猪又直子医師のwikiプロフや経歴！横浜市立大学皮膚科で納豆を研究した内容！

2020.08.29 2020.08.29

夏になると海へ行く機会が増えますが、海と言えばちょっと困った事もありますよね。

例えば、海に入ってなんかチクチクすると思ったらクラゲに刺されていた、なんてことありませんか。

しかも、クラゲに刺されて虫刺され薬を塗ったのに、数時間経ってから具合が更に悪くなることも。

その症状を研究したのが、猪又直子医師です。

猪又直子医師は横浜市立大学の皮膚科に勤務し、クラゲに刺されて具合が悪くなる人の原因を、納豆を研究から見出したんだとか。

そこで今回は、猪又直子医師のwikiプロフや経歴！横浜市立大学皮膚科で納豆を研究した内容！をテーマにまとめてみました。

猪又直子医師のプロフィール

猪又直子（いのまた・なおこ）

学　歴：浜松医科大学医学部卒
専　門：皮膚科・アレルギー　じんましんの治療
所　属：横浜市立大学, 医学部, 准教授

猪又直子さんは横浜市立大学に所属する医師です。

研究分野は主にアレルギー関連で、注目されている納豆アレルギー以外にも、モモアレルギーについても研究されています。

アレルギーは誰にでもありうる問題ですので、猪又直子医師の研究はこれからも注目な分野ですね。

猪又直子医師の経歴

猪又直子医師は1994年に浜松医科大学医学部を卒業し、神奈川県立こども医療センターで初期研修をされています。

1996年に同じくこども医療センターのアレルギー科を経て1997年横浜市立大学医学部皮膚科学教師に入局。

その後は横浜市立大学医学部皮膚科学と理化学研究所を兼務する期間もありつつ、アレルギーの研究を一貫して続けられています。

納豆を研究した内容

アレルギーを専門とする猪又直子医師ですが、実は数年前からあるアレルギーについて注意喚起しています。

そのアレルギーとは納豆アレルギーなのですが、一体どんな時に起こるのでしょうか。

さっそく調べてみました。

猪又直子の納豆アレルギーの研究

猪又直子医師は、海でクラゲに刺されたサーファーの方が、納豆アレルギーにかかりやすい事を指摘しています。

なぜそんなことが起こるかと言うと、実はクラゲが獲物に刺す毒針に入っている成分が原因だったんです。

summary

納豆アレルギーは，IgE介在性アレルギーにかかわらず，摂取後約半日経ってから発症し，その多くが全身症状に発展する遅発性アナフィラキシー(late-onset anaphylaxis)の臨床型をとる．興味深いことに，患者の多く(約8割)はサーフィンやダイビングなどのマリン・スポーツ愛好家であり，納豆の主要アレルゲンであるポリガンマグルタミン酸(PGA)はクラゲの触手でも産生されることから，感作機序として「クラゲ刺傷による経皮感作」の可能性を疑っている．これまで「遅発性アナフィラキシー」という臨床型ゆえに，本症の診断は難しかったが，マリン・スポーツ歴の聴取は診断に繋がる有力な手がかりになるものと期待される．

引用元；isho.jp
https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1412204767

納豆のネバネバに含まれるポリガンマグルタミン酸(PGA)は、クラゲが獲物を刺す時にも使われているのです。

海で遊んでいてクラゲに繰り返し刺される事で、アレルギーになり、時にアナフィラキシーを起こすということもあります。

サーフィンなどのマリンスポーツが趣味の方は、マリンスポーツを普段からしていない人に比べてクラゲに刺される機会も増えます。

つまり、納豆アレルギーに対しては普段から少し意識しておいた方が良さそうです。

納豆や中華丼に入ってるクラゲを食べたら具合が悪くなったという場合、アレルギー専門のお医者さんがいる医療機関の受診をおすすめします。

納豆など食べ物として体内に入った場合、腸の吸収などの影響でアレルギーが発生する時間は数時間後になります。

納豆を食べた後、身体にかゆみを感じる場合も、注意したて様子を見てみたり、必要があれば近隣のお医者さんに診てもらったりしましょう。