女子のパラ射撃日本代表として、アテネや北京・ロンドンパラリンピックで活躍した田口亜希さん。
現在は東京2020聖火リレー公式アンバサダーに就任しており、様々な形で東京五輪やパラスポーツに貢献しています。
田口亜希さんのプロフィール、興味がわきませんか。
そして、田口亜希さんのアンバサダーとしての評価や周囲の反応も知りたいです。
さらに、田口亜希さんと結婚した夫や子供さんなどはどんな方なのか気になります。
そこで今回は、東京2020聖火リレー公式アンバサダー田口亜希さんのプロフやアンバサダーとしての評価、結婚した夫や子供をテーマにまとめました。
田口亜希は日本女子のパラ射撃選手
名 前:田口亜希(たぐち あき)
出 身:大阪府出身
誕生日:1971年3月12日
年 齢:49歳
所 属:日本郵船
肩 書:パラリンピック日本女子代表(アテネ・北京・ロンドン)
東京オリンピック招致「開催地選考最終プレゼンテーション」プレゼンター
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員
東京2020聖火リレー公式アンバサダー
田口亜希さんは日本女子のパラ射撃の選手です。
日本の大会を始め、様々な世界大会で活躍し、オリンピックにも出場しています。
現在は「東京2020聖火リレー公式アンバサダー」を務め、パラスポーツ普及並びに共生社会の実現に向けて活動しています。
田口亜は日本郵船で社会人スタート
田口亜希さんは1971年に大阪府で誕生しています。
身体を動かすことが好きであり、小学校時代から高校生に至るまでスポーツを楽しんでいました。
ただ、運動神経は悪い方であるとも語っており、スポーツ選手として活躍するとしたことは考えてはいなかった模様です。
高校を卒業した後は、日本郵船グループの「郵船クルーズ株式会社」に入社。
高校時代のホームステイで培った英語力を活かして旅客船の乗員として活動しています。
東京のホテルオークラで研修をしていた時、お客さんからクルーズについてクレー射撃の有無を尋ねられたことが、射撃に対する興味の最初であると語っています。
田口亜希は25歳で射撃に入門
順調に郵船クルーズで働いていた田口亜希さんですが、25歳の時に病魔に襲われます。
その病気は脊髄に影響するもので、田口亜希さんはそれ以降車椅子生活を送ることになります。
田口亜希さんはかなりのショックを受けていますが、励ましてくれる友人や仕事環境を整えてくれる郵船クルーズなどの尽力によって立ち直り、懸命にリハビリを行っています。
また入退院を繰り返していた頃に、同じ病室の方が射撃に興味のある田口亜希さんをエアライフルに似た競技に誘ってくれたことが、射撃に触れた最初と言われています。
最初は楽しみながら行っていた射撃ですが、周囲が驚くような高得点を重ねるにつれて注目される様になり、大会などで入賞を果たしていきます。
そして射撃の訓練を積み、数々の大会に入賞を繰り返す中でパラリンピック日本代表に3大会選出されました。
2004年…アテネパラリンピック
2008年…北京パラリンピック
2012年…ロンドンパラリンピック
田口亜希が活躍する射撃競技とは
射撃は、オリンピック・パラリンピックの正式種目であり、ライフル銃やピストルなどを使用して、的中点を争うスポーツです。
日本では銃そのものに対してあまり身近ではなく、射撃そのものも噂になりづらいですが、実は第1回アテネオリンピックから行われている伝統的な競技です。
身体的な技量より集中力が強く問われる競技で、男女や年齢・ハンディキャップといったハードルのない、理想的なスポーツとも言われています。
それはまた、競技者並びに観客にとっても魅力的であるとされています。
ただ一点の目標に向かって行う集中、それこそが競技者にとっての魅力であり、また観客にとっても魅力ある光景なのです。
田口亜希にとっての「射撃」の魅力
この「射撃」という競技について、田口亜希さんは以下のように魅力を語っています。
過ぎていく1日は皆いっしょ。チャンスを見逃さずキラキラ生きたい!
伊藤:どんなところが射撃の魅力ですか?
