動物好きな方で、多くの方が真っ先に思い浮かぶのは「ムツゴロウ」さんとしておなじみの、畑正憲さんではないでしょうか。
いつも、ニコニコと笑顔で動物をなでる姿が印象的ですが、実は非常に多才な人物としても有名です。
絵画での才能を発揮していますし、教科書に作品が掲載されたこともある文筆家でもあります。
胃がんで食事が思うように取れなくなったこともありますが、現在でも達者で生きている体力にも驚きのエピソードが満載です。
畑正憲さんの経歴や絵画、教科書掲載作品や胃がん・食事に関するエピソード、有名な趣味についてまとめました。
畑正憲のプロフィール
畑正憲さんは東大理科二類に現役合格しており、かなりの秀才でした。
ですが、研究者の道に進むかで精神的に追い詰められ研究室を離れており、畑正憲さん自身でも修士課程を修了しているかどうか確認していません。
最終学歴が、「東大卒」なのか「東大中退」なのかはっきりしませんが、本人が学歴について確認しないままずっと過ごしているというのも珍しいですね。
畑正憲は1970年代「ムツゴロウ王国」開園
畑正憲さんは結婚しており、娘さんが一人いらっしゃいます。
その娘さんの生き物を愛して魚を食べられない、植物のトゲが刺さって痛がるといった姿を見て、畑正憲さんは北海道の無人島へ移住し、生活スタイルをがらりと変えました。
その後、1972年には北海道に「ムツゴロウ動物王国」を開園、たくさんの動物たちと共同生活を送るようになり、動物研究家やナチュラリストとして全国に知られるようになります。
畑正憲はムツゴロウ王国の借金3億を完済
知名度の非常に高かったムツゴロウ王国ですが、残念ながらレジャー施設としての経営はうまくいきませんでした。
畑正憲さん自身も3億の借金を抱えますが、現在までに借金を完済しています。
現在でも、畑正憲さんは北海道で「ムツ牧場」という牧場をしており、こちらでは乗馬体験などが可能です。
畑正憲は文壇でも実績多数
畑正憲さんは、ムツゴロウ王国開園前からコピーライターの仕事を経て、作家として成功を収めていました。
「われら動物みな兄弟」という1967年の作品は、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しています。
その後、エッセイ・小説で多数の著書を出版しており、ムツゴロウ王国関連の借金も、執筆や講演活動で返済しました。
畑正憲の「ひと声」は教科書にも掲載
畑正憲さんの「ひと声」という作品は、国語の教科書に掲載されたことがあります。
平成初期に、光村図書の教科書で収録されていました。
現代児童文学研究会の「きょうはこの本読みたいな おかあさんがいない日に読む本」にも、同作品が収録されています。
畑正憲は絵画でも個展を開く腕前
畑正憲さんは、東大入学の頭脳と文筆家としての実績を備えている上、50代から描き始めた絵画の腕も評価されています。
現在は個展を開くほどになっていて、やはり動物を中心とした絵が多いです。
畑正憲さんの描いた絵には、「MUTSUGORO」というサインが入っています。
畑正憲は麻雀界でもレジェンド
畑正憲さんは麻雀界でも名前が知られていて、現在所属プロの一番多いプロ麻雀団体、日本プロ麻雀連盟で相談役という地位に就いています。
「十段戦」というタイトル戦のきっかけとなった人物でもあり、その実力はプロ以上と評価も高いです。
不眠不休で10日麻雀を打ち続けるなど、徹夜麻雀に関するエピソードも数知れません。
畑正憲は胃がん克服後食事が元通りに
徹夜麻雀を打ち続けるのにも相当な体力が必要ですが、畑正憲さんは39歳で胃がんにかかり、胃の切除を経験しています。
その後、一時は食事があまり食べられなくなったもののすぐに回復。
現在は、元通りの食事をとっているというのだから驚きですね。
手術後2週間で、大好きな徹夜麻雀をしたというエピソードも強烈です。
畑正憲は免疫力がすごいと話題に
畑正憲さんは、職業柄動物と触れ合い、噛まれたりすることもあり全身にかなりケガをすることもあります。
しかし大抵の傷は自分で傷口を舐めて治す、旅先ではどこでも現地の生水を飲むなど、そのナチュラリストぶりは徹底していて、驚異的な免疫力を持っている事に驚かされますね。
ただ、現在ではテレビに出演して動物を触れ合うような体力を必要とする仕事はしておらず、講演や対談などの活動に主眼を置いています。
ムツゴロウさん、なんと公式YouTubeチャンネルまで開設していました!
凄い活動力ですね!
今のメインは、こちらだったりして・・・
一世風靡し、現在復活した面々!
ぜひ、面白い記事を読んでみて下さい^^
畑正憲は現在85歳も元気に活躍
畑正憲さんは、2020年現在85歳になりました。
テレビでよく見かけたころと比べると、髪が真っ白になっていますが非常に元気な様子を見せており、トレードマークの笑顔も健在です。
動物以外にも、麻雀などで常人離れしたエピソードを多数持っている方なので、存命中にさらにすごい実績を残してくれる可能性もありますね。