那須映里さんはろう者でありますが、ろう者のためだけでなくろう者と聴者両方をつなぐための活動に従事している方です。
那須映里さんのプロフィールを見ていくと、現在の活動は親や兄弟といった家族とのかかわりだけでなく高校や大学での経験なども大きいことがわかります。
出身大学などでどんな経験をしてきたのかや、現在の職業、社会活動や経歴についても注目です。
今回は、那須映里のwikiプロフや経歴!出身大学や高校はどこ?親や家族について!をテーマにまとめてみました。
那須映里のプロフィール
生 年:1995年
学 歴:筑波大学附属聾学校→日本大学法学部新聞学科卒業
那須映里さんはろう者で、手話に関する活動などで知られている方です。
ろう者と聴者が対等に生きられる、相互扶助社会を目指しています。
日本のみならず世界各国の方と手話で交流経験を持っている方で、今後の活動が日本のろう者に関する社会福祉に大きな影響を与える可能性もあります。
那須映里の親や家族について
那須映里さんは生まれつき耳が聞こえません。
ご家族全員がろう者という、いわゆる「デフファミリー」で育っています。
両親はもちろん、弟の元紀さんも同様にろう者です。
那須映里の出身大学や高校はどこ?
那須映里さんは幼稚園から高校まで、筑波大学附属の聾学校で学んでいます。
筑波には筑波技術大学という視覚障碍者と聴覚障碍者が学ぶ課程がある大学もありますが、那須映里さんはそちらに進学せず日本大学法学部に進みました。
大学時代は全日本ろう学生懇談会副会長としても活動し、ベトナムのろう者の方とも交流を持っています。
那須映里が大学で気づいた事
那須映里さんは高校まで聾学校で学んでいます。
家族もろう者なので聴者との感覚の違いを大きく意識する事が少なく育ちました。
大学で初めて多くの聴者の方と一緒に多くの時間を過ごすようになり、感覚の違いを痛感するようになります。
・講演会などでは手話通訳の目の前の席より、周りが見渡せる後ろの席のほうがよい
こうした点は、確かに聴者の方にとっては簡単に気付けないポイントです。
那須映里は大学卒業後ボーダレスジャパンへ
那須映里さんは大学卒業後、ボーダレスジャパンという会社に就職しました。
この会社は障害や貧困などの社会問題に関する「ソーシャルビジネス」だけに取り組むというコンセプトを持っている会社です。
しかし、現在那須映里さんのTwitterを見ると「フリーランス」とあるため、現在は退社されていると考えられます。
留学経験のある那須映里
那須映里さんは2019年からデンマークに留学しています。
ボーダレスジャパンではバングラデッシュの貧困層の方を革職人に育成する事業「JOGGO」というところでマーケターとして働いていました。
国際手話通訳でマーケティングといった経験をお持ちの那須映里さんは、一人のビジネスパーソンとして優れた方であると言えます。
那須映里はろうちょ~会でも活動中
那須映里さんは「ろうちょ~会」というろう者と聴者が交流できる会の運営にも携わっています。
この会社は聴者でも筆談と手話で声を出さずにコミュニケーションを取る事がルールです。
手話やろうのコミュニケーション法や文化などを知ってもらいたいと思い、ろう者の仲間たちと立ち上げました。
那須映里のさまざまな活動
那須映里さんは「ろうちょ~会」の他にもさまざまな活動に取り組んでいます。
東京都聴覚障害者連盟青年部役員という肩書も持ち、手話講師や国際交流活動などを行ってきました。
「しかく広場」という場所で講師もしており、この場ではオンラインレッスンも受け付けています。
みんなの手話にも出演する那須映里
那須映里さんはNHK Eテレの「みんなの手話」にも出演しています。
番組は三宅健さんが手話を教えてもらえるカフェで学ぶというスタイルになっており、那須映里さんはこのカフェの新人アルバイトという役割です。
番組には那須映里さんの母親の那須善子さんも「常連客」という役で出演しているため、親子で共演している事になります。
那須映里さんはろう者と聴者の相互理解に取り組んでいます♪
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手話の魅力を伝えるべく活動中の那須映里
那須映里さんは様々な活動で手話の魅力を伝えつつ、ろう者と聴者の相互理解などを目的に多方面で活躍してきました。
講師を務める「しかく広場」では、日本手話ユーザー1,000万人突破と言う目標を掲げています。
那須映里さんの活動が今後どのような形で実を結ぶか、注目していきたいですね。
今回は那須映里のwikiプロフや経歴!出身大学や高校はどこ?親や家族について!をテーマにまとめてみました。