感染症の専門家としてテレビでよく拝見するようになった大曲貴夫さん。
国際感染症センター長の立場から、新型コロナウイルスへの対策に乗り出しています。
そこで、今回は大曲貴夫さんとは一体どんな方なのかご紹介したいと思います。
出身地や出身校、プロフィールやこれまでの経歴など、詳細に調査したので、どうぞ最後までお付き合い下さい。
大曲貴夫のプロフィールと経歴
生年月日:1971年
職 業:国立国際医療研究センター病院、国際感染症センター長、国際診療部長
経 歴
・感染症の専門家で、日本の置ける第一人者
・“愚直な臨床医”の評判がある
・2002年より渡米、The University of Texas-Houston Medical School 感染症科
・2004年より静岡県立静岡がんセンター感染症科医長
・2007年同部長
・2011年より国立国際医療研究センター病院国際疾病センター副センター長
・2012年同センター長
・2012年より国立国際医療研究センター病院国際感染症センターセンター長
・東北大学 医学部 客員教授、長崎大学 医学部 客員教授、愛知医科大学 客員教授
大曲 貴夫(おおまがり のりお)さんは医師です。
感染症の専門家として知られています。
大曲貴夫の出身高校
大曲貴夫さんは佐賀県嬉野市の出身です。
高校は佐賀県立武雄高等学校を卒業しました。
高校の詳細は以下の通りです。
- 所在地:〒843-0022 佐賀県武雄市武雄町5540−2
電 話:0954-22-3103
偏差値:59
高校時代は柔道部に所属し体を鍛えていたそうです。
大曲貴夫の出身大学
大曲貴夫さんは、1997年に佐賀医科大学(現:佐賀大学)医学部医学科を卒業しています。
大学の詳細は以下の通りです。
- 所在地:〒840-8502 佐賀県佐賀市本庄町1
電 話:0952-28-8113
偏差値:65.3
ちなみに、大曲貴夫さんの実家は酪農を営んでいたそうです。
大曲貴夫が語る新型コロナウイルスの怖さとは?
感染症の専門家である大曲貴夫さんは、新型コロナウイルスの怖さについて、次のように語っています。
■「かかってはいけない病気」医師が口にする新型コロナの怖さとは
「この病気の怖さは、8割の人は本当に(症状が)軽い。歩けて、動けて、仕事にもおそらく行けてしまう」
「残りの2割の人は確実に入院が必要で、全体の5%の人は集中治療室に入らないと助けられない」
「悪くなる時のスピードがものすごく早い。本当に1日以内で、数時間で、それまで話せていたのに、どんどん酸素が足りなくなって、酸素をあげても駄目になって、人工呼吸器を付けないと助けられない状況になる。それでも人工心肺を付けないと間に合わない、そういうことが目の前で一気に起こる。ものすごく怖い」
「かかっちゃいけない。強く思う」
引用元:THE PAGE 3/27(金) 21:00(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00010005-wordleafv-sctch)
大曲貴夫のコロナ検査への提言
昨今、国民の間からはコロナ検査を求める人には、全数検査をすべきとの声が上がっています。
たしかに、日本の検査数は、諸外国と比較して少ないのは事実です。
これに対し、大曲貴夫さんは次のように指摘しています。
■追い詰められる医療現場 新型コロナ治療最前線医師に聞く、医療崩壊を防ぐポイント
――民間ラボに検査を拡大すればいいのではないかという意見も出ています。
PCR検査をいつでも誰でも受けられるようになったとしても、現状では結果がでるまで6時間はかかります。朝9時に患者が10人来て、検査に出したとします。結果は6時間後というと午後3時や4時です。その間、新型コロナウイルスの感染を疑った患者を家に帰せないので、病院にたまっていきます。
不安だから検査をして欲しいという患者が外来待合室にたまり、患者が密集します。結果が出るまで患者同士が病気をうつし合うことにもなる。冷静に考えればそういうことが起きることがすぐ分かると思います。
引用元:論座 2020年02月29日(https://webronza.asahi.com/business/articles/2020022800007.html?page=3)
大曲貴夫のツイッター
大曲貴夫さんはツイッターにアカウントを持っています。
2009年4月からツイッターを利用しておりフォロワー数は7650人でこれまでに454ツイートしています。
いくつか見てみましょう。
こういうときこそやはり大切なのは事実、事実、事実ですよね。
— Norio Ohmagari:大曲 貴夫 (@lukenorioom) 2020年4月28日
なぜ今これほどの危機に、敢えて分断させようとするのでしょうね。
— Norio Ohmagari:大曲 貴夫 (@lukenorioom) 2020年4月18日
「生活必需品を買うのはよい」となると、例えそこに3密の状況があっても、「でも生活必需品を買うんだからいいんでしょ」となる。なかなか難しい。
— Norio Ohmagari:大曲 貴夫 (@lukenorioom) 2020年4月16日
例として、当科でも臨床だけでなく様々な対応に仲間やOGOBの助けを借りた。心より感謝している。助け合いが必要。これのような人材の柔軟な派遣を財源的にも可能とする制度を是非作って頂きたい。
— Norio Ohmagari:大曲 貴夫 (@lukenorioom) 2020年3月15日
少なくとも外来の負荷だけでも、分担して頂けないかと。あるいは一般業務を肩代わりして頂けないかと。ここで蔓延を皆で押さえなければ、やがてとんでもない波を「皆で」くらうことになりかねないと考えています。
— Norio Ohmagari:大曲 貴夫 (@lukenorioom) 2020年2月22日
大曲貴夫がすすめる動画
大曲貴夫さんは専門家の立場から次の動画を勧めています。
■【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」
偏見や差別はウイルスを喜ばせるだけです。
他にも、東京都の緊急会見で専門家の立場からも意見を述べられています!
ぜひ、一度チェックしてみて下さいね^^
書籍でも感染症診療のロジックの解説もされています。
他の専門家や医師もチェックしてみませんか?
こちらからご覧頂けます^^
体制づくりをしっかりと
以上、感染症の専門家である大曲貴夫さんについて見てきました。
コロナの全数検査を求める人達からは、あまり良く思われていない大曲貴夫さんですが、きちんとした根拠があって指摘されています。
ただ、日本政府もここに来て検査数を増やす方向に舵を切りました。
増やすのは賛成ですが、大曲貴夫さんが言うように、その後の体制をしっかり作らないと大変なことになります。
軽症者も自宅待機からホテルなどでの経過観察に切り替わりつつあるので、この流れをしっかりさせてほしいものです。