若宮正子さんは80代。
しかし、スマートフォンアプリ開発やエクセルアートの創作に励む女性です。
経歴を見ると、若い頃やPC黎明期からデジタル機器やコンピュータの業界にいたわけではないことがわかります。
そんな方がどうしてエクセルアートやスマートフォンアプリ開発をし、デジタル庁からも注目される様になったのでしょうか。
そこで今回は、若宮正子のエクセルアートが凄い！アプリ開発の経歴やデジタル庁との関係！をテーマにリサーチしました。
若宮正子のプロフィール
若宮正子さんは86歳のプログラマーです。
ITエヴァンジェリストでもあります。
エヴァンジェリストとは、キリスト教を伝える「福音伝道者」という意味の単語です。
高齢世代にもデジタルリテラシーの大切さを説く先駆者として活躍してきた若宮正子さんにぴったりの言葉と言えるでしょう。
若宮正子の経歴
若宮正子さんは戦時生まれで、国民学校で学び、戦後に東京教育大学附属高校へ進学しました。
就職先は三菱銀行（現在の株式会社三菱UFJ銀行）です。
コンピュータのなかった時代なので、お札を数えたりそろばんを使ったりするのが苦手だったという若宮正子さんは、優秀な社員とみなされていなかったと述べています。
しかし、機械で紙幣を数えられる時代になり、若宮正子さんも企画開発などの仕事を任されるようになったことで、能力が評価されるようになりました。
最終的には昭和の時代には珍しく、管理職に昇進しています。
58歳でPCを使い始めた若宮正子
若宮正子さんは58歳でパソコンを購入、それは親の介護で友人と会う機会が減ったため友人作りをしたいという理由でした。
当時はまだインターネットも普及していない「パソコン通信」の時代です。
独学でパソコンを覚え、シニア世代の仲間にもスキルを伝えるようになる中で、クリエイティブなセンスが溢れてきました。
若宮正子のアプリ開発の経歴
若宮正子さんは、2016年からiPHONE用のアプリ開発に取り組んでいます。
アップル社のCEO、ティム・クックさんが若宮正子さんの活動を知り、「最高齢プログラマー」として紹介したことで注目されるようにもなりました。
若い方向けのスマートフォンゲームが目立つ中、高齢者でも使えるアプリを開発したいと自らプログラミングを習得してしまいます。
若宮正子の開発したアプリ
若宮正子さんの開発したスマホアプリで有名なのは「hinadan」というもので、App Storeでも配信されています。
ひな壇に人形を正しく配置するアプリです。
七草がゆの正しい具材をお鍋に入れる「nanakusa」というアプリも開発しています。
若宮正子のエクセルアート
若宮正子さんはエクセルアートも凄いと評価されています。
エクセルアートとは、エクセルのセルを塗りつぶしていく事で絵を描く作品です。
罫線で簡単に正確な直線を書くことができるところも、エクセルアートの魅力です。
若宮正子さんのエクセルアートやその作り方を紹介した「エクセルアートミュージアム」というホームページもあります。
若宮正子とデジタル庁との関係
2021年9月、デジタル庁という新しい庁が発足しました。。
そして、若宮正子さんはデジタル改革関連法案のワーキンググループにおける有識者の一人として活躍中です。
高齢者にこそITリテラシーが必要と話す若宮正子さんの経験と知識は、今後の人生100年時代に大きな力となるでしょう。
若宮正子は「メロウ倶楽部」副会長
若宮正子さんは現在、高齢者をメインターゲットにしたシニアネット「メロウ倶楽部」副会長を務めています。
また、NPOブロードバンドスクール協会で理事にもなりました。
高齢者とPC・インターネットを結びつけるための活動に積極的に従事しています。
旅行も趣味である若宮正子さんは、Youtubeで旅先の動画を投稿しており、Youtuberデビューもしました。
若宮正子の著書
若宮正子さんは自らの経験を著書にもしています。
・『60歳を過ぎると、人生はどんどんおもしろくなります。』（2017）
・『老いてこそデジタルを。』（2019）
高齢者の方にITの良さを紹介する内容のものだけでなく、定年後の人生に関する幅広い内容も含んでいるのが特色となっています。
若宮正子さんはいくつになっても技術を極めています♪
凄いですね^ ^
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若宮正子はITエヴァンジェリスト
若宮正子さんはITエヴァンジェリストとして活躍中、80代の最高齢プログラマーとしても脚光を浴びてきました。
いくつになっても学ぶ意欲を持つ姿勢、チャレンジを続ける姿勢にも驚かされます。
今後の活動にも注目です。
今回は、若宮正子のエクセルアートが凄い！アプリ開発の経歴やデジタル庁との関係！をテーマにリサーチしました。
