津野海太郎さんは文壇・演劇と異なる分野で大きな役割を果たしてきた方です。
編集者・評論家などさまざまな仕事で高い評価を得てきました。
高校や出身大学など若い頃のプロフィールやこれまでの評価について興味を持たれる方も少なくありません。
津野海太郎さんのプロフィール、通っていた高校や出身大学などを紹介します。
大学を出てからさまざまな場で才能を発揮してきた津野海太郎さんなので、結婚して妻や子供がいるのかも気になりますね。
そこで今回は、津野海太郎のプロフや評価!出身大学や高校はどこ?結婚した妻や子供について!をテーマに調べてみました。
津野海太郎のプロフィール
誕生日:1938年4月6日
出身地:福岡県生まれ東京育ち
学 歴:東京都立戸山高校→早稲田大学第一文学部国文科卒業
職 業:演出家・編集者・エッセイスト・評論家
津野海太郎さんは長く編集者として活躍されていますが、演劇の世界などでも活動しているため様々な肩書があります。
編集者としての第一線を退いた後も、講演活動などで人々に影響を与え続けてきました。
その読書に対する姿勢は、特に年齢層の高い方から支持を得ています。
津野海太郎の出身大学や高校はどこ?
津野海太郎さんが卒業された高校は、東京都立戸山高校です。
現在もスーパーサイエンスハイスクールに指定される名門進学校で、学生時代から学業が優秀であったことは想像に難くありません。
大学は早稲田大学の文学部に進まれました。
津野海太郎は大学卒業後編集者に
津野海太郎さんは早稲田大学を出られてから、文芸雑誌の編集者として働くようになります。
1965年に晶文社に入り、長く編集者として第一線で活躍なさってきました。
2015年まで「宝島」という名前で有名だった雑誌も、前身の「WonderLand」時代から編集に携わっています。
津野海太郎のこれまでの実績
津野海太郎さんは一編集者にとどまらず、演劇・評論とさまざまな分野で才能を発揮してきた点が特筆に値する方と言えます。
文壇・演劇界の重鎮とも交流が深く、長年日本の文学・演劇界に多大な影響を与えてきた人物です。
長く勤務された晶文社では、取締役としても活動していた時期があります。
劇団「黒テント」で活躍した津野海太郎
津野海太郎さんが演劇界で活躍していたのは、「黒テント」という劇団です。
この劇団で演出家として、さまざまな演劇作品をプロデュースしてきました。
1960年代・70年代はいわゆる「アングラ」劇団が興隆し、演劇界全体が大きな時代の変化から影響を受けていた時代です。
津野海太郎さんは、現在まで受け継がれる日本の演劇文化を形作った1人と言えます。
和光大学名誉教授なども務めた津野海太郎
津野海太郎さんは、後年になってから和光大学で名誉教授・図書館長といった活動もなさってきました。
講演活動などで、本や読書についての持論を話される機会も増えています。
21世紀に入ってからは、自身の著書・講演などでの書籍論といった分野で高く評価されている方ですね。
津野海太郎の評価
津野海太郎さんは、自らも多数の著書を出版してきた実績があります。
・『最後の読書』(2018)
花森安治という人物は、朝ドラ『とと姉ちゃん』のモデル大橋鎭子と共に「暮しの手帖」の創業者として活躍した人物です。
また、最近は読書に関する著書が多く『最後の読書』は読売文学賞を受賞しています。
自らも70代・80代と老いていく中、自らの経験も踏まえた老年世代の読書のあり方について考える読書論は読者から大きな反響がありました。
津野海太郎の結婚した妻や子どもについて
津野海太郎さんは、若い頃長く独身でいらっしゃいました。
『歩くひとりもの』というエッセイまで出していたほどですが、50歳を過ぎてから結婚していたことがわかっています。
しかし、奥さんや子どもについての明確な情報はなく、奥さんがどんな人物なのか、夫婦の間に子どもがいるのかは不明です。
津野海太郎の本の読み方に対する持論が話題
津野海太郎さんは、近年読書のあり方について『百歳までの読書術』、『読書と日本人』、『最後の読書』などの本でその持論を展開してきました。
自由な時間ができる一方で年を取ると記憶力・集中力も落ちる中、どのように読書の醍醐味を味わうかは、現代の高齢化社会において非常に有用なテーマですね。
津野海太郎さんは80代という世代ですが、最近多くの方が利用するようになった電子書籍についても真っ向から否定することはしていません。
書物史の中での電子書籍の立ち位置について、冷静な分析をなさっています。
津野海太郎さんの芸術論♪
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現在も文壇に影響力を与える津野海太郎
津野海太郎さんはかつて編集者として活躍され、劇団でも影響力を発揮してきました。
平成後期・令和の時代になってからは一読書家、読書評論家として文壇で存在感を示し続けています。
長年本の仕事をしてきた方だからこそ伝えられる読書論は、高年齢世代だけでなく読書が趣味のすべての方にとって価値ある提言です。
今回は、津野海太郎のプロフや評価!出身大学や高校はどこ?結婚した妻や子供について!をテーマに調べてみました。