうか。
松平浩先生は東大病院に腰痛の専門家として研究をしており、腰痛の研究の意義について以下のように語っています。
運動器疼痛メディカルリサーチ＆マネジメント講座
すなわち、腰痛を主とする運動器疼痛は、我が国においても世界的にみても最も有訴率が高く社会的損失も大きい問題であり、今までの対策は奏功しているとは言えません。
一方、腰痛を主とする運動器疼痛には「心理社会的ストレスが強く影響すること」「安静よりも運動が有益なこと」といったステレオタイプの考えとは異なる事実が明らかになるなど、その概念は、現在、歴史的な転換期を迎えています。
私は、この分野の研究と診療に真正面から取り組んでまいりましたが、2014年4月より当講座を新設し、さらなる社会貢献性の高いデータやツールの創出と、それに基づく新たな視点に立ったコンセプトや運動療法の提案、その普及・啓発に努めてまいる所存です。
引用元：東大病院（https://lbp4u.com/）
腰痛に対し今までとは違ったアプローチが必要であり、それは身体のみならず心のケアも含めた方法を取ることで解決に導こうとする新しい方法を模索していると言えます。
また心に対するアプローチとして「マインドフルネス」を用いた心理的な治療も効果的であると提唱しており、その普及に務めています。
松平浩は「マインドフルネス」を腰痛教室で用いる
松平浩先生は自身で腰痛教室を様々な場所で開催しています。
そして腰痛教室では松平浩先生が提唱する「マインドフルネス」を用いた腰痛治療が行われています。
松平浩先生は腰痛の原因の一つとしてストレスと挙げており、マインドフルネスを通してストレスを取り除くことによって腰の調子を整えることができるとしています。
「これだけ体操」と認知行動的アプローチで腰痛に挑む
――心理社会的要因がある腰痛には、具体的にどのようにアプローチするのでしょうか？
個別に対応していく必要がありますが、第三世代の認知行動療法であるマインドフルネスなどを利用することが有効に働くことがあります。マインドフルネス系の療法は不安にとらわれた状態から抜け出させる手法の一つですが、自分の腰痛から注意をそらすことで慢性的な腰痛が自己管理できるようになることがあります。もちろん、慢性腰痛管理の主役であるエクササイズと両輪でアプローチしていきます。
引用元：医療情報サイト m3.com（https://www.m3.com/open/clinical/news/article/699569/）
松平浩が用いる「マインドフルネス」とは
松平浩先生が腰痛治療として勧める「マインドフルネス」とはどのようなものなのでしょうか。
マインドフルネスとは現代的な瞑想のメソッドであり、心理的な抑圧を減少させることを目的としたテクニックです。
［専門家が教える］話題のマインドフルネス瞑想のやり方と効果！瞑想が人生の質を高める
最近よく耳にするマインドフルネスってなんでしょう。“マインドフルネス” とは、古代の仏教より伝わる伝統的なメソッドから宗教的な要素を除いた瞑想のことをいいます。目指すのは「今ここにいる」という状態。
自分自身が勝手に作り上げる頭の中のおしゃべりは止まりません。過ぎ去った過去を手放し、将来への不安からもはなれて、「今ここ」に意識を置くトレーニングをすることで、集中力が増し、頭の中が明晰になり、心の安定と強さを得るとても良い方法です。
引用元：カンポフルライフ（https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/heart/?p=3142）
過去の失敗に心をかき乱されたり、未来への不安に思い煩うとしたことは誰しも思い当たることがあると思います。
そうした悪材料に心を奪われることで身体は緊張状態を迎え、心身いずれにも悪い影響を与えます。
マインドフルネスは過去・未来に捕らわれず、この「今」だけを見つめ、心身共に伸びやかな形に持っていくことを目的としている、と言えるでしょう。
松平浩が用いる「マインドフルネス」はアメリカでブーム
瞑想と聞いて宗教的な感じを覚える方も多いのではないでしょうか。
実はこのマインドフルネスはアメリカでブームであり、何千もの専用スタジオがあると言われています。
その事実は実用重視のアメリカ人の方々がマインドフルネスの効用をいかに理解しているか、とも言えるでしょう。
また著名人の方々でも愛好している方は多いとされており、かの有名な「スティーブ・ジョブズ」も瞑想の愛好家であると言われています。
日本ではコメディアンの片岡鶴太郎さんが愛好家として知られており、ラジオ番組でその効用について紹介した事例もあります。
松平浩が用いるマインドフルネスの有名な実験
自分自身がいかに様々なことを考えているのか、ということについて有名な実験があります。
それは1分間の間、全く何も考えないで下さい、という実験です。
読者の方々も、一つここで試してみて下さい。
では、スタート！
解説は次の章で。
松平浩が用いるマインドフルネスの実験の結果
さて、結果はどうでしたか？
恐らくは「気が付いたら何かを考えている」とした結果が出たのではないでしょうか。
実は人間は自分の意志とは関係なく、強制的に何かしらの事を考えてしまう生き物なのです。
そして考えた物事の中には必ず不安を覚える内容があり、そしてその内容がどれほど荒唐無稽であったとしても、心理的に圧迫感を覚えてしまうものなのです。
マインドフルネスは勝手に考えてしまうことを止めるのではなく切り離すことで、穏やかで静寂な時間を持とうとするテクニックなのです。
松平浩が用いるマインドフルネスのやり方
では、マインドフルネスの方法について紹介します。
ネット上では様々な方法が紹介されており、細かな部分では違いがありますが、大まかにまとめてみました。
1．姿勢を正して座る（あぐらでも椅子に座るでもOK）
2．自分の呼吸に意識を向ける
3．考えが浮かんでも、それに構わず呼吸に意識を向け続ける
上記の内容を繰り返していく中で、浮かんでくる考えに捕らわれずに静かで穏やかな気持ちになれると言われています。
また禅では自身の呼吸の回数を数える「数息観」というテクニックもあり、このやり方も伝統的ですが効果的であるとされています。
松平浩はテレビや本などで活躍中
松平浩先生はテレビ出演を通じて、腰痛治療の方法について紹介しています。
テレビ出演はNHKでの出演がメインであり、「世界一受けたい授業」など民放のテレビ局に出演することもあります。
また本も出しており、Amazonで10冊以上の本が確認できました。
そのいずれも高く評価されており、腰痛に対する知識のみならず普通の人に沿った内容で書かれていることが窺えます。
松平浩はYouTubeでも活躍
またYouTubeで自身のチャンネルを開設しており、そちらで腰痛に対する方法なども伝授しています。
腰痛にお悩みの方は、視聴してその効果を試してみるのもいいかもしれませんね。
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松平浩の今後の活躍に注目
現代人の悩みとして「腰痛」と「心の悩み」は間違いなく上位に挙げられるものでしょう。
マインドフルネスを用いた治療方法はそのいずれにも効果がある画期的なシステムであり、今後の腰痛治療の中心になるかもしれません。
新しい腰痛治療の方法を研究し続けている松平浩先生の活躍に、今後も注目でしょう。
今回は、現代的な腰痛治療の専門家として有名である松平浩先生のwikiプロフや出身地、腰痛教室で用いているマインドフルネスとな何か、などについてまとめました。
