石田順裕さんは、ボクシングや格闘技ファンの間では、非常に有名な選手です。
何度も世界タイトルを防衛し、日本のメディアで多く取り上げられたボクサーではないため、一般の方での知名度は高くありませんが、本当に輝かしい戦績を誇っています。
石田順裕さんのボクシングでの戦績、ファイトマネーについてまとめました。
石田順裕さんはイケメンでもあり、結婚しているお嫁さんや子供についても、気になっている方が多くいらっしゃいます。
ファイトマネーが少なく、ボクシングだけでは生活できない無名ボクサーの頃から、結婚して石田順裕さんを支えてきたお嫁さんの存在は非常に大きいですね。
石田順裕さんが、奥さんに支えられながら、海外で活躍していた時代についても、簡単に紹介します。
石田順裕のプロフィール
生年月日:1975年8月18日
出身地:熊本県
学歴:私立興國高校→近畿大学卒業
所属:寝屋川石田ボクシングクラブ
職業:ボクシングクラブ会長(元プロボクサー)
石田順裕さんは、2015年までプロボクサーとして活動し、現役を退いた現在も、ボクシングクラブの会長としてボクシング界を支えています。
ファッションモデルとしても、活動実績のあるイケメンとしても知られ、芸能事務所のアクアプロモーションに所属していたと言う、珍しい経歴もお持ちです。
生まれは熊本ですが、6歳で大阪に引っ越し、この頃からボクシングを始めています。
石田順裕の学生時代
石田順裕さんは、高校時代からアマチュアボクシングで頭角を現し、高校3年生では高校選抜ライト級で優勝を飾りました。
近畿大学では、ボクシング部主将も務めましたが、卒業後すぐプロボクサーにはなっていません。
プロ転向は、社会人選手権ライトミドル級優勝後の1999年です。
石田順裕は現在寝屋川でボクシングクラブ運営
石田順裕さんは、現在では6歳から育ってきた寝屋川で、ボクシングクラブを運営されています。
明るい雰囲気のジムの中、元世界王者に輝いた会長から指導を受けられるというのが、大きなアピールポイントですね。
プロやチャンピオンを目指す方だけではなく、初心者やフィットネス目的の方も受け入れているジムです。
石田順裕の戦績
石田順裕さんは、プロボクシングで40戦を戦い、27勝(11KO)11敗2分という成績を残しています。
デビュー直後は6連勝し、東洋太平洋スーパーウェルター級王者となりました。
その後も、石田順裕さんは国内外を問わず活躍し、39歳まで現役を続けています。
石田順裕はスーパーウェルター級で世界王者に
石田順裕さんは2009年、念願の世界タイトル戦挑戦権を獲得し、マルコ・アベンダーニョ選手に勝利、見事WBA世界スーパーウェルター級王者に輝きます。
続く防衛戦も勝利しますが、2010年の試合では、開催地メキシコの挑戦者のリゴベルト・アルバレスにスプリットジャッジで、敗れ世界王者から陥落しました。
石田順裕さんも勝ったと思ったという試合で、地元選手に有利な判定が下されたのでは無いかと言う声も上がった試合でした。
石田順裕の現役時代のファイトマネー
石田順裕さんは、世界王者陥落後、ミドル級に階級を上げアメリカなどの海外で試合をしています。
この頃のプロモーターとの契約は、1試合で3万ドル以上と、かなり高額なファイトマネーです。
対戦オファーがなかなか来ないことで破棄した、ゴールデンボーイ・プロモーションズとの契約では、「最低」ファイトマネー5万ドルと報じられていました。
石田順裕さんが、海外でもボクサーとして、高い評価を受けていたことがわかります。
石田順裕の結婚した奥さん
石田順裕さんの奥様は麻衣さんというお名前で、臨床心理士の資格をお持ちです。
夫婦の間には、3人のお子さんがいらっしゃいます。
石田順裕さんの試合を観戦する姿が映像に残っていますが、非常にお綺麗な方です。
石田順裕は単身渡米で世紀の番狂わせ
石田順裕さんは、ミドル級に転向後、ラスベガスの試合で、世界をあっと驚かせる番狂わせを起こします。
石田順裕さんと戦うまで、27戦全勝・24KOの強敵との「かませ犬マッチ」が組まれ、この試合のオッズは17対1と、誰が見ても石田順裕のKO負け必至という試合でした。
ところが、試合は石田順裕さんが大振りを狙う相手のスキをつき、3度のダウンを奪う1RTKO勝利を飾ります。
この試合は、当時のアメリカスポーツ紙でも、アップセット・オブ・ザ・イヤーとされています。
あまりにも予想外の勝利に、試合後の勝利者インタビュー用の通訳が用意されておらず、インタビュー前に慌てて通訳が探されるほどでした。
石田順裕は最終的にヘビー級にも挑戦
石田順裕さんは、ボクサーとして年齢的なピークを過ぎてからも、挑戦心を持ち続けました。
2013年には、何と更に階級を上げて、ヘビー級に転向します。
K-1でも活躍した、日本王者の藤本京太郎選手との試合にも、果敢にチャレンジしました。
結果は残念ながら、日本ヘビー級王座のタイトルには手が届きませんでした。
しかし、ミドル級でも日本人で世界王者になったのは、竹原慎二さんと村田諒太さんの2人だけと言う、ハイレベル過ぎる重量級の世界です。
その世界で、30代後半で果敢にハイレベルの階級に挑む姿には、石田順裕さんを知るファンの多くの方は、感銘を受けたはずです。
ボクシングジムの合宿の模様ですが、練習キツそうですね^^;
以前のタイトル戦が、VODでも出てますね!
アスリートの方々は、本当に輝いていますよね!
後進の育成にも期待がかかる石田順裕
石田順裕さんは、現在は現役を引退されて、ご自分のボクシングジムで、後進の育成に携わっています。
世界の重量級ボクシングを知る、数少ない日本人である石田順裕さん。
ですので、今後石田順裕さんの下で、どんな選手が育つかに期待したいところです。
日本人未到達の、ミドル級よりも重い階級で、世界王者誕生も、多くのボクシングファンが待ち望んでいます。