現在、東京大学で教授を務めている中邑賢龍さんは、ユニークなプロジェクトで日本中から注目を集めています。
中邑賢龍さんの「rocket」というプロジェクトは、東京大学学内のみならず、日本全国でプログラムが行われてきました。
中邑賢龍さん自身が、各地で講演などを行うこともあり、wikiプロフィールや出身高校や大学等に、興味を持たれる方も少なくありません。
今後の、日本の教育やバリアフリー社会についての提言が数多い中邑賢龍さんについて、wikiプロフィールや出身高校や大学についてまとめました。
推進中のプロジェクト、「rocket」の概要についても紹介します。
中邑賢龍のプロフィール
中邑さん面白い!#中邑賢龍 pic.twitter.com/vugnBTWVMV
— hitoshinakae@ボクサー専門写真家/earth and human film (@ningenkameraman) November 14, 2018
生年:1956年
出身地:山口県
所属:東京大学 先進科学技術研究センター
職業:大学教授
中邑賢龍さんが所属している、先進科学技術研究センターは、東京大学の中でも、最も新しい附属研究所です。
文系や理系の枠にとらわれない、領域横断研究に取り組む中、中邑賢龍さんは人間支援工学の分野で自らの研究室を持っていらっしゃいます。
テレビ出演等の仕事を引き受けることもありますね。
中邑賢龍は山口県出身
中邑賢龍さんは山口県出身ですが、出身中学や高校などの情報は公開されていません。
中邑という苗字はかなり珍しいですが、ご家族などの情報も同様に非公開です。
芸能活動をされている方ではなく、SNSのアカウントも公開していないので親しい有名人などの交友関係などは不明な点が多いですね。
広島大学で修士・博士取得の中邑賢龍
中邑賢龍さんは、広島大学大学院で教育学の修士、心理学の博士を取得なさっています。
学士課程については明記されていませんが、社会人になってから大学院に入りなおしている方ではないので、修士や学士課程と関連した教育心理学などの専攻である可能性が高いですね。
広島大学には教育学部もあり、心理学系のコースも設置されています。
中邑賢龍の略歴
中邑賢龍さんは、1984年に広島大学で博士課程取得後、香川大学の助手として研究者のキャリアをスタートさせました。
香川大学で助教授になり、1990年代には海外の大学で客室研究員として学んでいた経歴も持っています。
2005年に、東京大学先端科学技術研究センター特任教授となり、2008年から現職の東京大学先端科学技術研究センター教授です。
中邑賢龍の研究分野
中邑賢龍さんの現在の研究分野は、人間支援工学となっています。
一般的な人間支援工学は、人間にとって使いやすいモノ作りを研究する学問ですが、中邑賢龍さんの研究課題は少し異なっています。
ICT(情報コミュニケーション技術)によって生じた、社会の新しいバリアをいかに打ち破るかをテーマに、ITなどのテクノロジーをどう活用するかを研究中です。
中邑賢龍の著書
中邑賢龍さんは著書も何冊か出版しています。
・バリアフリー・コンフリクト: 争われる身体と共生のゆくえ(2012)
・育てにくい子は、挑発して伸ばす(2017)
・発達障害の子を育てる本 スマホ・タブレット活用編(2019)
などで、最近は教育心理学に関する出版が目立ちますね。
中邑賢龍さんの研究は、教育と福祉、どちらの分野にも関連しているので、今後の研究成果発表も気になります。
中邑賢龍のプロジェクト「ROCKET」
中邑賢龍さんは、現在、「ROCKET」というプロジェクトで大きな注目を集めています。
これは「Room Of Children with Kokorozashi and Extraordinary Talents」(志と並外れた才能を持つ子どもたちの部屋)の頭文字です。
「異才発掘プロジェクト」として、日本財団と共同でプロジェクトを運営されています。
不登校や「空気が読めない」、学校になじめないけれども、光る才能を持っている子どもたちに、新しい学びを提供する試みです。
中邑賢龍の「ROCKET」で実施したプログラム
中邑賢龍さんの「ROCKET」では、毎回全く違うプログラムで子どもたちを支援してきました。
・北海道の雪原で「氷で火を起こせ!」
・25歳以下の若者のチャレンジを支援するビジネスコンペ「MAZERU 2018」
など、活動は多岐に渡ります。
企業などと連携しているプログラムもあり、学びの機会を与えることはもちろん、子どもたちが将来のビジョンを描けるような取り組みを続けているのが大きな特長ですね。
中邑賢龍はホリエモンの応答を高く評価
中邑賢龍さんは、学校になじめない、空気が読めない子どもに対しては、大人が肝要な態度で接するのが理想としています。
その一例が、ホリエモンこと堀江貴文さんの、子どもの質問に対する回答です。
講演中いきなり外に出て、戻るやいなや「おじさん、何やってる人?」と尋ねられたホリエモンさんは「ホームページ見て!」と応じました。
興味のあることを、いきなりストレートに尋ねる子どもをたしなめるでもなく、上手に流す返し方を中邑賢龍さんは高く評価しています。
こどもの支援にも色々な形がありますね^ ^
困難には沢山の視点から解決方法を見つけて選べる社会になると楽しいですね♪
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不登校などの子どもと向き合う中邑賢龍
中邑賢龍さんは、異才発掘プロジェクト「ROCKET」で、不登校の子どもや読み書きに困難のある子ども、特別な才能のある子どもの教育支援に従事しています。
人間支援工学の分野であらゆる実践的な研究を続けているので、将来、中邑賢龍さんの発表が、教育システムや福祉システムを大きく変える可能性もありますね。
真の多様性を認める社会が大きな課題となっている中、中邑賢龍さんは非常に重要な研究課題に向き合っています。