天才バイオリニストとして知られる、服部百音さん。
小柄で二重が可愛い方です。
最近では、『題名のない音楽会』などにも出演しています。
そんな、服部百音さんですが、音楽一族の出身なんだそうです。
本当なのでしょうか。
そこで、今回は服部百音さんについて調査しまとめました。
出身高校や在学中の大学、兄妹や家族について見ていきます。
服部百音さんの、InstagramやYouTubeでの演奏なども掲載したので、最後までお楽しみください。
服部百音の父母や兄弟など家族について
服部百音さんは、実は錚々たる音楽一族の出身なんです。
両親だけではなく、祖父や曽祖父も音楽家でした。
まずは、服部百音さんのプロフィールと経歴を見てから、父母や兄妹など家族について見てみることにしましょう。
服部百音のプロフィールと経歴
服部 百音(はっとり もね)さんは、バイオリニストです。
東京都出身。
作曲家の服部隆之さんの娘で、服部克久さんの孫娘です。
服部良一さんの曾孫にあたり、バレエダンサーの服部有吉さんの従姪になります。
5歳でヴァイオリンを始め、8歳でオーケストラと共演しました。
2009年に、ポーランドで行われる『リピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール』で、10歳で第1位及び特別賞を受賞しました。
これは、史上最年少記録です。
その後、11歳でミラノのヴェルディホールでリサイタルデビュー。
以降、ロシア、スイス、イタリア、ポルトガル、ドイツなど、国内外でオーケストラとの共演やリサイタル活動を行います。
2013年には、ブルガリアで行われた『第9回ヤング・ヴィルトゥオーゾ国際ヴァイオリンコンクール』でグランプリ及び特別賞を受賞。
同年、ロシアで行われた『ノヴォシビルスク国際ヴァイオリンコンクール』に、13歳でシニア部門を飛び級で参加し、最年少グランプリを受賞、並びに審査員特別賞、新曲賞を受賞しました。
2015年には、スイスで開催された『ボリス・ゴールドシュタイン国際ヴァイオリンコンクール』でグランプリを受賞。
合計4回のグランプリ、及び特別賞を受賞しています。
2016年10月には、『ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ワックスマン:カルメン幻想曲』でCDデビューを果たします。
そして、2017年3月に、『新日鉄住金音楽賞』を受賞しました。
服部百音の父親
服部百音さんの父親は、服部隆之さんです。
服部 隆之(はっとり たかゆき)さんは、作曲家で編曲家です。
1998年に、『ラヂオの時間』及び『誘拐』で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞しています。
NHK大河ドラマ『真田丸』や、TBS『半沢直樹』の劇伴を担当しました。
■服部百音 「真田丸」メインテーマ
父親が作曲した曲を、娘が演奏しています。
服部百音の母親
服部百音さんの母親は、服部エリさんという方です。
元バイオリニストで、百音さんが生まれるまではプロとして活動していました。
百音さんが生まれてからは、バイオリンの指導をしています。
服部百音の兄妹
服部百音さんには、兄妹はいません。
ですから、服部百音さんは一人っ子と言う事になります。
ちなみに、百音という名前は、色んな音の宝物に恵まれてほしいという思いを込めて、付けたそうです。
服部百音の祖父
服部百音さんの祖父は、服部克久さんです。
服部 克久(はっとり かつひさ)さんは、作曲家で編曲家です。
1936年に、作曲家の服部良一さんの長男として生まれました。
幼少より音楽の英才教育を受け、成蹊中学校、高等学校を経て、パリ国立高等音楽院へ留学しました。
和声、フーガ、対位法を学んだ後、1958年に卒業します。
帰国後、すぐに戦後の復興後のテレビ放送の草創期より、活動を始めます。
生涯に作・編曲した曲は、6万曲以上と言われています。
主な作品には、『ザ・ベストテン』や『ミュージックフェア』、『クイズ100人に聞きました』など番組のテーマ曲や、『トム・ソーヤの冒険』や『北斗の拳』などのアニメソングも手がけています。
こちらは、貴重な祖父・父・孫の三世代の共演動画です。
服部百音の曽祖父
服部百音さんの曽祖父は、服部良一さんです。
別 名:村雨まさを、夏端齢
生年月日:1907年10月1日
出身地:大阪府大阪市東住吉区(現 平野区)
死 没:1993年1月30日(85歳没)
ジャンル:歌謡曲、J-POP
活動期間:1936年 - 1993年
服部 良一(はっとり りょういち)さんは、作曲家で編曲家です。
また、作詞家として、村雨 まさを(むらさめ まさお)の名があります。
ジャズで音楽感性を磨いた、和製ポップス史における重要な音楽家の一人です。
戦前から戦後にかけ、数多くのヒット曲を送り出しました。
・山寺の和尚さん
・別れのブルース
・湖畔の宿
・蘇州夜曲
・東京ブギウギ
etc
服部百音の高校や大学はどこ?
服部百音さんは、どこの高校を卒業して、今はどちらの大学に通っているのでしょうか。
やはり、音大なんでしょうか。
どうなのでしょう。
そこで、ここからは服部百音さんの高校や大学について見ていくことにしましょう。
服部百音の高校
服部百音さんは、東京音楽大学付属高等学校を卒業しています。
在学中は、特別特待奨学生でした。
実力が認められていたんですね。
所在地:〒171-8540 東京都豊島区南池袋3丁目4−5
電 話:03-3988-6214
設 立:1932年
偏差値:52
服部百音の大学
服部百音さんは、東京音楽大学付属高等学校を卒業後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースに進学しました。
同時に、スイスのザハール・ブロン・アカデミーに在籍しています。
所在地:〒182-0021 東京都調布市調布ケ丘1丁目10−1
電 話:042-444-7055
創 立:1955年
偏差値:48
こちらは、ザハール・ブロンさんから教えを受ける服部百音さん。
服部百音の痣とは?
服部百音さんは、5歳からバイオリンを始めますが、なんと一日12時間も練習しているのだそう。
そのため、バイオリンを挟む顎の下に痣が出来てしまったのだとか。
これは、フィドラーズネックと呼ばれるもので、バイオリニストにはよく見られるんだそうです。
服部百音さんは、天才なのは間違いありませんが、不断の努力も重ねているんですね。
少し痛々しいですね。
服部百音の持病とは?
服部百音さんの持病は、脊椎側彎症(せきついそくわんしょう)です。
文字どおり、脊椎(背骨)が側方に彎曲する病気で、原因は先天的なものや後天的なものなど様々です。
服部百音さんは中学生の頃に発症して、装具をつけて治療にあたっていたそうです。
装具をつけての治療は、成長期が終わるまでとされているので、現在は治療が終了しているものと思われます。
こちらは、公式チャンネルの動画^^
音色に、魂が引き込まれます!
若くして、堂々とCDデビュー!
音楽こそ、実力がはっきりわかる世界ですね!!
こちらは音楽家の方々です^^
色々な発見がありますので、是非ご覧下さいね♪
服部百音は4代目の音楽家
以上、服部百音さんについて見てきました。
曽祖父、祖父、父についで4代で音楽家なんですね。
驚きました。
そして、20歳の時点で、既に4回もグランプリを獲得しています。
ですが、2020年8月現在はコロナ禍で、コンサートやリサイタルは厳しい状況にあります。
コロナ禍が早く収まって、服部百音さんの生演奏を聴いてみたいものですね。