田口:射撃はチームで戦うスポーツとは異なり、自分ひとりで判断し自分と戦う競技です。風や光など外的要因はあるけれど、標的を撃つ“自分自身”が大きく結果を左右します。当てるのも外すのも自分の責任です。以前から自分に自信がなく、仕事でも周りに迷惑をかけていないか、ミスはないか不安がありました。けれど、射撃では人のせいにしたり、ごまかすことができません。もしかすると、そうした弱い自分に打ち勝ちたいという思いでつづけているのかもしれません。
引用元:CHALLENGERS.TV(https://www.challengers.tv/topics/)
他のスポーツと同じようにその舞台に立つには他の人の尽力も必須ですが、しかしいざその舞台に立った時、己と銃と的だけの世界に入っていくのでしょう。
圧倒的な集中力は他のスポーツより過酷であり、私たちが惹かれる所以なのかもしれません。
田口亜希は東京2020聖火リレー公式アンバサダー
現在の田口亜希さんは射撃選手の現役ではありますが、競技の第一線は後輩たちに譲った感があり、どちらかと言えば講演会などを通してパラスポーツや共生社会に向けて活動しています。
東京五輪の開催地選考最終プレゼンテーションのプレゼンターや、東京五輪の大会組織委員会などで東京五輪に向けて活動することが多くなっています。
2019年に田口亜希さんは「東京2020聖火リレー公式アンバサダー」に就任しており、その意気込みを語っています。
東京2020聖火リレー公式アンバサダーにボラサポ田口理事が就任
オリンピック、パラリンピックを前に、大会ムードを盛り上げる聖火リレー。来年の東京2020聖火リレーの公式アンバサダーに、日本財団ボランティアサポートセンター理事の田口亜希さんが就任しました。
(中略)
3月25日に行われた東京2020パラリンピック聖火リレーの記者会見では、田口理事は「聖火リレーにはいろんな人が携わることができます。障害の有無、性別、年齢を問わず、いろんな人に関わってもらい、また走らない人も沿道やテレビで見ていてわくわくするようなリレーになるよう、アンバサダーとしても盛り上げていきたい」と抱負を述べました。引用元:ボラサポ(https://www.volasapo.tokyo/column/2020/599/)
東京2020聖火リレー公式アンバサダーとして、TVで人気の方々も選出されています。
◯野村忠宏(柔道家)
◯石原さとみ(女優)
◯サンドウィッチマン(お笑いコンビ)
田口亜希の公式アンバサダーとしての評価や反応
田口亜希さんを始めとするアンバサダーの方々は、全国各地を巡りイベントを行って東京五輪の周知に務めています。
また2020年2月には聖火リレーのリハーサルがあり、田口さんは車椅子で走っていますが、かなり好評を博している模様です。
パラ田口さんが聖火リレーリハ「沿道声援うれしい」
聖火リレー公式アンバサダーでパラリンピアンの田口亜希さん(48)が15日、都内で行われた聖火リレーのリハーサルで走った。
田口さんが車いすで走ったのは、到着セレモニーが行われた八王子市。リハーサルで22人がつないだ聖火が聖火皿に点火(実際は火はなし)された後に「沿道から声援がうれしかった。人の心をつなぐトーチには、沿道の人の心も込もっていると思いました」と話した。
引用元:日刊スポーツ(https://www.nikkansports.com/sports/news/202002150001047.html)
全国各地のイベントも概ね成功を収めており、田口亜希さんを始めとするアンバサダーの方々の評価は「大成功」と言えるものであると思われます。
今後も、まだまだ東京五輪を盛り上げる為に活動を続ける田口亜希さん達を応援したいですね。
田口亜希の夫はどんな人?
田口亜希さんは既婚者であり、夫がいます。
詳細はあまり明かされていない模様ですが、2005年に病気を発症してから競技選手として活躍する間に結婚したものと思われます。
よって2000年代後半に結婚してのでは、と推測されます。
また田口亜希さんの「田口」は実は結婚してからの苗字であり、それ以前の苗字は「寺井」であるとされています。
田口亜希の子供
田口亜希さんの子供さんについては情報がありません。
プライベートは特に公にはしないタイプの方かもしれませんね。
こちらのような物も発見しました♪
是非、チェックしてみて下さいね^^
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田口亜希の今後の活躍に注目
現在では講演会にも精力的に出演しており、パラスポーツのみならず共生社会に向けて尽力し、高い評価を受けている田口亜希さん。
今後もその活動が周囲にいい影響を与える中で、共生社会という理想に少しずつ近づいていくことを応援していきましょう。
今回は、東京2020聖火リレー公式アンバサダー田口亜希さんのプロフやアンバサダーとしての評価、結婚した夫や子供をテーマにまとめました