磯田道史さんは歴史番組のコメンテーターとして人気ですね。
歴史についてわかりやすく解説してくれます。
著書も多数出されていて「武士の家計簿 『加賀藩御算用者』の幕末維新」は20万部を超すヒットとなり映画化までされています。
そんな磯田道史さんですが本業ではどんな論文を書いているのでしょう。
講演会も大人気のようですが、講演料はいくらなのかも知りたいですよね。
そこで今回は、磯田道史さんの論文や講演料が凄い!明智光秀に対する評価!いとこや家族について!をテーマに調査しまとめました。
磯田道史のプロフィールと経歴
磯田 道史(いそだ みちふみ)さんは歴史学者(日本近世・近代史・日本社会経済史)です。
国際日本文化研究センター准教授で岡山県岡山市の出身。
実家は備前岡山藩の支藩である備中鴨方藩重臣の家系で、家には古文書などが残されていました。
名前の「道」の字は、代々受け継がれている通字です。
父は農芸化学が専門の公務員で母は英語の高等学校教諭。
子供の頃から歴史好きで岡山市立御野小学校時代に、近隣市町村の石仏の拓本を取って回っていました。
そのため同級生の女子から「オジン」と馬鹿にされ、現在に至るまでそれがトラウマであるとテレビ番組で語っています。
その後、岡山市立岡北中学校を経て岡山大安寺高等学校在学中、『近世古文書解読辞典』を使って実家や岡山県立図書館の古文書の解読を行いました。
大学は京都には古文書や史跡が多そうだったことから、京都府立大学文学部史学科に進学します。
しかし当時同大に大学院がなかったことから、大学の授業を受けながら受験勉強し、慶應義塾大学文学部史学科に翌年進学しました。
慶應義塾大学文学部史学科を卒業し、2002年同大学院文学研究科博士課程修了、「近世大名家臣団の社会構造」で博士となりました。
磯田道史の役職と受賞歴
2007年(平成19年)同学部准教授
2008年(平成20年) - 2011年(平成23年)国際日本文化研究センター客員准教授
2007年(平成19年) - 2009年(平成21年)読売新聞読書委員、永青文庫評議員
2012年(平成24年)東京歯科大学客員准教授、静岡文化芸術大学文化政策学部准教授
2014年(平成26年) - 2016年(平成28年) 同学部教授
2016年(平成28年)国際日本文化研究センター准教授
2010年(平成22年)第15回NHK関東甲信越地域放送文化賞
2015年(平成27年)第63回日本エッセイスト・クラブ賞
2018年(平成30年)第 39 回日本雑学大賞
2018年(平成30年)第10回伊丹十三賞
磯田道史の論文
磯田道史さんはこれまでに多くの論文を書いています。
いくつかご紹介しましょう。
・第23回 菜の花忌シンポジウム 梟の城 : 忍者の世界をどう読んだか ニヒルでダンディーだが、とぼけてる スキル自慢の忍者織りなす教養小説 (2019)
・上皇から天皇に継承された宝物リスト初公開 天皇家「御由緒物」を鑑定する (2019)
・2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」がもっと楽しくなる! 当代一の歴史学者・特別対談 明智光秀と本能寺の変の謎をすべて語り尽くす! (2019)
・感染症の日本史 : 答えは歴史の中にある (総力特集 日本の英知で「疫病」に打ち克つ コロナ戦争) (2020)
・続・感染症の日本史 第二波は襲来する (総力特集202頁 緊急事態を超えて) (2020)
参照元:https://ci.nii.ac.jp/author?q=%E7%A3%AF%E7%94%B0+%E9%81%93%E5%8F%B2
新型コロナウイルスについても書いていたんですね。
意外でした。
磯田道史の家族は?
磯田道史さんは35歳くらいまで、女性とお付き合いした事がなかったんだそうです。
そんなある日、南青山のギャラリーで出会った女性に「あなたは私のおばあちゃんに顔が似てる」と言われたそうです。
磯田道史さんは運命の出会いだと思ったようで、まだ名前も知らないその女性にその場でプロポーズしたんだそうです。
そして2ヶ月程で婚約をしています。
それが現在の奥さんです。
そしてあとから分かったことですが、奥さんも慶応大学を出ており、母方が磯田道史さんの曽祖父が生まれた郷里だったそう。
出会うべくして出会ったのかも知れませんね。
お子さんですが2010年生まれの娘さんと2012年生まれの息子さんがいます。
磯田道史のいとこ?
磯田道史さんについてネットで調べていると「いとこ」というワードが上がってきます。
しかし、いとこに有名人がいるわけではありません。
ではなぜ上がってくるのでしょう。
それはどうもご先祖様と関連付けられているようです。
磯田道史さんの実家は、備前岡山藩の支藩である備中鴨方藩重臣の家系ですが、五代前の先祖に磯田軍次兵衛由道という人物がいました。
この人物が東京歯科大学の前身である、高山歯科医学院を設立した高山紀齋と縁戚関係にあるんです。
高山紀齋の叔父が磯田軍次兵衛由道だったんです。
高山紀齋は幼い頃、磯田軍次兵衛由道から素読を授けられ、儒教を学んでいます。
磯田道史の講演料は?
磯田道史さんの講演会は非常に人気が高く、すぐにソールドアウトになるそうです。
ただし磯田道史さんは講演料を明かしていないので、詳細については不明ということになります。
磯田道史さんはテレビや新聞、雑誌などでよくその顔が知られており、専門性とタレント性を合わせ持った有名人という枠に入りますから、講演料の相場は30~60万円といったところでしょう。
磯田道史は明智光秀をどう評価している?
磯田道史さんは明智光秀については次のように見ています。
非常に頭がよくて、どんな土木工事についても古典についても連歌についても、ほとんどわかっていて即答できる。頭がいい。そして野心家で、見た目よくて合理的で、あまり義理固くない。ちょっと自分勝手なところがあるというのが、恐らく等身大の光秀だったろうと思います。
引用元:KYOTO SIDE 2018-09-10(https://www.kyotoside.jp/entry/20180910)
これは岡山県の方が羨ましい!!磯田道史さんが岡山城について解説しています♪
ツアーガイドとかして欲しいですよね♪
歴史から見えてくる予防策ってありますよね^ ^
江戸の凄さが分かってくる本です♪
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明智光秀に対する見方は明快
以上、歴史学者の磯田道史さんについて見てきました。
奥さんとのエピソードは面白いですね。
出会いはどこにあるのかわからないものです。
それにしても「先祖」がどうして「いとこ」になってしまったんでしょう。
謎です。
明智光秀に対する見方も明快ですね。
『麒麟がくる』が再開されたらこういう目で見てしまうかもしれません。
今回は、磯田道史さんの論文や講演料が凄い!明智光秀に対する評価!いとこや家族について!をテーマに調査しまとめました。