東京オリンピック2020のボクシング・バンタム級では金メダルが期待されている選手がいます。
それが堤駿斗さん。
鍛え上げられた筋肉の肉体美を誇ります。
そしてその成績はずば抜けたものがあるんです。
そこで今回は堤駿斗さんについてご紹介しましょう。
本人だけではなく父親や兄弟についても見ていきますから、どうぞ最後までお付き合い下さい。
堤駿斗のプロフィールと経歴
堤 駿斗(つつみ はやと)さんは、日本のアマチュアボクサー。
千葉県千葉市の出身です。
3人兄弟の2番目に生まれました。
最初は空手を習っていましたが、小学5年生からボクシングを始めます。
習志野高校時代に高校6冠を達成しました。
習志野高校を卒業後、東洋大学に進学しています。
2016年、世界ユース選手権を日本人で初めて優勝します。
翌2017年、井上尚弥以来6年ぶりに高校生で全日本選手権を制しました。
そして2019年、トラロックエンターテインメントとマネジメント契約を結んでいます。
堤駿斗が獲得したタイトル
堤駿斗が、これまでに獲得したタイトルは次の通りです。
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- ・第70回国民体育大会少年の部フライ級優勝
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- ・第28回全国高等学校ボクシング選抜大会フライ級優勝
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- ・平成28年度ASBCアジアユース選手権フライ級優勝
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- ・平成28年度全国高等学校総合体育大会フライ級優勝
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- ・AIBA世界ユース選手権フライ級優勝
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- ・第29回全国高等学校ボクシング選抜大会フライ級優勝
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- ・平成29年度ASBCアジアユース選手権バンタム級優勝
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- ・平成29年度全国高等学校総合体育大会フライ級優勝
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- ・第72回国民体育大会少年の部バンタム級優勝
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- ・第87回全日本選手権バンタム級優勝
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- ・第1回山根杯争奪戦バンタム級優勝
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- ・コンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメント57kg級優勝
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- ・第89回全日本選手権57kg級優勝
素晴らしい成績ですね!
堤駿斗の両親とは?
堤駿斗さんの母親についてはこれといった情報はありません。
ですが、父親についてはいくつか情報があります。
まず、お名前ですが、堤直樹さんといいます。
そしてボクシング経験はないのにも関わらず、オリジナルのトレーニング法を50も考案しています。
しかも、それにとどまらず、自宅にトレーニングルームまで作っているんです。
ここで、3人兄弟が練習に励んだんですね。
堤駿斗さんは、オリンピックで金メダルをとって、父親にかけてあげたいと語っています。
堤駿斗の兄弟とは?
堤駿斗さんは3人兄弟の真ん中です。
上に兄、下に弟がいるわけですが、2人ともボクシングをしています。
つまり、兄弟3人全員がボクシングをしているということになります。
兄と弟、それぞれ見いていくことにしましょう。
堤駿斗の兄
堤駿斗さんの兄は堤勇斗さんです。
元々は極真空手をやっており、極真会館千葉道場に所属していました。
2006年、「千葉県空手道選手権少年団体戦」に「千葉道場Aチーム」メンバーとして小学6年生で参加して準優勝しました。
中学生では「関東大会中学2・3年生軽量級」で2連覇を果たしています。
2009年5月の「第5回国際青少年空手道選手権大会 ジュニアの部」では3位となりました。
そして2010年3月にボクシングに転向。
この時は中学を卒業したばかりの15歳でした。
高校は千葉県立犢橋高等学校に進学しますが、試合出場を許可してくれなかったので、インターハイに出場する事は出来ませんでした。
2013年に拓殖大学に入学しボクシング部の寮に入ります。
大学時代については、八王子ボクシングクラブのサイトの「平成26年(2014年)度第1回国体選考会」に名前を見ることが出来ます。
F級 椎名善聴 不戦
B級 吉野ムサシ ポイント負け 堤勇斗(拓殖大学)引用元:http://8boxing.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/-no%20subject-
しかし、これ以降はボクシング関連では、名前を見ることが出来ません。
ボクシングを辞めたのかも知れません。
堤駿斗の弟
堤駿斗さんの弟は堤麗斗さんです。
兄たちと同様に極真空手から始めます。
2009年8月には国際チャンピオンになりました。
幼い頃の様子が動画に残っています。
■極真会館 千葉県中央支部 千葉道場 『堤 麗斗 5本蹴り』!
そして、小学4年生の時にボクシングに転向しています。
U-15では4連覇を達成し、2017年8月に行われた「ASBCアジアジュニア選手権大会」の60kg級では、金メダルを獲得しています。
そして、「平成29年度日本ボクシング連盟優秀選手」では、堤駿斗さんと麗斗さんの兄弟が揃って受賞となりました。
本日はアマチュアボクシングの年間表彰式でした。自分は新鋭賞という賞を頂き、男子中学生初の受賞をする事が出来ました。これからも頑張ります。 pic.twitter.com/L8Owa93cMv
— つつみれいと (@Reito2230110) 2018年2月11日
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- 最優秀選手賞:堤駿斗(習志野高校)
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- 新 鋭 賞:堤麗斗(椿森中学校)
2018年4月、駿斗さんと入れ違いになる形で、習志野市立習志野高等学校に進学します。
そして、同年8月、岐阜市で開催されたインターハイ・ライト級で優勝しています。
堤駿斗のライバルとは?
堤駿斗さんには最大のライバルが存在します。
それは、松本圭佑さん。
現在は、東京農業大学に席を置いています。
父親は元日本・東洋太平洋フェザー級王者の松本好二さん(本名は弘司)。
U-15では小学校5年生から年齢制限最後の中学3年生時まで5連覇を達成しています。
みなと総合高等学校1年生の時には、全国高校選抜ライトフライ級で優勝を果たしています。
2人の初対決は中学時代です。
この時は、松本圭佑さんが勝ちました。
しかし、高校入学以降は堤駿斗さんが勝っています。
そして、松本圭佑さんは2020年2月20日に大学を中退して、大橋ジムからプロデビューすることが発表されました。
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東京オリンピック2020ではメダルは確実
以上、東京オリンピック2020で金メダルが期待される堤駿斗さんについて見てきました。
これまでの成績を見るとメダルは確実と言っていい選手です。
なんとか一番いい色のメダルをとって欲しいものですね。
本人も強く望んでいるに違いありません。
オリンピックまではあと4ヶ月です。
うまく仕上げて試合に臨んでくれるに違いありません。