中路和宏会長は青果の仲卸業を商う、万松青果株式会社の会長です。
仲卸業と聞くと、卸売市場で野太い声が飛び交う中、ぱぱっと注文を捌いていく昔ながらの商売のイメージですが、中路和宏会長と弟さんが経営する万松青果株式会社は昔ながらのイメージとハイテクを融合させた会社です。
不況の時代に業績を伸ばし続けた中路和宏会長の、プロフィールや経歴が気になります。
また、経営する仲卸会社の場所はどこなのでしょうか。
今回は、中路和宏(万松青果会長)のwikiプロフや経歴!経営する仲卸会社の場所はどこ?をテーマにまとめてみました。
中路和宏(万松青果会長)のプロフィール
誕生日:不明
出身地:京都府
職 業:万松青果株式会社 会長
中路和宏さんは京都府にある万松青果株式会社の会長です。
万松青果株式会社は、明治39年から続く青果仲卸の会社で、京都にある料亭などが主な取引先です。
中路和宏(万松青果会長)の経歴
中路和宏会長は私生活について多くを公にしていません。
明治から続く家業に、23歳の時に入社しています。
それまでの学歴は不明ですが、万松青果株式会社に入社する前に、5年間築地の青果卸売会社でセリ人として働いていました。
この修業期間を考えると、18歳の時に高校を卒業し、そのまま社会人としてお勤めを始めたと考えられます。
万松青果株式会社への入社も、家業だからと言う理由なので、予め高校を卒業したらセリ人として修業してから家業に入る事が決まっていたのかもしれません。
数年後に弟さんも入社し、時代的にリーマンショックや不況の時代を乗り越えて、会社の業績を右肩上がりに伸ばしてきました。
中路和宏(万松青果会長)は中小企業診断士
中路和宏会長は、万松青果株式会社を経営してきた中で得たノウハウから、中小企業診断士の資格を取得してコンサルタントとして活動しています。
一般社団法人京都府中小企業診断協会の経営革新支援研究会で、講師としてセミナーを担当する事もあります。
中路和宏(万松青果会長)の経営が凄い
万松青果株式会社の経営ポリシーをいくつかあげています。
・家族主義
・正社員主義
この他にも、不当なリベートは支払わない事も、掲げています。
この中でも、年功序列主義と聞くと昭和な雰囲気を感じますが、このポリシーは実際に中路和宏会長が経営をしてみた結果から生まれたポリシーでした。
実は、中路和宏会長自身は一度成果主義を取り入れて経営した事もありましたが、万松青果株式会社には合わず、取りやめています。
もともと、自身の会社に就職を希望する人は、青果卸の仕事に憧れているから求人に応募するのではなく、生活のための仕事として求人に応募してくる傾向があると気づいたからでした。
その様なタイプの人には成果主義は合わないと気づいた中路和宏会長は、成果や責任で評価をするよりも、社員全員でフォローし合ったり、お客様に喜んでもらうための仕事をしてもらい、責任については社長が取ると言った考えのもとに年功序列を採用しています。
中路和宏(万松青果会長)の経営する仲卸会社の場所はどこ?
中路和宏会長が経営する万松青果株式会社は、京都府の中央卸売場にあります。
従業員は、2021年現在27名です。
日本一綺麗な仲卸をキャッチフレーズに、整理整頓が整った店舗内は、買い物がしやすい雰囲気です。
万松青果株式会社のメインの卸先は、料亭やレストランです。
2021年現在は、新型コロナウィルスの影響で開催が中止されていますが、以前は一般の方が市場に入って買い物が楽しめる市民感謝デーが月1回開催されていました。
感染状況が落ち着き、再び食の催しが開催される様になったら、広い市場の散策を楽しみたいですね。
また、万松青果株式会社は地域の聴覚障害者の就労を支援する場として始まったさんさん山城を支援し、生産された野菜を卸しています。
万松青果株式会社は、地域に根付いた商売もしているんですね。
万松青果さんが気になってきたらまずはコレ♪
働きやすそうですね^ ^
野菜が気になったらコレ♪
社員の働きやすさを考える経営者をもっとチェックしてみませんか?
こちらからご覧いただけます♪
中路和宏(万松青果会長)の経営に注目
万松青果株式会社の中路和宏会長についてみてきました。
青果卸業の家庭に生まれ、誰でも感じる就労の悩みを抜け出すために、培った経験で会社、社員、取引先、地域など、様々な関係者に笑顔が湧く経営で、逆境の中売上を伸ばしてきた方です。
中路和宏会長の経営改革や、それを手伝った弟さんについて、ますます興味が湧いてきます。
新型コロナウィルスの影響下にある日本で、どの様な経営を進めていくのか、今後も注目が離せない企業です。
今回は、中路和宏(万松青果会長)のwikiプロフや経歴!経営する仲卸会社の場所はどこ?をテーマにまとめてみました。