西野壮平さんは都市の風景を撮影してきた写真家です。
日本の都市だけでなく、世界各国の都市を訪れ作品を作ってきました。
写真家の中でもユニークな活動をしている方なので、wikiプロフィールや経歴、これまでに発表してきた写真集などが気になります。
東京や東海道など、代表的な作品をどのように制作してきたかも興味深いです。
そこで今回は、西野壮平(写真家)のwikiプロフや経歴!東京や東海道の写真集が凄い!をテーマにまとめました。
西野壮平のプロフィール
生 年:1982年
出身地:兵庫県
学 歴:大阪芸術大学卒業
職 業:写真家
西野壮平さんは1982年生まれの写真家で現代美術家です。
誕生日などの詳細なプロフィール情報は公開していませんでした。
兵庫県生まれですが、現在は活動拠点を神奈川県や静岡県に置いています。
2022年2月現在、Twitterの現在地は静岡県三島市となっていました。
大阪芸術大学を出ている西野壮平
西野壮平さんの中学と高校に関しては情報がありませんが、大学は大阪芸術大学に進学した情報があります。
2004年に同大学を卒業しました。
人物撮影などをする写真家は、高名な方に師事してから独立するという経歴を辿る方もいます。
しかし、西野壮平さんは誰かに師事していた記録がなく、若い頃から現在の活動を続けていました。
西野壮平のDiorama Map
西野壮平さんのライフワークとなっているのが、「Diorama Map」という都市の写真です。
都市を歩いてスナップ写真を沢山撮って現像し、コンタクトシートに焼き出します。
フィルムのコマのままコラージュしていき、一枚の大きな街を再構築するという芸術作品を作ってきました。
そのため、その作品には西野壮平さん自身が自らの足で歩き回りその目で見てきた街の風景が宿っています。
西野壮平さんの目にその街がどのように映ったのか、その記憶をジオラマ風に再現したスケールの大きなアート作品と言えるでしょう。
西野壮平の東京の写真集が凄い
西野壮平さんの「Diorama Map」では、東京が2度舞台に選ばれました。
一度目は大阪芸術大学に在籍していた頃、2004年の東京を撮影しています。
この時は大阪から東京に出ては撮影をするという形で作品を作っていました。
2014年の作品は、東京で実際に暮らしながら作品を作っています。
10年で街の風景が変わっている事に加え、西野壮平さんの街に対するアプローチも異なっているため、同じ街でありながら印象が大きく変わる作品となりました。
また、2014年に撮った東京の写真は『Diorama Map Tokyo』として刊行し、注目されました。
西野壮平が撮影してきた都市
西野壮平さんは東京だけでなく、世界各国の街に出かけ、撮影を行っています。
日本では大阪・広島といった街を作品にしてきました。
海外は、サンフランシスコ・ニューヨーク・パリ・ロンドンといった大都市だけではありません。
古都エルサレムやキューバの首都であるハバナといった街も撮影してきました。
次に西野壮平さんがどの街を舞台に選ぶかも楽しみですね。
西野壮平が撮影した「東海道」
西野壮平さんは東海道をテーマにした作品も作っています。
西野壮平さんがすごいのは、写真の断片をつなぎ合わせて34mもの大作になっていることです。
東海道を自らの足で歩かなければなりませんし、膨大な写真をつなぎ合わせるのにも時間がかかります。
完成まで3年かかったというのも納得で、芸術的なセンスだけでなく体力と気力も必要な作業であることは間違いありません。
旅人として街に滞在する西野壮平
西野壮平さんは「Diorama Map」を撮影するにあたり、実際にその街に滞在しています。
「住人」にならず「旅人」としていられる滞在期間だけ滞在し、街を歩いて「迷ってみる」というのは面白いですね。
東京では六本木の写真が多かったなど、撮影された写真の多さでどの場所に面白さを感じたかも分かっていきます。
現地で床屋に向かう西野壮平
西野壮平さんの創作活動でもう一つ面白いのが、その街の人の目線になるために最初に現地の床屋に行くという点です。
特にインドでは、路上理髪店の方に散髪を依頼したと述べていました。
かなり個性的なヘアスタイルにされたというエピソードもあり、こうしたこだわりが魅力的な作品作りに役立っていることは間違いないでしょう。
西野壮平の作品に寄せられる高い評価
西野壮平さんの作品は、若い頃から多くの方に高い評価を受けてきました。
2004年、大阪芸術大学の卒業制作でも学長賞を受賞しています。
2013年には日本写真協会賞新人賞に選ばれ、海外でも個展が開かれたり賞にノミネートされたりとその評価は海外でも変わりません。
西野壮平さんの作品作り♪
過程から芸術ですね^ ^
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都市の記憶を作品化する西野壮平
西野壮平さんは街を歩いてその記憶の断片をつなぎ合わせるという、繊細で時間のかかる作品を作り上げてきました。
スナップ写真を芸術作品へと作り上げている事に驚かされます。
今後の創作活動からも目が離せません。
今回は、西野壮平(写真家)のwikiプロフや経歴!東京や東海道の写真集が凄い!をテーマにまとめました。