現在日本では延期が決まっている東京オリンピックがスポーツの主な中心ですが、ユース世代の若者の多くはさらにその先を目指して練習中です。
アツオビン・ジェイソン選手もその中の一人で、高校でめきめきと力を伸ばし砲丸投げで世界と勝負する選手になることを期待されています。
高校記録もマークしており、現時点でも同世代の選手の中で頭一つ抜きんでた存在です。
将来オリンピックのメダリストになっていてもおかしくない選手なので、プロフィールや出身中学についても気になるところですね。
今回は、アツオビン・ジェイソンが高校記録を出した種目!出身中学や高校はどこ?をテーマに調べました。
アツオビン・ジェイソンのプロフィール
誕生日:2002年4月12日
学 歴:大阪市立墨江丘中学校→私立大阪桐蔭高校在学中
アツオビン・ジェイソン選手は砲丸投げで注目されています。
東京オリンピックこそ出場はできませんが、次のパリ(2024)・ロサンゼルス(2028)大会では日本代表の有力選手ですね。
まだ高校3年生なので、進路も含めて将来が気になる選手です。
アツオビン・ジェイソンは大阪市立墨江丘中出身
アツオビン・ジェイソン選手の出身中学は大阪市立墨江丘中学校です。
現在通っている大阪桐蔭高校に留学中の外国人選手ではありません。
アツオビン・ジェイソン選手は墨江丘中学校陸上部で砲丸投げを始めているので競技歴はまだ浅く、これからが非常に楽しみです。
アツオビン・ジェイソンはハーフ
アツオビン・ジェイソン選手はガーナ人と日本人のハーフです。
ガーナの方とのハーフ選手といえば、100mですでにサニブラウン・ハキーム選手が大活躍中ですね。
アツオビン・ジェイソン選手もその身体能力で、将来は日本中に名前が知られるようになるのでしょうか。
アツオビン・ジェイソンの実績
アツオビン・ジェイソン選手が砲丸投げで顕著な活躍を見せるのは高校時代からです。
陸上を始めた中学生時代は目立った記録を残しておらず、高校で体が成長し技術力も向上したことで一気に記録が伸びました。
特に高校2年時(2019)インターハイで優勝したことで、その存在が一気に注目されるようになります。
この時の記録は16m89でしたが、2020年3月の大会では18m23を記録しました。
これは高校生記録を5年ぶりに塗り替える一投で、しかもまだ卒業まで1年残しての記録です。
8月2日は自らその記録を更新、記録は18m62まで伸びています。
アツオビン・ジェイソンは一般向けの重さでも記録
砲丸投げは、一般向けと高校向けで実は砲丸の重さが異なっています。
18m23の高校記録を出したのは高校生向けの6kgの砲丸です。
しかし、アツオビン・ジェイソン選手はすでに一般男子向け、7.260kgの砲丸での投擲でも高校生記録(16m79)の記録を残しました。
アツオビン・ジェイソンは体格も超高校級
砲丸投げはどうしても体の大きさがなければ戦えない競技ですが、アツオビン・ジェイソン選手は188cmと非常に恵まれた体をしています。
指導者の方によるとバネも相当備えているという評価を受けていて、どこまで記録が伸びるか見ものです。
高校生のうちは大きな故障などを抱えないことも大事なので、将来を見据えたトレーニングを続けてほしいですね。
アツオビン・ジェイソンが挑む砲丸投げは世界との距離大
アツオビン・ジェイソン選手が専門にしている砲丸投げは、どうしても体格で劣る日本人が苦手としてきた競技の一つです。
砲丸投げの2020年時点での世界記録は23m12ですが、日本記録はまだ18m85なので、その差がはっきりしています。
アツオビン・ジェイソン選手は、日本で初めてこの競技で世界と互角に渡り合うだけの力を身につける選手となることができるでしょうか。
アツオビン・ジェイソンの次なる目標は19m07
アツオビン・ジェイソン選手の次なる目標は、高校生用の砲丸で19m07という記録を達成することです。
これは2016年にジュニア向けの6kgの砲丸で記録されたジュニア記録で、達成したのは当時大学一年生の選手でした。
アツオビン・ジェイソン選手が高校生のうちにこの記録を抜き去ることになれば、まさに快挙と言えます。
アツオビン・ジェイソンは中学時代の恩師から基礎を学ぶ
中学時代はまだ無名だったアツオビン・ジェイソン選手ですが、その才能を伸ばした大きな助けが中学校の陸上部顧問・橋口徳治さんの教えでした。
自らのTwitterでアツオビン・ジェイソン選手は橋口徳治さんの砲丸投げDVDを紹介し、自分の基礎が「全てここからきている」と述べました。
「『押し出す』砲丸で記録を伸ばす~骨を動かせば、コツをつかめる~」という、陸上競技指導者向けのDVDです。
ユース世代にも熱い視線が集まる男子陸上!!
アツオビン・ジェイソンさんの活躍が楽しみですね^ ^
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パリ五輪期待の新星、アツオビン・ジェイソン
アツオビン・ジェイソン選手はまだ18歳、競技歴も中学生からなので、まだまだ記録を伸ばす余地があることは疑いようがありません。
パリ五輪が開催される予定の2024年には22歳、一般向けの砲丸で20m以上を投げ五輪を目指せるほどの実力を備えるようになるのでしょうか。
やり投げの「鉄人」、室伏広治さんに続く日本人2人目の投擲種目でのメダルも期待してしまいますね。
今回は、アツオビン・ジェイソンが高校記録を出した種目!出身中学や高校はどこ?をテーマに調べました。